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カテゴリ:新規事業、オフィス・店舗
高校生までの子がいる家庭の約8割で、
学校以外で何らかの学習活動(学習塾や習い事)費用をかけている。 コロナ禍で、通塾スタイルの学習塾の業績は、生徒数と単価の両面で、 厳しいものになっている。 感染対策のための設備投資も、補助金がカバーしない自己負担分の支出があり、 追い打ちをかける。 通塾控えに対応するために、 在宅型オンライン学習サービスへ移行していく流れにある。 「スタディサプリ」 ・・・ 中高生・大学受験生向けオンライン学習サービス 月額 1,980円で、5教科18科目の授業が1動画 最短1分から見放題で学習できる。 月1,980円で見放題 ・・・ 昭和世代とはえらい違い。 いいサービスだ。 昔は、本屋へ行って、ドリルや参考書を買ってはみても、 自分に合わなかったり、続かんかったり、無駄が多かった。 塾へ通おうにも月1,980円なんかじゃ無理だったし・・・。 チロルチョコが1個10円(消費税なんてのは無かった)だったのが、 今では税込22円と2倍になってるのに、 塾代は、2倍にはなっていない。 昔は、どんだけボロい商売だったかが窺い知れる。 大きな自社家屋もアチコチに建てることができるくらいには。 オンライン学習サービスは、 今、 競合が激しくて、 ただ単にオンライン学習サービスへ移行すれば生き残れるという感じではなさそうだ。 従来の通塾スタイルにあって、 オンライン学習サービスにはないメリットを徹底的に突き詰めて、 デメリットを吹き飛ばすくらいのサービスにブラッシュアップできないと、先は無いのかも。 K塾では、勉強しかしないで倫理道徳のない子ばかりになったらどうしますか? ・・・のようなニュアンスのTVコマーシャルを打ち出してるな・・・。 通塾でしか得られない、生徒・講師との学校の枠を超えた交流とか、 社会マナーの習得とかも大事ですよ~ということを訴えたいのだろう。 検温、マスク着用、手洗い、換気、什器消毒、席間距離 ・・・ 必須の対処を講じながら -*-*-*-*-*-*- 塾としてのテナント需要が、この先、萎んでいくだけなのか? 少子高齢化とのダブル逆風に、どのような戦略で立ち向かうのか、気になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年03月18日 11時55分08秒
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