ホロビッツのピアノ
明石の友人からホロビッツのピアノを弾いたと連絡があった。今年のいつからか日本に入ってきたそのピアノは、今は神戸にあるらしい。友人のピアニストの演奏映像をメールで送ってきた。聴くと、本当にCDのあの音がしている。ピアニストの演奏も「Hungarian Rhapsody No.15」のホロビッツ版「戦争ソナタ7番」のラストの二つ。それもそれですごいのだが、音も猛烈で、あの爆音があった!昔のレコーディングの音は、録音技術の未熟さが大きく作用してると思っていたら、そうでもない。音の「印象」はちゃんと伝えているとおもう。このホロビッツのスタインウェイにしかり、家のプレイエルにしかり。今のピアノはどれも似通ってしまっている。多様化する社会とは正反対に行っていると思う。