2月17日(火)も、濃い一日
森田さんのところへ、数日お世話になるかもと思ってたが、一日で終了してしまったため、折角関西に来たのだから、更に西に行って、他の工房も見る事にした。森田さんがやさしく迎え入れてくれたので、少々調子に乗った感は否めない。何せ2006年にフィレンツェの工房に訪問した以来の工房訪問。自然にテンションが高くなっていった。宿はあえて予約してなかったし、事前に見学に行くかもとは伝えてあったし、皆さんやさしいので融通を効かせていただいた。ありがとうございます。アトリエピアノピアhttp://www.atelier-pianopia.com/大阪にある工房。お昼の予定になったので、その時間まで阪神高速道路をドライブしてみた。初めはなれなかったけど、車越しにコミュニケーションをしてる感じがあり、人情を感じて楽しかった。工房を訪問すると、早速ご近所の定食やでお好み焼きをごちそうしてくれた。美味しかった。唐揚げサービスしてくれた。こういうローカルなお店は観光では入れない。お好み焼き、写真取ればよかったのにと少々後悔。技術話の交換を短い時間でしまくった。FBを始めたから、今後もFBでやり取りして行こうと思う。この写真は、ピアノピアが撮影したもの。今回はホント写真を撮る余裕が無かった。午後4時には、神戸市東灘区へ移動。日本ピアノサービスhttp://www.nippon-piano-service.co.jp/午後3時着の予定が一時間も遅れてしまったが、大ベテランの三宅さんがいろいろ丁寧に対応してくださいった。お忙しいところ突然訪ねたのにもかかわらず。本当にありがとうございます。1930年からある老舗。日本で、良い時代のスタインウェイを、恐らく一番修復してきた所。膨大な経験値を持ってるに違いない。さいたまピアノ工房も、末永く存在させたい。工房で作業をしてる1908年製のスタインウェイの仕上げの参考になった。この日は明石の友人宅に泊めてもらうことになった。今日はたまたま休みだったそうだ。申し訳ないと思ったが、甘えてしまった。その前に、神戸の元町でコンサートを聞くことになった。ピアノは八木良平さん。以前ファツィオリでドビュッシーの前奏曲集第2集を聞いたことがある。詩的で知的な演奏だった。偶然聞けたコンサート。今回は、ジョン・ケージだった! 初体験。4分33秒は、見事だった!?音楽とは何か、考えさせられた。説明も分かりやすく、楽しかった。夜11時に、明石の友人宅へ到着。急な事にもかかわらず、ご両親が布団を敷いててくださってた。申し訳ない気分になった。この思いつきの一日は少々無茶苦茶だった。たった一日で、初めての街、初めての人、初めての音楽に触れた為か、頭の中が整理できないまま、ハイテンションのまま就寝した。