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テーマ:読書の愉しみ(964)
カテゴリ:詩とやまと歌と
雪の日や炬燵をすべる土佐日記 漱石 12月9日は夏目漱石の命日に当たります。 森鴎外も漱石と並び賞される同時代の大作家。二人が直接顔を合わせたのは二回 程度だったらしいのですが、鴎外は『夏目漱石論』で漱石を賞賛しています。 (漱石の)今の地位としては、低きに過ぎても、高きに過ぎることはないことは明白である。 という内容です。 漱石が偉大な作家であったのは、鴎外も認めるところだったのですね。 『吾輩は猫である』などの小説で有名ですが、漱石は英語にも堪能で、漢詩も “中国語できいても美しい”と評されました。 俳句は、生涯の親友、正岡子規に学びました。冒頭の句も、子規に書き送って 忌憚ない感想を教えてほしいと言っています。 ユーモラスな句を多く残しています。 引用および参照元:『夏目漱石全集』ちくま文庫 森鴎外『歴史其儘と歴史離れ――森鴎外全集14』ちくま文庫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 9, 2019 12:00:26 AM
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