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December 26, 2019
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カテゴリ:詩とやまと歌と
​​​​星 悠…ユウ


石の魚と自分の間を。
いま。
時間が流れる。
​草野心平『石の魚』から。化石になった1億年前の魚に寄せて。1億年前は悠悠と泳ぎ回った魚です。水成岩に固められ、生きた姿を見せてくれる魚です。時間と空間を越えて出会った“自分”は、刹那を生きる者ですが、石になった魚は遙かに長い時を生き、これからも生きることでしょう。
石の魚と自分の間を。
いま。
時間が流れ、
雲が流れる。

 初めて化石という物を知ったとき、本体が残ったわけではないけれど、生きたときの儘の姿が写し取られる不思議に感動しました。自然の行う何という奇蹟。
 そして、草野心平の見た・感じた情景もまた、詩の中に写し取られて、これからも生き続けるのです。


       引用および参照元:『入沢康夫・編 草野心平詩集』岩波文庫
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Last updated  December 26, 2019 12:00:23 AM
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