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October 21, 2020
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カテゴリ:詩とやまと歌と
​ ​日中は暖かくても朝晩に寒さを感じるのが「朝寒」「夜寒」です。

 子規の『夜寒十句』は、虚子を猿楽町に訪れ、夜に帰途についた時の句。
縁日の古着多き夜寒かな
きんつばの行燈(あんどん)暗き夜寒かな
交番の前を通りかかるとちょうど交代の時間だったようです。
​交番の交代時の夜寒かな​

子規は「薄給にて廉なるは君子たるに庶幾(ちか)し」と巡査を讃えます。「交代時の夜寒」に警察官の仕事の大変さが感じられます。「廉なる」は「心清らかで欲がない」こと。

星 ​廉…レン​
​​

 「廉」は元の意味が「角」と通じる漢字でした。
「廉」というと「廉価」なんていう熟語が先に頭に浮かんでしまうわたしですが、「清廉潔白」という熟語も思い出しました。

清廉潔白…心が清らかで私欲がなく、行動が理にかなっていること。清・廉・潔白
     とも「やましさがない、けじめがついている、心がきれい」という意味
     の漢字で、いうことなしの熟語です。


​​​
   引用および参照元:『日本の名随筆72 夜』作品社 から 正岡子規『夜寒十句』​​





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Last updated  October 21, 2020 12:00:15 AM
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