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FNN.jpプライムオンライン チャンネル登録者数 15.1万人 登録済み 2016年、さら地だった場所に徐々にその姿を現し、ついに着工からおよそ3年の月日を経て、11月30日、新しい国立競技場が完成した。 この完成をもって、「新国立競技場」ではなく、「国立競技場」という名称になった。 整備費は、1,569億円。 地上5階から地下2階、座席はおよそ6万席あり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる。 木材を前面に出したデザインは、建築家・隈研吾さんによるもの。 「杜(もり)のスタジアム」というコンセプトを基に、自然との調和を意識したデザインが随所にちりばめられている。 屋根の重さは、2万トン。 屋根の一部はガラスで作られていて、競技場の天然芝に効率よく日光が当たるように計算されて配慮されている。 特徴的なひさしは、47都道府県の木材が集められている。 スギの木と沖縄県の琉球松が使われているが、北側には北海道のもの、そして南には沖縄の木材が使われるなど、方角に応じてスタジアムに配置されている。 トラックは、東京オリンピック用に開発されたもので、イタリアのモンド社製のもので、高反発なので、記録が期待されるだけではなく、アスリートの疲労を軽減するようなそんな設計にもなっている。 もちろん猛暑対策も行われている。 「気流創出ファン」というものがスタジアム内に185台あり、観客席全体に風を届けることができ、競技場全体で空気を循環させて、体感温度を低くすることができる。 観客席にも配慮されていて、実際色を見ると、1色だけではなく、茶色、黄緑など5色でモザイク状に配置されている。 地面に近いほうが茶色などで、空に近くなると薄い色になっている。 これはなぜかというと、色をまだらにしたことで、万が一、空席があるような試合でも人がいるように見える。 空席が目立たない設計になっているという。 (2019/12/02) ホームヘ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月07日 11時44分48秒
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