桜島は,火山国日本でも有数の活火山。底には生きた自然の力が道あふれています。
間近に見る山の姿は,溶岩の織りなす不思議な景観---。
日常から離れて,ダイナミックな火山パワーを体感する旅にでかけませんか。
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噴火活動が活発化している鹿児島県・桜島で5月11日午前2時2分、今年500回目の爆発的噴火が観測されました。このままのペースで爆発が続けば、年間最多の548回の爆発を記録した昨年を上回ります。
< 噴火回数 > ★【概ね噴煙の高さが1,000m以上】
桜島では噴火活動が活発なため、噴火のうち、爆発的な噴火もしくは噴煙量が中量以上(概ね噴煙の高さが1,000m以上)の噴火の回数を計数しています。資料の噴火回数はこの回数を示します。また基準に達しない噴火は、ごく小規模な噴火としています。
< 爆発的噴火 > ★【爆発地震を伴う】
桜島では、爆発地震を伴い、爆発音、体感空振、噴石の火口外への飛散、または気象台や島内の空振計で一定基準以上の空振のいずれかを観測した場合に爆発的噴火としています。
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鹿児島地方気象台によると、500回はすべて昭和火口(標高約800メートル)での小規模な爆発で、比較的規模の大きい南岳山頂火口(同約千メートル)は今年はまだ爆発していません。
同気象台は「溶岩流出を伴う大規模な爆発の前兆はないが、マグマの流入量は徐々に増加している。今年は爆発回数が千回を超える可能性も十分ある」としています。
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