榎木孝明さんが企画・主演の映画「半次郎」は,明治維新に活躍した「薩摩の七傑」の一人桐野利秋(きりのとしあき)の半生を描いています。今年の秋,全国で公開予定です。この映画のグッズとして,半次郎シールは6月1日から鹿児島市名山町の県産業会館の鹿児島ブランドショップで20枚入り100円と1000枚入り2500円の2種類が販売されています。
◆映画「半次郎」
幕末から明治維新期にかけて活躍した中村半次郎(桐野利秋)の生き様を描く。企画・主演の俳優・榎木孝明さんは,明治維新期には数多くの偉人・ヒーローがいる中で,敢えて中村半次郎にスポットを当てた理由を,次の様に語っています。
⇒~出演
榎木孝明,AKIRA(EXILE),白石美帆,葛山信吾,田中正次,北村有起哉,
津田寛治,坂上忍,永澤俊矢,広島光,田上晃吉,雛形あきこ,竜雷太 ほか
⇒オフィシャルサイト「半次郎」
⇒YouTube榎木孝明出演の動画:
西郷隆盛はキリシタンだった
● 十数年来,個人的に彼のファンなのですが,小説等の影響で,「人斬り以蔵」等と同じような「人斬り」のイメージが一人歩きしている気がしていました。
調べてみても,彼が自分の意志で斬ったのは1人記録にあるだけで,それ以外に自ら進んで人を殺したという記録は全然無くて,彼が京都時代に書いた日記など読むと,とても緻密に考えるセンスの良い人という印象を受けました。
それで,僕が考える半次郎像を映画化することで,単なる「人斬り」というイメージを払拭したいと以前から思っていました。
~ 作品を通して最も伝えたいテーマは何ですか?
● 現代は,様々な問題がある中で皆個々には「このままでいいのかな?」という思いを持ちながら,どう行動すればいいかよく分からない,という時代だと思います。
半次郎は,身を持って行動する。結果的には西南戦争で死んでいくんですけれども,先ず行動を起こすということが非常に大事だと思いますので,この作品を通じて彼のような能動的な生き方を示すことは,現代への問題提起にもなると思っています。
また,僕は,悪いことをすると「お天道様が見てるぞ」みたいな事を言われて育った世代なのですが,そういう教えが失われつつある中で,誰が見ていようと見ていまいと関係なく,自分の生き方や正義を貫く半次郎の姿勢も今の時代に伝えたいことのひとつですね。
⇒
鹿児島ブランドショップ:鹿児島県鹿児島市名山町9-1 鹿児島県産業会館1F
ショップでは薩摩焼,屋久杉製品,本場大島紬,郷土玩具,郷土菓子,お茶,さつま揚げ,黒豚加工品,醸造品,農産加工品,焼酎等,約1600品目を品ぞろえ。
⇒鹿児島ブランドショップ東京店:千代田区有楽町1-6-4 千代田ビルかごしま遊楽館3F
▼榎木さんは,鹿児島県伊佐郡湧水町(旧菱刈町)の出身。瑛太さんの父親も,湧水町 出身。瑛太さんは,小学生の頃は,毎年一度は父の郷里に帰省していたということです。
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