出典:「国交省 大隅河川国道事務所」
桜島の昭和火口から噴煙が上がり始めたのは今から5年前ですが、その昭和火口の大きさが5年前と比べると、2倍以上、大きくなっていることがわかりました。
大隅河川国道事務所によると,桜島の昭和火口は一連の噴火が始まった直後の2006年の11月は東西方向に106メートルでしたが、4年後の去年は252メートルと、およそ2.4倍となっています。南北方向もおよそ2.3倍です。
桜島の爆発回数は今年すでに759回に上っていますが、今年は去年より雨が少なく、土石流の発生回数も去年の同じ時期の半分以下で推移しています。このため、大隅河川国道事務所は、昭和火口付近では火山灰などが堆積していて、少しの雨でも土石流が発生しやすい状況になっているとして、注意を呼びかけています。
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桜島は姶良(あいら)カルデラ(南北17km,東西23km)の南縁部に生じた安山岩~ デイサイト(SiO2 57~ 67% )の成層火山です。北岳,中岳,南岳の3 峰と権現山,鍋山,引ノ平などの側火山からなり,人口が密集する鹿児島市の市街地に近接しています。
◆噴火回数,歴代2位に
桜島の今年の爆発回数は8月22日,550回を記録し,歴代2位となりました。鹿児島地方気象台によると,年間爆発回数は,1955年10月の観測開始以来,2009年の548回が2番目に多かったということです。
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