◆数多くの偉人・傑物を輩出!日本屈指の雄藩を徹底追究
桜島を抱く鹿児島県は,かつて「薩摩国」(さつまのくに」と呼ばれていた。江戸からも京都からも遠く離れたこの南の地は,代々島津家(しまづけ)が統治し,独自の文化と反映を築いてきた。
明治維新とその後の近代化を実現させたのは,他でもない旧薩摩藩の志士たちである。「薩摩藩精強無比の千年史」 は,戦国大名を含めれば,千年近い歴史を持つ薩摩藩を徹底特集。
圧倒的存在感で日本を動かしてきた,熱き「隼人」たちの真実に迫る!
◆日本新時代の礎を築いた熱き男たちの真実!◆【特別寄稿】桐野作人(歴史作家)「薩摩藩」とは、何だったのか◆【特別インタビュー】島津修久(島津家第32代当主)「今も江戸時代が続いていたら、私が暗君第1号だったかもしれない。」◆戦国最強! 鬼の軍団を統率した漢たち「島津四兄弟の真実!」/薩摩古代史論/誕生、薩摩藩/幕末薩摩維新/東郷平八郎―静かなる薩摩男児の「生き方」/西郷隆盛―巨星、墜ちてもなお輝く ほか
■ 目次
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【プロローグ】鹿児島出身の歴史作家・桐野作人が、今改めて考える―
◆「薩摩藩」とは、何だったのか
【第1章】薩摩の歴史は島津家の歴史なり! 名門の原点から現在までをダイジェスト
◆「暗君なき」黄金史の全貌
【第2章】「歴史探訪」スペシャル・インタビュー 島津修久(島津家第32代当主)
◆「今も江戸時代が続いていたら、私が暗君第1号だったかもしれない。」
【第3章】最大の敵は裡にあり。血で血を洗う内紛劇が勃発!
◆島津VS島津―熾烈なる生存競争の果てに
【第4章】戦国最強! 鬼の軍団を統率した漢たち
◆島津四兄弟の真実!
1)徹底分析・四兄弟「完全攻略」
2)戦国島津三大決戦!
3)猛将・義弘、風雅の武人
4)深層・関ヶ原敵中突破!
5)戦国島津「第5の男」豊久という男の実像
【第5章】鹿児島男児の代名詞「隼人」の謎と起源を探る
◆薩摩古代史論
【第6章】薩摩新時代が始動! 日本屈指の雄藩を育んだものとは?
◆誕生、薩摩藩―キーワードから読み解く「強さ」の秘密
1)島津日新斎いろは歌
2)郷中教育
3)琉球統治
4)外城制度
5)独特の風土
【第7章】斉彬、重豪―二人の蘭癖大名と異色の改革者の物語
◆幕末薩摩維新―新しき波、新しき時。
維新への動きと政治的ベクトルが一目で分かる
◆幕末人物相関図
【第8章】幕末騒擾の申し子! 時代を回転させた男の生き様
◆国父・久光の「刃」
【第9章】今も人々の心に生き続ける、鹿児島が生んだ英雄の真実と生涯!
◆西郷隆盛―巨星、墜ちてもなお輝く
【第10章】神棚に祀り上げられた軍人の深層……
◆東郷平八郎―静かなる薩摩男児の「生き方」
鹿児島の歴史、名所・名品を旅する
◆コラム「さつま浪漫紀行」
1.桜島
2.薩摩の賢君とビスケット
3.名勝 仙巌園[磯庭園]
4.鹿児島弁ミニ講座
5.戦国島津の祭りに、心躍らす!
6.鹿児島県歴史資料センター黎明館
7.霧島神宮
8.尚古集成館
9.京都に残る薩摩の香り
10.宿敵、そして愛。―薩摩の男と会津の女
11.鹿児島の芸術を、訪ねる。
・発売日 2013年5月27日 定価 [本体838円]+税 ISBN 978-4-86391-758-3
【送料無料】薩摩藩精強無比の千年史