>>>桜島山体膨張さらに続く
今月1日から山体の膨張が続いている桜島は、さらに膨張傾向が進行している。
鹿児島地方気象台によると,桜島の膨張の様子を記録した伸縮計のデータによると,今月1日から膨張が続いている。 火山性地震は12日,やや多くなったが,13日はおさまっている。 気象台は活発な火山活動が続いているとして,引き続き、大きな噴火とそれに伴う噴石などに注意をよびかけている。
>>>大隅半島震源地とする地震,肝付町で震度3
13日、午後2時27分ごろ大隅半島の東方沖を震源とする地震があり,肝付町で震度3を観測した。震源の深さはおよそ50キロ,地震の規模を示すマグニチュードは4.8。 この地震で,肝付町で震度3,鹿児島市喜入町,霧島市福山町,鹿屋市で震度2を観測した。
◆ 「 桜島 火山の状況に関する解説情報 第2号」
平成27年1月6日10時30分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_05_20150106103022.html
1.火山活動の状況
大隅河川国道事務所の有村観測坑道及び京都大学防災研究所のハルタ山観測総合坑道に設置している傾斜計及び伸縮計では、1日頃から山体の膨張と考えられる変化がみられています。昨日(5日)以降も同様の変化が続いてます。
同様の変化がみられた、2012年7月24日及び2013年8月18日は多量の噴煙を噴出する噴火が発生しており、今回も同規模もしくはそれ上の噴火が発生する可能性があります。
今後の火山活動に注意して下さい。
2.防災上の警戒事項等
昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流さて降るため注意してください。
爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
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