出水平野のツル 5回目の羽数調査
国内最大のツル越冬地・出水平野で,19日朝,飛来したツルの数を数える今シーズン5回目の調査が行われ,ナベヅルやマナヅルなど1万3253羽が確認されました。この調査では,ツル保護会や地元の中学生らが,ねぐらから飛び立ったり,羽を休めたりしているツルを数えました。今シーズン最後の調査は,1月に行われます。
出水平野のツルは,渡来羽数と種類の多いことで知られます。大正10年3月天然記念物保存法により,天然記念物及び禁猟区の指定を受け,更に1952年3月に「特別天然記念物鹿児島県のツルおよびその渡来地」に指定されました。指定区域面積は約245ヘクタールです。
◆出水市のツル観察センターオープン
国内最大のツルの越冬地、鹿児島県出水市で,観光客などがツルを観察できる施設がことしもオープンしました。
◆出水市ツル観察センター (イズミシツルカンサツセンター)
鉄筋コンクリート2階建てのツル観察センターの目玉は,360度の大パノラマ。そこに広がる大自然のおりなす一大風物詩ともいえるツルの美しい舞は見応えがあります。また,パネルやビデオによるツル情報は一見の価値があります。館内には食堂や売店も完備され,出水の冬の観光スポットとして人気です。
・住所:出水市荘2478-4
・営業期間 : 9:00~17:00 2016年3月第4日曜日(期間中無休)
・料金大人 : 大人:210円 中学生 : 中学生:100円
・バリアフリー設備車椅子対応トイレ:○ 車椅子対応スロープ:○ 車椅子対応レストラン
・問合わせ0996-63-4061
◆ツル博物館クレインパークいずみ
旅行ガイド【九州】