降圧薬で劇症肝炎、2人が死亡…18人に副作用
厚生労働省は12日,降圧薬として広く使われている「アジルサルタン」「アムロジピンベシル酸塩」を含む製剤で、横紋筋融解症などを18人が発症し,重い肝障害の劇症肝炎で2人が死亡したと発表した。
厚生労働省によると,死亡者のうち,薬との因果関係が否定できないのは1人。横紋筋融解症は筋肉痛や脱力などがあり,急性腎不全を起こすことがある。同省は,これらの薬で手足がしびれたり,全身がだるくなったりしたら,服用をやめて医師に相談するよう呼びかけている
同省は後発医薬品を含む武田薬品など製造販売元各社に,薬の添付文書の「重大な副作用」の項目に横紋筋融解症や劇症肝炎などを追記するよう求めた。
>>>高血圧症治療剤アジルサルタンとアムロジピンベシル酸塩の配合剤「ザクラス®配合錠LD」、 「ザクラス®配合錠HD」および高血圧症治療剤「アジルバ®錠10mg」の日本における発売について
当社(武田薬品)は、高血圧症治療剤「ザクラス®配合錠」(高血圧症治療剤アジルサルタン(一般名、以下「アジルサルタン」)とアムロジピンベシル酸塩(一般名、以下「アムロジピン」)の配合剤)、および、剤形追加として高血圧症治療剤「アジルバ®錠10mg」(一般名:アジルサルタン)を日本で発売しましたのでお知らせします。 --