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九州全域への結節点でもある博多駅周辺では,宿泊特化型のホテル建設計画が相次いでおり,駅周辺だけで2017年までに千室程度が新たに生まれる見通しです。最近では既存ホテルの改装や海外資本による買収・リニューアルも相次ぎ,ホテル間競争は激化しています。 福岡市では,全国の都市と比べても,コストパーフォーマンスの高いホテルが目立ちます。5000円から2万円程度までの狭い価格帯で,ファーストクラスから格安ビジネスクラスまであらゆるジャンルのホテルがしのぎを削る状況にあります。 また,全国チェーンのホテルをしのぐ評価を得ている,個性的な地場資本のホテルも複数存在していることです。「ホテル イル・パラッツォ(HOTEL IL PALAZZO)」はその代表です。ビジネスクラスホテルであるにもかかわらず,ファーストクラスの「グランド・ハイアット・福岡」に次ぐ評価を得ています。 エコノミークラスホテルでは,地場の「博多グリーンホテルアネックス」があ高い評価を得ています。Wi-Fiなどビジネス用途に求められる設備はほぼすべて備えています。他ホテルではあまり見かけない,チェックイン13時,チェックアウト12時という滞在時間の長さなど,サービスにも工夫を凝らしています。 「ホテルアクティブ!博多」は,山口県の老舗旅館が展開する新興ブランドで,2010年に福岡に進出。各階にフリードリンクのサーバーを置いたり,コインランドリーを無料にするなど,サービスの充実に力点を置いた特徴あるホテルです。
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