救命措置が必要な場面に居合わせた人に、適切な応急手当てを積極的に実施してもらおうと、大阪市消防局が適切な措置方法を動画で説明したスマートフォンやタブレット端末向け「救命サポートアプリ」の無料提供を始めた。大阪市消防局は「万一の際に命を救うお手本として活用してほしい」と呼びかけている。
動画では、心臓マッサージのテンポ(1分間あたり約110回)に合わせて「ピッピッ」という電子音を流し、ハートマークを点滅させるなど、聴覚と視覚の両面からサポート。乳児の場合は母親が処置を行うことを想定して女性職員が実践するなど、工夫を重ねた。
アプリでは、「分かりやすさ」と「誰でも使える」ことを重視。起動させて、
成人,子供(1~15歳),乳児(1歳未満)という選択肢から1つを選択すると、各年代に合った救命措置の方法を説明する動画が流れる。
⇒⇒ 大阪市消防局 ⇒ 報道発表資料 「救命サポートアプリ」の運用を開始します ~いざ!という時に、あなたも命も助けます!~ ⇒
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/shobo/0000430485.html
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消防庁によると、2016年の1年間に、一般人が居合わせた状況で心肺停止状態となった人は約2万5千人。うち、一般人による救命措置が行われた約1万4千人の1カ月後の生存率は、行われなかった場合より約1・8倍高い16・4%、社会復帰率は同約2・4倍の11・7%だった。中でも、AEDなどによる処置が行われた人(約1200人)をみると、生存率53・3%、社会復帰率45・4%とさらに大きく向上している。
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