くも合戦 未来遺産申請 加治木保存会,継承狙う
※ NHKテレビニュース画面より
加治木町くも合戦保存会(姶良市)は,伝統行事「加治木くも合戦」を日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に申請,登録を目指している。役員の高齢化が進む中,若者の関心を高め,行事を継承するのが狙い。書類選考や現地調査を経て,12月にも登録の可否が決まります。
400年以上の歴史がある「くも合戦」は国の無形民俗文化財で,毎年6月に開催される。保存会で運営を担当する役員19人は60代以上が多く,後継者が不足している。またクモの生息域が狭まっており,生態系の保全も課題だ。地域の文化・自然を子や孫に伝える活動を支援する未来遺産と趣旨が合うとして,申請を決めました。
「くも合戦」は,400年あまり前,豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に薩摩の武将,島津義弘が兵士の士気を高めるために行ったのが始まりとされ,国の「選択無形民俗文化財」になっています。
姶良市加治木町の会場には県内外からおよそ130人が集まり,参加者たちはこの日に向けて育ててきた自慢のクモを持ち寄りました。
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加治木くも合戦
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「くも合戦」は,長さ60センチの棒の上でコガネグモのメスどうしを闘わせ,棒から落ちたり糸を巻き付けられたりすると勝負が決まるルールです。
※ NHKテレビニュース画面より
長さ60センチの細い棒の上で2匹のコガネグモモを闘わせる,「くも合戦」は,姶良市の伝統行事です。後ろにかみつく,または糸を巻き付けたクモの方が勝ちとなります。
「くも合戦」は,豊臣秀吉の朝鮮出兵-文禄・慶長の役(1592年〜1598年)-の際に薩摩の武将,島津義弘が兵の士気を高めるために始めたとされます。1996年には国から「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されました。
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