初詣 諏訪神社 （出水市）
武功守護の神社として，また御子神が十九神あることから子授け・子宝安産の神様としての信仰が厚く，社殿内にある雌雄の狛犬（木製）を撫でると安産するとの言い伝えがあり，参詣がたえません。
文治三年初代島津忠久公は三州の守護職に任ぜられ，山門院に下着し木牟礼城に在城の折，前任地信州諏訪の上下の大明神を勧請し，領国の守護神として城内に祭りました。
現在地には，出水領主薩州家二代国久公の時(十五世紀後半)に遷座されました。安永二年，大正七年に改築した記録があり，平成四年には神明造りの社殿に改築し面目を一新しました。
住所： 鹿児島県出水市麓町１３−３８ 諏訪神社：0996-62-3671
初詣 揖宿神社 （指宿市）
出所：揖宿神社ホームページ http://www.ibusukijinsha.com/
天智天皇御滞興の縁の地として，建立された神社。航海安全，諸業繁栄の守護神として崇敬されています。シーズン中は出店があり，地元の方も多く参拝します。
揖宿神社は，天智天皇御滞興の縁の地として，慶雲３年（西暦７０６年）にこの地に建立され，航海安全，諸業繁栄の守護神として崇敬されています。
特に，薩摩藩代々藩主の尊崇殊の外篤く，３２度に及ぶ社殿の改修等全て藩費をもって施行されております。また，目通り８メートル，樹齢１０００年を越える大楠８本を始め樹齢５００年の大銀杏・椋・那岐等の大樹が群生し，鬱蒼とした森を形成していることから，「揖宿神社の社叢(しゃそう)（森）」として鹿児島県天然記念物に指定されています。
住所 ： 鹿児島県指宿市東方773番地 0993-22-4052
初詣 蒲生八幡神社（かもんはちまんじんじゃ） （姶良市）
藤原氏の流れを汲む薩摩蒲生（さつまかもう）氏の初代・舜活（ちかきよ）が創建。平安時代末期の保安（ほうあん）4年（1123），大隅国への下向（かこう）を機に，生母ゆかりの宇佐八幡宮（うさはちまんぐう）を勧請したという。その後，蒲生氏は島津氏の軍門に下ったが，島津家17代当主の義弘は蒲生八幡神社を再興。「正八幡若宮」の額を掲げ，太刀や甲宵などを寄進した。ちなみに同社の社宝には銅鏡が多く，なかでも鎌倉時代制作の「銅鏡 秋草双雀文様（あきくさそうじゃもんよう）」は，国の重要文化財の指定を受けている。
境内の大楠は国の特別天然記念物。推定樹齢は1600年で，昭和63年（1988）の環境庁の調査により，樹高30mの日本一の巨樹と認定された。この木は平安遷都の時代の貴族・和気清麻呂（わけのきよまろ）に縁付くもの。宇佐八幡宮神託事件で大隅国へ流された清麻呂が，当地に刺した杖が育ったという。
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蒲生八幡神社境内にそびえ立つ大楠は，樹齢約1,500年，根周り33.5メートル，目通り幹囲24.22メートル，高さ約30メートルと日本で一番大きなくすのきです。環境庁が1988年に実施した調査で，日本一に認定されています。
住所 ： 姶良市蒲生町上久徳2252
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