6月1日(土)~6月2日(日) 山川みなと祭り
photo:https://www.ibusuki.or.jp/event/calendar/4666/ 指宿市観光協会
山川みなと祭りは,毎年6月第1土・日曜日開催されています。カツオの水揚げが盛んな指宿市の山川港で繁栄と航海の安全を祈願するお祭りです。漁船団パレードが行われ,神輿や踊り連も街を練り歩きます。恒例の「かつお節削り競争」は,人気の催しです。活魚の掴み取り,かつおのたたきやかつお節の大安売り等が催されます。前日の6月1日(土)には,20時から花火大会が開催されます。
・住所: 鹿児島県指宿市山川福元6717
・開催日:2019年6月1日(土)~6月2日(日)
・開催場所:山川港水揚げ場およびその周辺
・プログラム花火大会:1日20:00~
時間 | 6月1日(土)
20:00~花火大会
6月24日(日)
8:00~神事
8:30~9:30船団パレード
10:10~11:40街頭パレード
12:00~祝賀演芸会
14:30~活魚つかみ取り大会
《協賛行事》
6月2日(日)
8:00~16:00鰹節の大売出し
9:00~茶節のサービス
14:00~青物魚詰め放題 |
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・アクセス: JR山川駅から車で5分
・問い合わせ先: 0993-34-1141 菜の花商工会本所
--ポケットに鰹節を入れていきなさい--
「大塚さん、あんたは明治の副学生部長やってるんだってね。たいへんだろう。家出るときにポケットに鰹節を入れていきなさいよ。学生にとっつかまって、一晩や二晩糾弾されて、どっかの教室に軟禁されても、水飲んで、鰹節しゃぶってりや、学生がへたばっても絶対残るから」って。
出典:『弱き者の生き方』 大塚初重・五木寛之著 毎日新聞刊 p136~137
-五木寛之
「私はこれまで、ずいぶん多くの人々と対話を重ねてきた。しかし、今回の大塚先生との対話ほど、よく笑い、かつ深く感動した機会はなかったように思う。それは圧倒的な体験だった」ーまえがきより
ー大塚初重
「対談中に私の目が曇り、五木さんの声の震える瞬間があった。私は作家・五木寛之さんの言葉や文章表現や考え方に、幼き日からの人間形成の道のりが確かによみとれると思った。」ーあとがきより
文学と考古学という各フィールドにおいて名声高き重鎮の二人。しかし、彼らがこれまでの命がけで歩いてきた道のりを知れば、人を「勝ち組」「負け組」などという言葉で片付けてしまうことが、いかに無意味なとこかがわかる。「平和な時代に改めて戦争の話を持ち出しても野暮だと言われることを承知の上で」、二人は重い記憶を掘り起こし、現代の私たちに問う。年間3万人もの自殺者がいて、子殺し、親殺しが跋扈する。戦争でもないのになぜ人の命はこんなにも軽くなってしまったのか。人は誰もが本質的に弱い存在である。だから自分も他人も大切にしよう、一日一日を大事に生きようと一人一人が自覚して生きていく、この自覚こそが「弱き者の生き方」なのだ。