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2006/09/19
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カテゴリ:アラビーkoi

起きたら汽車に乗っていた。周囲には会社の人がいたから、社内旅行かなんかか?

「あー 良く寝た。今、どこ?」
「もースグ、台湾よ! コイさん、36時間も寝ていたんだから!」

すげぇ~ 台湾まで、線路が続いているんだぁ~ しかし、良く寝た。
【後々、この話を人民にしたら「アリガトウゴザイマス!」と。はぁ? なんで? 「祖国統一の結果ですもんね!」って。なーに馬鹿げたコトぬかしとるんじゃ、わりゃあ。世の中には国際列車っつーものもあるんだってば】

ってトコでリアルに目が覚めた。
空港到着は午前4:30。まだ暗い。でも、入国でもイロイロ審査が長くて、外に出たときは既に明るくなっていた。

空港で両替をしたのだけれど、『100US$ → 476.5NIS(シュケル)』、大体『1NIS≒2RMB』程度か?
JPY(日本円)換算よりも、RMB(人民元)換算の方がしっくりくるこの脳ミソ。かなり赤い。
あ、空港のゲートで、でっかい男に「ディープウインク」された。ここはそんなトコロらしい。


バスに乗ってイェルサレムの旧市街へ。『ダマスカス門』というトコに着いて、そのまま「アラブバス」っつーのえでイェリコまで行っちゃえ! パレスティーナだ!!
なんでも
1、63のバス → アブ・ディール -(セルビス)→ イェリコ
2、36のバス → バタリ(ばとら?) -(セルビス)→ イェリコ
ってルートがあるらしい。36のバスに乗って(5NIS)バタリまで!

・・・つーか、バス、非常にキレイ。新しいぞ。
中国チックなバスを予想していたのだけれど、全く別物。シートも柔らかくて、眠りこけてしまいそうだ。

バタリでは早速ご飯。ファラーフェル(豆コロッケ)のサンドウイッシュだよ!
中東に来る目的ってのは、コレを喰うことも大きな柱を成しているよね! 美味いんだ!
大きなハンバーガーみたいなのが3NIS。80円くらい? 0.4JD(←ヨルダンディナール)くらい?
そんなモンかな。物価高っ。

これまた新しいセルビス(乗り合いタクシー)に乗って、イェリコ(Jericho)に着いた。9NIS。
もう、満足。
世界最古の要塞化された町、『ここに来ること』が目的だったんだよねー 3年前に、ヨルダン側からチョロっと見たこの街に。


r20051002-1
写真1、イェリコまで

上段はテルアビブの空港にて。地下に電車が入っている(中央)。やっと空が明るくなってきた。
下段左はダマスカス門近くの「アラブバス・ターミナル」にて。バス、滅茶苦茶新しい。ピカピカ。
下段右はイェリコにて。着いて早速コーヒーを飲む。カルダモンの香りがアラブを感じさせる。



でも、何か見ないとな。。。
コーヒー飲んだトコのオヤジに言わせれば、「イェリコのおススメ? 全てに決まっているじゃあないか! 俺の生まれ故郷だぜ!」みたく。それ、アドバイスになっていないです。


☆ ちょっと物知り ☆

1993年のオスロ合意以降、徐々にパレスティナ政府が行政と治安に完全な主権を持つ地域(エリアA)が増えてきたのだけれども、一番最初にエリアAになったのが、ガザ地区の大半と、ヨルダン川西側ではイェリコだけだったみたい。パレスティナ人にとっては、やはり大切な場所なのかも知れないね。因みに、今ではオスロ合意自体が「過去の遺物」って感じなんだろうけど。


さて。とりあえず、ガイドブックに従って、『テル・アッスルターン(スルタン〔君主〕の丘)』ってとこへ行きますか。オヤジが言うように、2kmくらい真っ直ぐ歩けばいいんでしょ?


r20051002-2
写真2、イェリコにて

周辺は砂漠。砂漠、結構好きよ。これ以上広がって欲しくはないが。

上段左、中は道なんだけど、車がやっぱりきれい。新しい。コイツ等、金持ってるのか? 世界中からジャブジャブなのか? ドーなんだ? 実際? 金がないとか言ってるのは、政治的パフォーマンスなのか?

上段右はとあるお店にて。店員にカメラ渡したら、こんなの撮りやがった。画面下にギリギリ入ってる、カメラを覗き込むようなお子が心霊写真ぽっくてステキだ。
下段右はとある青果店にて。ナツメヤシを干している。干しナツメヤシの実(『タマル』と言う。インドネシア語では『くるま』だ)、大好きなんだよね。美味いんだ! 中国で売ってる「棗(ナツメ)」とはまた別物。



ぐんぐん歩く。暑いけど、歩く。流石、海抜が世界最低の街。気温が高い。
で・・・ 多分、途中でそんな感じがしたんだけど、とっくに「テル・アッスルターン」を過ぎていたらしい。道端のオヤジに呼び止められ、どこに行くんだ? と聞かれたけど、恥ずかしくて「いや、特に目的はないんだけど・・・」と答えた。「そうか、エクササイズか」と納得されたけど。

結局、「悪魔に試みられた誘惑の山(Mt. of Temptation)」に着いちゃた。ジーザスクライストが、荒野で40日間断食をし、悪魔に誘惑を・・・ って場所らしい。その跡地に教会が。


写真中段中は、その教会へ行くためのロープウェイ。たまーに動いてた。(中段左)反対側をみれば、いかにも砂漠っぽい町。黒い筋は、ヨルダン川?
写真下段左、中はその山。教会は結構高いトコにあり(中)、登る気がそがれるのだけど、高いところが好きなおバカちんのワタクシは、ついつい登った。下を見れば、結構いい景色(左)。



テル・アッスルターンまで戻って、入場することに。10NIS。

・・・・・良くは分からんが、つまりは「1万年」らしい。
1万年前の住居跡や4千年前の城壁の跡が見られる、というのがウリらしいが、正直よく分からん。


ついでだから『ヒシャーム宮』という、ウマイヤ朝のカリフが作らせた冬の宮殿あとにも行ってみた。
意地張って歩いていったのだけど、途中で道を聞いたオッちゃんが「ヒシャーム宮は俺の家の近くだから、一緒に乗ってけ」と車に乗せてくれた。ちょっと道がグチャグチャしてて、歩いてきたら迷うね、こりゃあ。


ところでこのオッちゃんはホテルのガードマンなのだけど、英語が普通に出来る。
「悪魔~の山」からの下り途中でも、バナナ農家のジジイに、英語でイスラームについて説教された。

コイツ等、英語、スゴイな。どうして誰も彼も英語できるんだ?
ひょっとして、パレスティナ人、スゴイんと違うか? (ヨルダンのパレスティナ人を含めて)他のアラブと大違いだよ!
やっぱり国内(行政的国内)で複数の言語があると、2番手以下の話術者は英語に流れるのかなぁ?
(中国は別。共通語の強制具合が半端じゃあないから)


オヤジ「ほら、ヒシャーム宮の入り口はここ、因みに俺の家はソレだ」


・・・ヒシャーム宮の正面じゃん。


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写真3、テル・アッスルターンとヒシャーム宮

上段中段がテル・アッスルターン。どれが1万年だ?
下段がヒシャーム宮。オクラの輪切りみたいなモニュメント、誰でも写真を撮るスポットだろうな。ここも入場料は10NIS。



こんなもんで、セルビスとアラブバスを乗り継いでイェルサレムに戻る。
今日はずっと「フル装備」で移動していたのだけど、全然問題なし。荷物最小化計画は成功だ!

旧市街を少し歩いてみたのだけど、町並みや家々の作りは非常に興味深い。
「秩序あるグチャグチャさ」が結構いい味出してて、「階層都市」って面ではカナリ上位にいけると思う。

ただ・・・ 『美』という点を加えると、どうしてもイエメンのサナァに軍配が。
幻想さ、独特さ、これらはサナァに全く及びもしていないよ。


そして、『壁』も見てみた。階段の上から、ちょっと遠くから「嘆きの壁」を見た。

・・・気持ちが悪い。

凄く、なんだかスゴク「威圧的」で、気分が悪くなってきた。
これ、多分初めての感覚だよ。この『当てられ方』は初めて。『真の聖地』が持つ威圧感だ。
負けないよーにしないとね!


因みに宿はスーク(市場)の中に。一晩20NISで、4泊する予定。


【つづく】






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Last updated  2006/09/20 11:14:32 PM
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