テーマ:ブランドシティ奈良(51)
カテゴリ:JR
関西線(大和路線)王寺~奈良の開業120周年明治23年(1890年)の12月27日、大阪鉄道(当時)の王寺~奈良間が開業しました。(当時の駅は、王寺、法隆寺、郡山、奈良で、大和小泉開業は1920年)先に開業していた湊町から柏原までの区間とつながって、湊町~奈良の大阪鉄道全線開通したのは、その2年後の明治25年(1892年)です。やはり県境の亀の瀬渓谷付近の工事に時間がかかったのでしょうか。 「大阪鉄道」という名前は、現在の近鉄南大阪線の前身と同じ名前ですが、こちらは関西鉄道に買収されたあと、明治39年(1906年)の鉄道国有法により官設鉄道の一部となります。(日清戦争が1894年、日露戦争が1904年、「坂の上の雲」の時代ですね) 開業120周年を記念して、26日27日を中心にJR西日本ではさまざまなイベントが実施されました。(下記リンクにプレスリリース) 当時の大阪鉄道ゆかりの主な駅で販売されたのが、そのときの4駅の復刻入場券セット
奈良・郡山・法隆寺・王寺の4駅の間では「懐かしの駅スタンプラリー」も実施されました。かつての「ディスカバージャパン」のころの駅スタンプをスタート以外の2駅で集め27日の午後3時までにゴールの駅につくと景品がもらえるというもの。景品は、写真の「現場スタッフ手作りカレンダー」の他に、ゴール駅の駅名板ケータイクリーナー、九州新幹線全通記念カレンダーが用意されていました。 スタンプや、写真の221系の他に103系も用意されたペーパークラフトつきのスタンプ台紙は、奈良・王寺では改札の外に用意されていましたが、途中の法隆寺・郡山では改札内に置かれていました。まあ、ラリーとはいえ乗り降りのたびに切符を使わせるのはJRも気が引けたのでしょうね。
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Last updated
2010.12.28 00:44:30
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