あっき〜2002さんの楽天エンタメナビでの
映画「アンフェア the movie」の作品評価は3点(5点満点)です!
映画「アンフェア the movie」
■出演者
篠原涼子/椎名桔平/成宮寛貴/阿部サダヲ/濱田マリ
作品レビュー「名前だけアンフェア」を楽天エンタメナビで見る
あらすじ
スリリングかつ予測不可能な異色のストーリー展開が
話題を呼んだ篠原涼子主演の大ヒットTVドラマの劇場版にして最終章。
検挙率ナンバーワンの型破りな女刑事・雪平夏見が
テロリストに占拠された病院から愛娘を救うため、
命を賭した最後の事件に挑む。
ある日、雪平の自宅で車が爆発し、
娘の美央が大怪我を負ってしまう。
そして、娘が搬送された警察病院はその直後、
謎のテロリスト集団に占拠される。
彼らは、
“警察庁が機密費を不正流用して
プールした裏金80億円を2時間以内に用意せよ”
と要求、
さらにこの時来院中だった警察庁長官も人質となってしまった。
警察とテロリストが睨み合う中、
雪平は事件に巻き込まれた娘の救出に向かうが…。
アンフェアというタイトルは、
ドラマ版の事件に関わる重要なキーワードでしたが、
ドラマでその事件自体の終焉を迎えてからは、
映画版をいくら作っても、踊る大捜査線みたいには行かず、
登場人物はアンフェアから登場していますが、
作品自体のコンセプトはアンフェアではありません。
自分的には、むしろ真犯人の裏に更に真犯人が~という方向で、
事件を追いかけて話を続けた方がアンフェアらしかったと思うので、
病院立てこもりテロとか、
本編より派手な事件のプロットは避けるべきだったと思います。
あと、脇役の出番が少なすぎて出なくて良かったレベル
椎名桔平が悪役のトップ的な感じで出て来るんだけど、
堤監督のドラマや映画に出まくってて、
TRICKとか、溺れる魚とか・・
半分お笑いのイメージがついてたり、
多分、なんていうか、SPECに出てきた津田もそうですが、
アンフェアに凄く場違いなイメージのまま、
病院占拠して篭城テロを着々とやって行くんですよね。
謎解きとか、そういうの無いんで・・
え?
しかも、
ハッカーとか、凄い高度な情報戦してますよ~的な、
24のCTUのパクリなんかも混ぜつつ、
やってるふりはするんだけど、
その結末が見えてて、
シナリオ書いた奴の脳ミソが筋肉で出来てた
バカにアクションさせるんだったら、
織田裕二の、踊る大捜査線の方が充分面白くて、
一緒になって、バカになって観てたら、
展開に騙されて、一緒になって悔しがったりの、
そういう感情をもって観たりできたんですが
やたらと、
警視庁の検挙率No1の女刑事という肩書きを、
登場人物とかが棒読みで言っちゃうので、
作ってる奴どんだけ頭悪いんだよって思ってしまう。
ホントに薄っぺらくて、
だいたい読めてしまう展開や結末
よく頼りにされてるカオルちゃんてのが、
派手なベスト着てたりでしたが、
だんだん、ブレイン役になって行ってて、
それはそれで、もうキャラが・・・