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カテゴリ:横溝正史・江戸川乱歩
今日は朝から雲が多い1日でした。 最高気温は10℃と昨日よりは上がりましたが、昼過ぎからは雨が降り始めたので外出はやめて、私は今日は部屋の整理と動画を観ながらの1日を過ごしました。そうしているうちに、また昔に購入した横溝正史の本が出てきました。 まず最初は「夜光怪人」。探偵小僧・御子柴進くん初登場の物語で、名探偵・金田一耕助や新聞記者・三津木俊助と共に体が青白い燐光に包まれ蛍火のように光る怪盗・夜光怪人に立ち向かいます。 後半はまたもや財宝探しになりますが、お目当ての島へ渡る際に皆さんご存知の「獄門島」を通ります。金田一さんを容疑者扱いしたオッチョコチョイの巡査さんも出てきます。 もう1つは「びっくり箱殺人事件」。東京の小劇場の舞台で殺人事件が発生し、元俳優の小説家先生やトンチンカンな新聞記者が事件解決に乗り出します。 横溝先生には珍しいコメディー色の濃い作品で、表紙絵のナイフを持ったびっくり箱のピエロ人形が不気味ながらもお茶目(笑)。登場する劇団員も愉快な人々で、ここでも横溝先生の意外な一面が 楽しめます。 懐かしいですが、改めて読んでみるとまた当時と違う新鮮さを感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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