テーマ:寒天ダイエット!(331)
カテゴリ:DVD・映画
風が吹けば桶屋が儲かるよりも単純な話。
実はたまたま介護をしている知人から同じ話を聞きました。9/16の東京新聞25面に記事にこんな記事が。 空前の寒天ブームに、医療や介護の現場から悲鳴が上がっている。病気で食べ物がうまく飲み込めない患者向けの病院食や介護食に寒天を使う病院や介護施設が多いが、「理想のダイエット食品」と脚光を浴びた寒天の品薄状態が続いているためだ。健康志向の思わぬ余波に、関係者は困り果てている。 つまるところ、飲み込めない患者さんや老人に食事をする楽しみを与え、お茶で飲み込みやすいようにするために、寒天を使いたいのに買えねぇ、ということ。 嚥下障害(飲み込めない)は介護者にとっても介護される側にとっても深刻な問題なわけ。食事をするというのは人間の本能ですから、単純に考えたって、その重みはわかるでしょう。知人はゼリーの元みたいなもので代用しているようですが、やはり味が変わってしまうし、コスト高ということで、食事そのものを少し変更しているとのこと。 新聞では 福岡市内のある介護老人保健施設職員は「健康ブームの影響で、患者や高齢者のための寒天が入手できなくなるなんて皮肉だ」と嘆いてる。 とまとめられています。 『セブン』というモーガン・フリーマンとブラッド・ピット出演の映画では、キリスト教の7つの大罪がベースにした連続殺人が描かれていました。後味の悪さでは90年代アメリカ映画ピカイチだったこの映画、7つの大罪とは大食、強欲、怠惰、高慢、肉欲、嫉妬、そして憤怒のこと。誤謬の愛、不完全な愛や過度な愛から欲する所の大罪であるとされているらしい。 やせるために生きたいものを苦しめる。 「大食」はいつの時代にも罪深きものです。だいたいデブは「怠惰」だし(爆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 17, 2005 12:38:11 AM
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