ワタシのイメージ的には、床板に5mm大の穴を空けて、そこにエポキシのような粘性の高い液を機械仕掛けで注入する、というものでした。だからこそスピーカーをずらし、全面に布団と毛布をかけてユニットとエンクロージュアを保護、機械類にもシートを被せました。
でも実際は違いましたわ。
要するに床鳴りを防止するための接着剤を注入するので、
- 凹んだ箇所の板の継ぎ目に1mm程度の穴を空ける。
- 注射器で瞬間接着剤を注入する。
- 接着剤が流れるのを防ぐため硬化剤を注入する。
- 穴を塞ぎ化粧する。
なんですと。もっと仰々しいものだと思ったらそうではなかったのです。
最初に建築責任者に施工は3箇所以上なんて伝えたから、職人さんにはずいぶん修理箇所が増えた印象を持たれたかと思いきや意外にそうでもないようで、
「私も踏んでみて、気になる箇所はマーク以外も全てやっておきますので」。おお、いい人だ。
この建設会社と抱えてる職人さんが悪くないと思うのは「要求以上のことはやって帰る」ことで、サービス業とはいえ、これがなかなか難しいのは周知のこと。
右上の瞬間接着剤を結局30本近く床下に打ち込みました。(たっぷりやってくれと頼んだ)
カチカチ床が好きなので・・・
9時から始まって、途中瞬間接着剤が足らなくなって一度お戻りになり(爆)、16時には終了。途中何度も呼ばれて、効果を確認しながら、です。
個人的には現状非常に満足。踏み込んで沈み込みを感じる箇所はなくなりました。しばらく様子を見て、施工箇所以外に気になるポイントが有ればあとで追加施工することで合意です。
本日1日は重い物を乗せないでということなので、セッティングは翌日ですね。
って。
ん?
きれいに掃除され、床に貼ったテープもすべて剥がされています。
凹み箇所だけでなく、スピーカーの検討位置の履歴を示すテープまでも・・・・。しかも試聴時(測定時)の基点となるポイントのテープもない! スピーカー位置は薄緑、凹み箇所は普通のガムテープと分けたのですが、そういえばそんな説明を職人さんにしなかったなぁ。
おおおお
あくまでも職人さんはきれいに後片づけをするというマナーを守っただけ。恨むまい。
しかし、壁からの距離等をメモらずに床のテープのみで示していただけに、もう元の場所は「だいたい」しかわかりません。
う~む。あんなに詰めたのに出直しですね 床を固めた効果もわかるかどうか。
※ およそのスピーカー位置でも効果は簡単にわかりました。
コンクリート直貼りでも安心できないのね。感覚的にブーミー感25%減。
もっと早く頼めばよかった