Ｂｌｏｇ ｄｅ ａｆｕｔｕｒａ

茨城から軽井沢へは車で行くことにしました。新幹線でもおそらく時間的には変わらないんですが。。。いや、寄り道しない分、新幹線の方が早そう。
ただ、子供用の荷物もあるし、ガソリン代を180円/Lで見積もっても車の方が安そうだし、何より子供に移動中の列車内（あるいは機内）で泣かれたり騒がれたりすることに、出張族だったワタシとしては非常に抵抗があるのですよ。出張移動中の、バカガキの泣き声とクソガキの騒ぎ声の迷惑さは、喫煙の比ではないのです。それを思うと、とても平日の新幹線にうちの子なんてとてもとても。（飛行機の座席予約では子供席が表示されるようになりなしたね。同様の苦情は少なくないのでしょう）



一応梅雨なので雨も心配でしたが、軽井沢は晴れていました。時間にして4時間弱、7時半出発11時15分着。ナビは便利だ＾＾

時間がかかったのは、寄り道して横川の釜飯＠峠の釜めし本舗おぎのや食べてましたもんで＾＾　関東の人間なら、大体どこの家にも峠の釜めしのお釜が1個や2個は転がっているもんです。今年で釜めし販売50周年なんですよ。ボサノヴァの歴史と同じだ（爆
（観光客用のモダンな店内でビックリしました。ドライブインではないですか！　あと、実は旧軽井沢にもおぎのやの支店がぁぁぁ！）

軽井沢で真っ先に向かったのは。
決まっているじゃないですか。
JAZZ喫茶ですよ。
その名も「satchmo（サッチモ）」。
ワタシは見ていないのですが、最近TVや雑誌でサッチモとご主人が何回も紹介されて、知る人ぞ知る存在らしいです。

場所はすぐにわかりました。ただ、ナビがなかったら、サッチモには永久にたどり着けなかったでしょう。いわゆる町中ではないからです。

小さい店だというのは事前情報としてつかんでいましたけど、本当に緑の中に立つ小さい喫茶店なのね　店舗は6畳用のログハウスではないですか
どうも、同じ敷地に並ぶ2軒の店（1軒はギャラリー）もご主人の持ち物のようですから、これは敷地内に建てた「Jazz喫茶」なのですね。
しかも道路沿いなのに、いい環境だ。。。。。　マスターから「別荘の方ですか？」と訪ねられましたので、客層も知れようというもの。

その6畳の店の半分の客席（もう半分は調理場）に腰をかけ、エバンスSPコーヒー（600円）＋ハニートーストで、妻子がいるのも忘れてぼーっと＾＾
選曲も、死刑台のエレベーター／マイルス・デイビスとか、枯葉／キャノンボール・アダレイとか、ユー・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ/ヘレン・メリルとか、有名どころばかりなのがいいのかもね。

オーディオシステムが何なのか全然知りませんし、そういうのを聞くのも野暮なくらい、この軽井沢のさわやかな景色に馴染んだいい音ですよ。そもそもJAZZ喫茶でオープンテラスの店なんて、他にあります？？　大音量でないとはいえ、それが許される環境なわけです。隣の家まで50mくらい離れているもんね。
4月からクリスマスまでが営業期間で、あとは本業の絵を書かれているそう。
いいな～。

この恵まれた環境というのは差し引いても、6畳のログハウスでもJAZZ喫茶ができるというのは、ワタシの余生に一筋の光を射してくれました。
マジで。


サッチモに来たことで、軽井沢の目的の半分は達したようなもの。
その後は、ホテルにチェックインして、雲場池に行って、旧軽井沢に行って、GUMBOで夕食を取って、軽井沢ショッピングプラザでポール･スミスのＴシャツを買って、ホテルの大浴場に入って、という感じ。

宿泊したサイプレス軽井沢。温泉はないけど、普通に良いホテルです。