2時間ほどAccuphase DG-48に触ってみました。DG-48は機能豊富で使い方は説明書を見ないといけないものの、元々DG-28に慣れているのとヒューマン・インターフェイスに優れているので、すぐに操作することはできました。
システムはUX-1 Limited~DG-48~DAC64Mk2~K-1Xeというデジタル接続です。アナログ接続や設置場所の検討等はしません。そんな時間もないでしょう。
画面はDG-48がカラー表示であることを差し引いても、DG-28よりもきれいで大きくわかりやすいですね。また測定スピードが圧倒的に早い。メモリー数も多いし、LRのレベル差比較ができたりとか、「より使える機器」になっていると感じます。操作性だけとっても、DG-28よりずっと良い。
帯域を4分割して測定するので早い早い^^
肝心の音も良い。イコライザーで音がいいも変な話なので、正確には「マイナスを感じない」かもしれません。イコライザーON/OFFで差があるのは当然としても、イコライザーOFF(UX-1~DG-48~DAC64)とイコライザー抜き(UX-1~DAC64)を比べても、目くじらを立てる差がないのです。もちろんヴォイシングもイコライジングも超優秀で、メインシステムで使えるヴォイシング・イコライザーだと思います。間に何かを入れると劣化するからイヤ、という偏狭マニアを遠くに置き去りにする高性能ぶり。
DG-48で低域だけ補正をかければ、元のスピーカーの味をそのまま生かしてヴォイシング(&イコライジング)できます。現行スピーカーが気に入っていれば、それが最良の使い方かもしれません。もちろん積極的に使っても、全然問題なし。使える機器です。
また、この手の商品の最大のメリットは、定在波の暴れや高域のピーク感を電気的に取るといったことではなく、左右SPの特性差を小さくすることにあると思っていますが、それも一目瞭然一聴瞭然。表示の仕方がうまいですね。(明日以降具体的にお示しします)
2時間触れたくらいでは、DG-48の神髄はわからず、上澄みを舐めた程度でしょう。関心してしまって、操作時間よりも聴いている時間の方が長かったです^^
明日もいろいろいじってみます。
(続く)