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December 8, 2009
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突然ですが。

12/8発表された「緊急経済対策」に、まさかのオーディオねたがありました(笑

それは200V化推進です。

省エネ・環境基準の強化等の項目の中で、具体的な措置として4項目が上げられています。
  • 省エネ法に基づく省エネ基準の見直し
  • 排出抑制等指針の拡充
  • 白熱電球の2012年まで省エネランプへの生産切り替えの推進
そして
  • 200V化
です。家庭内における電気供給の200V化推進検討が盛り込まれています。

この意義は以下2点
  1. 電力損失の軽減
    100V機器から200V機器へ切り替えた場合、引込線と屋内配線での損失が減少する。(各家庭の負荷状況によって電力損失が最大1/4まで減少)
    効果をラフに試算すると、約29億kWh軽減、CO2削減量108万t 削減(2008原単位0.37kg-CO2/kWh)
    注:現在、家庭の消費電力の約10%が200V機器で使用されている。
    ※200Vエアコン普及率30%(仮定)、IH調理器の普及率10%を基に試算。

  2. プラグインハイブリッド車/電気自動車の普及基盤
    100Vだと14時間かかる充電時間が200Vの場合には8時間に。(現在は、100V→200Vの昇圧器を使用)
    こうした基盤整備がエコカーの普及を後押し。

200V機器って、今はエアコンかIH調理器かオーディオ機器くらいしかない。それで全家庭の消費電力の約10%も使っているかしら。
まぁいいや。役所が調べると、アホみたいな(更に240Vまで昇圧するような)オーディオマニアが巷にはうようよいるかもしれん。


そして今後さらに100V/200V供給を拡大するための課題として、
  1. 100V/200V化対応のための工事
    • 引込線等の工事 1件あたり2万円 程度
      注:100Vのみで供給されている残りの約30%の家庭を全て100V/200Vにするための工事費 : 約650億円(試算)
    • 屋内配線等の工事 1軒あたり10万円程度
      注:屋内配線をまだ200V化していない家庭全てを200V屋内配線にする工事費 : 約3.9兆円(試算)

  2. 家電製品の200V機器への買い換え

なんと200V化を国費で補助してもらえる(かも)とは(爆
しかも200V機器への買い換えを推進する可能性(200Vエコポイントとか^^?)もありますね。

今後の動向はいろいろ考えられます。良い方向も悪い方向も。


今やエコは神様です。これに逆らえるものはない感じ。
CO2削減したいなら、入れっぱなしのオーディオ機器の電源を強制的に全部落とすようにするとか、A級/管球アンプ止めるとか、スイッチング電源に限るとか、いろいろと考えられます。コワイコワイ。

閑話休題。





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Last updated  December 9, 2009 10:17:03 PM


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