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December 22, 2009
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そんなオリジナリティあふれるスピーカーの前に腰を下ろしました。

このお部屋は11畳くらい。壁に近い耳からスピーカーまでの距離は2.5mくらいかな。ということは、ホーンスピーカーなのに、スピーカー背面を大きく(壁からフロントバッフルまで1.4mくらい)開けたセッティングなわけ。スピーカーの後にはオーディオ機器。
出てくる音が他のホーンユーザーのお宅とちょっと違って奥行きを深く感ずるのは、このセッティングにも一端があるな、きっと。


何枚ものCDを聴かせていただきました。

伊佐資さん的には新しく導入したBMSの同軸ホーンの抜けがもう一つ抜けて欲しいようでしたが、私は特に気になるところはありません。ドーム型ツィーターや低能率のスピーカーを聴き慣れているからかな?

それどころか、リニアフェイズや点音源(同軸だけど^^)、小口径ウーハーと言った最近のオーディオのセオリーに従わずしてこの音?みたいな、変な関心をしていました。さすがに経験がものを言うようで、よくまとまってらっしゃる。ちょうどご訪問の前日に最新のメーカー製品であるTAD-CR1の試聴会に参加したばかりなので、関心は尚のこと。
しかもオフセンターで聴いても、大崩がないのはステキ。

部屋の特性は50Hzに大きなディップがあるそうですが、にしては低音域が下まで広がって聞こえますね。そこのディップがこもり感を解消して低域の分解能を上げたみたい。あまりよかったので、DEQXでローエンドを伸ばしたんですかとたずねたくらいです。

そう、DEQXすごいですよね。E.クロスオーバー兼イコライザー兼DAC兼プリアンプが1台に収まっているんですから。どえらいパフォーマンスだと思いますよ。4wayマルチの構成なのに、デジタル系の機器は片chで、

CDトランスポート → DEQX → パワーアンプ×2 → スピーカー

で終わり。一昔前なら考えられません。しかもDEQXもアンプもトランスポートも200V駆動。

大体こんなシンプルな構成で”抜け”が悪いわけがないんですよね。感覚的なご不満だと推察します。DEQXの使いこなしが進めば、機器はそのままで更なる進化も望めるわけです。そういう意味からも適応力の広いシステムでしょう。

一方その再生音は、口元が点かと言われればそうではありませんし、高さ方向に広大な音場が広がるかと言われればそうでもありません。伊佐資さんはそんなことを第一に求めてはいないからです。そもそもそういうハイエンドスピーカーが得意とするような項目がプライオリティなら、ホーンのマルチシステムなど組むはずもないし。

(続く)





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Last updated  December 26, 2009 10:09:13 AM


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