【三枚目】
Belly Joel/Songs in the Attic(CBS SONY 30AP 2261)
1980年代の日本が誇るDM(Digital Mastering)ですから,絶対Naruさんは気に入らないだろうと思い,持ち込みました(笑 でもオーディオの支配力は録音の好みを超える,かもしれませんし。しかもこれは「見本盤」で,日本盤オリジナルです(笑笑
この盤,過去Blogでも紹介した通り,うちではよく鳴ります。我が家でアナログ再生を所望された時は必ずかけているので,実はNaruさんも一度は我が家で聴いているはず。選曲はB面の「Say Goodbye to Hollywood」。
これはうちで聴く時とNaruさん宅でもっとも差があった一枚/一曲です。線が細く,主役がいない音。プロデューサーのPhil Ramoneが泣くな。
これでは録音と共に散々の評価でも致し方なしです。Naruさんには米盤を探すよう忠告を受けました。最近都内でLPを買うこともないのですが,これは比較した方がいいかもしれません。敗因はやはり当時は評判がよかった(と思う)DMかな~。
【四枚目】
北村英治/Sophisticated Lady(ユピテル STEREO-YJ25-7011)
ユピテル盤の菅野録音です。内容は軽快な(主役はcl.ですから)ジャズで,これはたぶん無条件でどこで聴いても音がよい一枚。と思ったらやはり,Naruさん宅でも絶品。踊るように鳴りますな。研ナオコ同様,我が家より20倍くらいよいですけどね。
その他お忙しい中いろいろと聴かせていただきました。松任谷由実/NO SIDEの「ノーサイド・夏~空耳のホイッスル」はよかったな~。今まで聴いた中で一番生々しかったな~
年始以来半年ぶりの訪問で,機器は変わっていないながら,音場展開が前に,下から上に巻くように広がるなぁと思い,そう伝えました。ところがNaruさん曰く「いや,少し後ろに引くように調整したんです」。山下達郎のLive盤を聴いて,ずいぶん下の帯域に耳を奪われたので,「前もこんなに低音が伸びていたんですかね」と言うと,「いや,それはあまり変わっていないと思います」(爆
訪問客の感想なんて,当てにならないもんです。
訪問の目的は文頭の「自分自身を奮い立たせる」でしたっけ。
奮い立ちましたよ,整理を始めましたからね。