カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
この"謎10M"は安いだけあって、オーディオ目線で見れば、電源部は書けないほど貧弱です。電源の充実をさせたい一方で、トランスだから良いという短絡的なものでもなさそう。元電源に凝った方が効率的な気もします。今はRGPC 400Proを経由し、10Mに至るまでを充実させているところ。 その謎10Mを開腹、ルビジウムモジュールを抜き取りました。本日のコーヒー神から譲り受けたのがDATUM LPRO。元々のものはEFRATOM。DATUMの選別品のモジュールには測定データも添付されていました。確かにそれを見ると位相雑音も小さい...。 要するにEFRATOMでもDATUMでもLRROのピンヘッダーには互換性があるようなので、2つのモジュールを差し替えれば済むわけです。つまりは試聴(聴き比べ)もできるわけですが....クロックは安定に時間を要します。ウォームアップし、出音が安定するのに、最低半日はかかるのではないでしょうか。特にDATUMは長いように思いますね。 そんな比較試聴をしていたら、前の音なんて忘れてしまいます(笑 謎10MからCH Precision C1に10MHz入力、Mac mini〜USB DDC〜C1で再生。聴き慣れたいつもの曲をいつもの時間帯(22:30〜23:30)で聴いて記憶勝負しました。 まぁ、クロックなんてなくてもPass Labs Rushmoreはいつもよく鳴ってます(笑 焦点は以前から合っていましたし、差は大きくはありません。ただしDATUMが良いと先にインプットを受けたために、 DATUMの方がよりピンポイントに聴こえます。えぇ聴こえますとも(笑 冗談はさておき、OCXの音的長所でもあり一大短所でもある「甘さ」が砂糖のそれから和三盆になったような、スッとした後味の良さみたいなものは感じます。以前の Esoteric G-25Uだったら、EFRATOMの方が合っていたかもね。 ただ、今使っているAntelope OCXの内蔵OCXOは、お世辞にも優秀とは言えないと思いますので、少しでも優秀な外部基準〜つまりはDATUM LPRP〜に委ねた方がよいでしょう。それに昨日も書いたようにDATUMは寝起きが悪いようですから、もっと通電すれば更に音的に安定するかもしれません。 DATUM LPROで固定し、EFRATOMを予備として取っておこうと思います。DATUMを聴きたい願いは叶うは、大事な10MHzルビジウム発振器モジュールのバックアップはできるは、本日のコーヒー神様々であります。 しかも選別品のDATUMには簡易基板が付いてきました。この基板を使うと電源さえつなげば10MHz出力ができまして....ということは、何に使うことはさておき,謎10Mがもう一台できますね(笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 10, 2013 10:27:22 PM
|
|