カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
Sonore の独自OSである Sonicorbiter OSをアップデートしたい話を書いた。ネットワーク・ストリーマー/プレーヤーである ultraRendu の Sonicorbiter OS ver.2.8を2.9にするのだ。
この価格帯のネットワークストリーマーでメジャーアップデートするSonoreは超エライと思う。 速攻で指定のサイトから opticalRendu と ultraRendu 用の2枚のマイクロSDカードを注文した。1枚税込み送料込みで5,500円はバカ安だと思う。 背面のSDカードを取り換えるだけでアップデート完了するらしいが、自分はこの手のものを失敗しやすいので、無事を祈ろう。 マイクロSDカードはお盆前には届いていた。が、なにせその間台湾に行ったので10日ほど放置してしまった。 ultraRendu の電源を落とし、背面のSDカードスロットから旧OS 2.8のマイクロSDカードを抜き、購入した2.9のSDカードを差した。それで電源を入れると、勝手にアップデートが始まった。SDカード付属の説明書通りの挙動で、これがメジャーアップデート。 それで終了かと思っていたらそれだけではなく、起動後にオンライン経由でマイナーアップデートが必要だった。こちらの時間の方が30分程度と長かった。 あとSonicorbiter 2.9に伴って、設定が初期化された。当たり前と言えば当たり前だが、説明書に書いてあったのに自分が読み落とした。もちろんroon設定も初期化されていたので、再設定を忘れていた自分は音が出なくて少々焦った。 アップデートすると機器は不安定になりがちである。が、代理店が時間をかけて検証しただけのことはあり Sonicorbiter 2.9 は動作が全く安定している。感心できる。 詳細は(音の変化も含めて)代理店 Top Wing の2つのYouTubeも参照してほしい。(OS編、音楽編) ultraRendu は iFi audio NEO iDSD2 にUSB接続している。SONYのAVアンプ TA-DA5600ES をコントロールアンプにして、Pass Labs Aleph3 ✕ 2をLRのパワーアンプに。スピーカーは AE2 Signature だ。 いつもの音楽をroonベースで聴いての変化は、軽々再生される写実方向に振れたようだ。PCをプレーヤーにして音楽再生した昔からの人は、音楽以外のソフト/アプリを削除したり背後で動くソフトを停止したり日本語フォント環境を止めたりした人も多かろう。あんな変化だった。これはプロセスの単純化の結果なのか? 元々定位は明確だったが、更に超微妙に絞れた感じもする。それは余計なものがないことなので、黒は黒く無音は無音に。あと自分はヴォーカルは男性重視(忌野清志郎とか山下達郎とか長渕剛とか)であり、その再生にも向いている。Passの熱さが生きる感じ。ちなみにリズム楽器もいい。ドラムのブラシワーク最高。(変?) Sonicorbiter 2.9 は 2.8 と全く別物だったとまでは言わないが、送料込みで5,500円の投資にしては十分すぎる。有償は正解だし、OSをSDカードに委ねる基本設計も Sonore は正解だと思う。 ultraRendu、すごい延命したな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 28, 2024 09:56:36 AM
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