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2023.06.16
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カテゴリ:60年代以前の音楽

 “Do You Know What It Means to Miss New Orleans” by Louis Armstrong 1947

 テニスの全仏オープンでの小田凱人 (Tatsuto Oda) くんと加藤未唯 (Miyu Kato) さんの快挙は、後世に語り継がれるべきものでしたね。

 車いすと混合ダブルスという、比較的話題になりにくいジャンルではあるのですが、どちらも男女シングルスに劣らず見応え十分の試合でした。グランドスラムなんだから、NHKなんかBSサブとか使って中継しても良さそうなもんですが、どうもこの分野にはあまり関心がないみたいですね。

 しかし、小田くんは17歳であのヒューイットを負かし、ワールドランキングついに1位ですからね。

 去年のジャパンオープンで国枝に競り負けたときに、これで国枝も安心して引退できそうだと思わせるくらい、本当にいい試合だったから、ひょっとするととは思っていたけれど、こんなにあっさり世界1になってしまうとはね。

 試合後のインタビューの話し方なんか、あまりにも落ち着いてしっかり受け答えしていて、もうすっかり大人の風情ですし。

 そのまま漫画にできそうなサクセスストーリーを地で行っている小田くんですが、どうやらあと20年くらいこのまま続きそうな期待を持たせてくれますね。

 加藤さんの混合ダブルス決勝も良い試合でした。

 女子ダブルスの失格事件の後だっただけに、ついつい注目して見てしまいましたが、加藤さんだけでなくパートナーのプッツ選手や、対戦相手のペアの、試合後のやり切った感に満ちた爽やかな態度やオンコートインタビューも、好感の持てるものでした。

 ウィンブルドンも楽しみです。

  

       **********

 さて、全仏オープンも終わった翌6月12日&13日と2日続けてセッションライブに行ってきました。

 12日は、東京から来たドラムの巨匠チッコ相馬氏 (=チッコさん) が、沖縄では名高きベーシストのジェフ蔵方氏と組んで「チッコソウマのファンキージャム」を那覇の SOUND M’S で挙行。

 僕らは9時過ぎに到着。天気も悪く月曜ということもあって、客の入りがあまりよろしくなかったんですが、はじめからいたと思われる英語圏から来たカップルの特に女性の方のノリが良く、マイクを握って熱唱するチッコさん、どんどん熱が入る。

 ただ、この日は演奏者がドラマーばかりでメロディー楽器が一人も来ていない。ベースの蔵方さんは珍しくリッケンバッカーのエレベ抱えて、孤軍奮闘の形。けど、蔵方さんのエレベをじっくり聴く機会もなかなか無いので、これはこれで大変貴重な体験となる。

 そのうち、チッコさんがリクエストを募り、プレスリーを歌うことになった。何を歌うのかと思ったら、あ、そうか。こういうときには “Love Me Tender” なのか。なるほどね。で、次にビートルズをとなって “Yesterday” ですよ。こういうのを定番というんでしょうね。万国共通の言語みたいなもんでね。外国人カップルも大喜びでした。大変勉強になりましたよ。

 徐々に客も入り出して、遂に若いピアノ弾きが登場。かなり弾ける青年で、場は随分盛り上がり、ドラムセットを前にしたチッコさんもいよいよ本領発揮で、実に聴きごたえのある最後の1時間だった。でも、観光客風の初老のおじさんに ”Take Five” リクエストされてちょっとかわいそうでした。この曲はあまりピアノではやりませんからね。ピアノはずっとバックで同じフレーズ弾くのが普通なので。それでも頑張ってやってしまいました。よかったよかった。

 翌13日。場所はコザのOTORAKUに。ここではピアノの弾き語りをするDyna (ダイナ) さんが待っていた。

 チッコさんの元お弟子さんで、こちらで活躍中のドラマーのせっちゃんがセッティングしてくれたイベントで、さすがに顔が広いせっちゃんのこと、知り合いのお客さんでお店はほぼ満員。

 ピアノとドラムというあまりお目にかかれない演奏形態はどんなんだろうという懸念は、始まった途端に払拭されましたね。もともとDynaさんは福生の方でチッコさんとはよく演奏していた仲だったということもあって、息の合ったデュオでした。

 Dynaさんの弾き語りって、誰かに似ている気がするけど、誰だったかなあ。と、思いながらいろんな人が頭に浮かんだけどやっぱり、この人だ。Dr.John (ドクター・ジョン)!いえいえ、もちろんあんなダミ声ではありませんよ。とても声量のある、まさにダイナマイト級の歌声で、全然声質なんかは違う。けど、ピアノの弾き方とかも含めて、なんだかとても近いものを感じましたっけ。白いピアノのせいもあるかな。

 それでね。1曲目が素晴らしい “Georgia on My Mind”。続いてジョージアの次はニューオーリンズということで、なんと!あの僕の大好きな “Do You Know What It Means to Miss New Orleans” ですよ、みなさん。

 Dynaさんの言葉を借りれば、「まるでニューオリンズの片隅のローカルな店に迷い込んだよな感覚」のコザOTORAKUで聴くこの歌ですから。最初から選曲でやられました。

 二人の演奏をたっぷり聴いた後、飛び入りでの歌や演奏もあって、実に楽しかった。ジャズに限らずいろんなタイプの曲を楽しげに演奏するDynaさんとチッコさんを見て、やはり音楽は人を元気にするなあと感じた夜でした。




↑上、Dynaさん。下、チッコさん。

 ​“Do You Know What It Means to Miss New Orleans” by Louis Armstrong 1947

  

       **********

 6月10日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。

. 踊り明かそう 2. やさしい気持ち (以上、シャンタル・ゴヤ)  . As Tears Go by (Vanessa Paradis) 4. おいしい水 (アストラッド・ジルベルト) 5. Night Time Is the Right Time  6. Funny (But I Still Love You)  7. Take Me Home, Country Road (以上、レイ・チャールズ). Sukiyaki (ボビー・コールドウェル)  9. A Thing of the Past  10. Maybe Tonight (以上、The Shirells)

 リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。

 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.はこの日がシャンタル・ゴヤの誕生日(1942.6.10生,81歳)で。因みに1.は “Tossing and Turning” のフランス語によるカヴァー。3.は「今月の歌」。以上の1.~3.はテニスの全仏オープンに合わせてフランス特集も兼ねて。5.~7.はこの日がレイ・チャールズの命日(2004.6.10,没,享年73)で。8.はこの日が中村八大の命日(1992.6.10,没,享年61)で。9.&10.はこの日がシレルズのリードボーカル Shirley Owens の誕生日(1941.6.10生,82歳)で。

 以上です。次回もよろしく。






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Last updated  2023.06.16 01:15:30
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