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テーマ:60年代以前の音楽(99)
カテゴリ:60年代以前の音楽
“It Might as Well Be Spring” by Astrud Gilberto 1964 この子はどこの子でしょうか。
********** さて、6/17のラジオは、アストラッド・ジルベルトの特集をやったわけですが、リクエスト曲とバリー・マニロウ以外は「ほぼボサノバ特集」になりました。 たとえば、誕生日だった金井克子は『恋はボサノバ(Blame It on a Bossa Novaの日本語版. 訳詞:漣健児)』を、そして今月の歌 “As Tears Go by” はナンシー・シナトラでお届けしましたが、これは途中からボサノバになってなかなか良いアレンジですね。つまり結果的にこれらも「ボサノバ特集」に入ってしまいました。 それと、よくボサノバにアレンジして歌われる『いそしぎのテーマ』すなわち “I Will Wait for You” ですが、こちらはアストラッド・ジルベルトはバラードで歌っているので、ニッキ・パロットのかっこいいボサノバで聴いていただきました。
ところで、スタンダード・ナンバーをボサノバにアレンジして歌うというのは、今ではごく普通に行われていますが、そもそもアストラッド・ジルベルトが英語でボサノバを歌い始めた最初のライブアルバム “Getz Au Go Go” から始まっていますよね。 アルバムの中で特に際立っているのが “It Might as Well Be Spring(春のごとく)” だと思うのは私だけでしょうか。この曲を選択したのが誰かは知らないけれど、実に素晴らしい選択だったと思う。 楽曲については、以前にこちら↓で書いているので、よかったら読んでください。 では、今日も聴いてみますか。
“It Might as Well Be Spring” by Astrud Gilberto 1964
********** 6月17日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。 1. It Might as Well Be Spring 2. Fly Me to the Moon (以上、アストラッド・ジルベルト) 3. 恋はボサノバ (金井克子) 4. 哀しみのマンディ (バリー・マニロウ) 5. 明日にかける橋 (アレサ・フランクリン) 6. As Tears Go by (ナンシー・シナトラ) 7. The Shadow of Your Smile 8. Here There and Everywhere (以上、アストラッド・ジルベルト) 9. I Will Wait for You (Nicki Parrott) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.2.&7.8.は今月5日に亡くなったアストラッド・ジルベルトを偲んで。3.はこの日が金井克子の誕生日(1945.6.17生,78歳)で。1963年、僕らはこの歌とエルビスの『ボサノバ・ベイビー』でボサノバを知ったのだ。4.はこの日がバリー・マニロウの誕生日(1943.6.17生,80歳)で。6.は「今月の歌」。ナンシーはこの歌を最初バラードで入って、途中からボサノバで歌っています!9.はアストラッド・ジルベルトも持ち歌にしていますが、彼女はバラードで歌っているので、ニッキ・パロットさんのボサノバで聴いていただきました。 以上「ほぼボサノバ特集」でした。次回もよろしく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.23 01:55:53
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