愛犬の目やには飼い主が家庭用目薬で治す🐕抗菌剤入りの目薬を選ぶ🐶目ヤニ取りクシを生涯使うのは愚の骨頂😩
動物用医療薬品のほとんどが人用医薬品の転用だ。なのに、人用医薬品よりも高価だ。ぼったくり価格もある。家庭用医薬品で治る愛犬の病気は飼い主ご自身で治すと良い。愛犬の目やにの場合は、市販の結膜炎用の目薬で治すと良い。🐕 人も犬も目やにが沢山出ることがある。結膜炎だ。目の表面に細菌が侵入して繁殖したのが原因だ。結膜とは、眼球と瞼(まぶた)を結びつける粘膜組織だ。結膜は白目と瞼(まぶた)の裏側全体を覆っている半透明の膜だ。その結膜は、瞼の裏側を被い、眼球のレンズ部分の前部を覆っている透明な粘膜だ。つるつるとしていて光沢があり、濡れている。その結膜は、細菌、ウイルスなどが目の中に侵入するのを防ぐ役割を担っている。🐶 しかし、結膜は外界からの刺激や細菌の侵入を受けやすく、感染症やアレルギー疾患などを起こしやすい組織でもある。目を強くこすったりして結膜の表面の細胞に傷がつくと、そこに細菌やウイルスなどが侵入繁殖して炎症を起こす。結膜炎になると目が充血したり、目やにが出たりする。言い換えると、目やにが出るのは悪いことではなく、マイボーム腺で目の防衛反応をした結果のだ。目の保護機能が働いている証拠だ。早めに目薬で殺菌したほうが良いとのシグナルだ。 結膜炎用の目薬を点眼すると細菌が死滅して炎症は治る。例えば、次の写真にある目薬だ。 東京の場合、送料無料で685円だ。お子様用にも良いとのことだ。犬用にもいいとは書いてないが、【愛犬問題】では勝手に推奨している。ハイ。 もう一つ市販目薬の例を挙げる。実際にわが家で使ったものだ。「サンテ抗菌」だ。愛犬のパロが子犬の時に初めてわが家に迎えたときに毎朝目ヤニがあったので点眼した目薬だ。2,3回の点眼で完治した。抗菌作用のあるサルファー剤のスルファメトキサゾールの入った目薬だ。目薬は広告にも容器にも必ず主成分が書いてある。第一番目に「スルファメトキサゾール」と書いてある目薬を購入するといい。❓ なぜ、細菌が目に入ると目やにが沢山出るかを説明する。目にはマイボーム腺という目を保護している組織がある。マイボーム腺は、目の表面全体に特殊な脂(あぶら)を分泌している皮脂腺だ。目の表面には常に涙が流されて目の乾燥を防いでいる。目に入った埃(ほこり)なども洗い流している。でも、水だけだと、蒸発しやすいので、涙の上に皮脂の膜(まく)がはられている。つまり、マイボーム腺が分泌している皮脂は涙の蒸発を防ぐだけでなく、涙が頬にこぼれ落ちるのを防止し、夜間などには閉じたまぶた内を気密にして細菌などの侵入を防止している。マイボーム腺の数は人の場合、上まぶたに約50本、下まぶたに約25本ある。写真の・・・・がマイボーム腺だ。🦮 まとめて言うと、結膜炎はよくある目の病気だ。人や犬の目の病気のほとんどは結膜炎だ。結膜炎は俗には、「はやり目」とか、「ものもらい」という。人も犬も、目ヤニが出るなら、まず、抗菌剤入りの目薬を点眼するといい。簡単に治る。人も自分で点眼して治せる病気だ。愛犬の場合も同じだ。高価な動物用目薬を使う必要はない。カネがあり余って捨て場所に困っている人は別だが。🐕🦺 「犬の目ヤニ取りクシ」が販売されている。真偽は不明だが、よく売れているとのこと。言い換えると、その櫛(くし)を購入して長年にわたり愛犬の目やにの除去に使用している飼い主は救いようのない愚人だ。その愛犬がかわいそうだ。目ヤニは上記のように簡単に治せる病気だ。その簡単に治せる目ヤニを治さないで、クシで目ヤニをすき取っている。気が利いてるようで間が抜けている。愛犬の生涯にわたり、愚行を続けるつもりだろうか。 薬で例えて言うと、病気を根本から治す治療薬を使わないで、その場しのぎの対症療法剤を使い続けているようなものだ。病気の根本は無くならない。繰り返し再発する。ステロイド剤もその場限りの対症療法剤だ。病気は治らない。獣医は儲け続ける。ステロイド剤が白衣の悪魔の薬剤だと揶揄されるゆえんだ。 関連随想集🎯【マイボーム腺腫は動物病院には行かずに家庭用目薬で治す🐕目の周縁に出るイボ・もらいもの🐶獣医は手術で治す!麻酔死が怖い👹🎯【白内障に関する随想集】 「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう 🐕 獣医界の六大詐欺商法など