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カテゴリ:経営 編
大雪のいま。考えておきたいガソリン難民問題。K
常識を超えた今回の大雪による影響で既存のガソリンスタンドのガソ リンの在庫が残りわずかとなったり、暖房用の灯油の在庫が手にはい りづらいという状況にある地域も多いと、聞きおよんでおります。 お見舞い申しあげるとともに、そのような状況が一刻も早く改善され ることをお祈りいたしております。 ということで非常時にも関連するはなしとして、そんな動力や燃料関 係の回〔一昨年分〕の再掲載となりますが、よろしかったらご参考に。 ↓ 『ガソリンスタンド廃業に伴う 農山村の危機。』 日本全体におけるガソリンを中心とした「燃料油」の需要の減少、そ して改正消防法に基づく規制強化のために、全国でガソリンスタンド が減少しています〔全国の給油所数は94年度末の約6万カ所から 11年度末には約3万8000カ所に減少〕。 そのスタンド減少の影響をとくに受けているのが 中山間地域です。 実際のところ、近所にあったガソリンスタンドが廃業したために、 ● マイカーの給油に支障がでている ● 農作業用の燃料の補給が不便になってしまった などといった話しは、これまでにも聞いていました。けれど こういっ た傾向が昨年からは加速しはじめ〔近所だけではなく〕地域内のガソリ ンスタンドも廃業するために ● バイクしかもっていないので、燃料が買えない ● 暖房用の灯油を買うのも、ひと苦労だ などといった、生活そのものを見直さざるを得ないような深刻な話しさ えも、耳にするようになったのです。 のののののののののののののの ![]() そして、ご存知の方も多いように、日本の農業における中山間地は、 ● 耕地面積の43% ● 農業産出額の39% ● 総農家数の43% ● 農業集落数の52% を占めているという現状があるのです。 だから思うんですよね、 ガソリンスタンドの廃業問題っていうのは、 つまりは、 日本の農山村の危機をよぶもの なのだと。 のののの ![]() ちなみに農業県の例として、宮崎県内のスタンド減少の現状ですが、 1980 2010 2011 2012 ・ 年 919 586 569 540 ・ 箇所 ということで、実際に約4割も減少〔山間部地帯が多い〕していること になっております。改正消防法については こちら 。 ![]() ありますが・・・こういった〔ガソリン過疎などの〕現実の危機 に直面したときには、頼りになる存在だとおもうんですよね、生 産現場にいる身としては。実際問題としてJAのガソリンスタン ドの存在に、助けられている方も多いことだろうと思いますよ。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 8, 2014 07:39:58 PM
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