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カテゴリ:こんな肥料の使い方
天候に合わせて液肥を使い分ける。K
9月のあいだは雨が降り続き、10月になると一転旱魃に、そして 11月にはいると またまた雨が続きそうな気配のある南九州です。 そんな天候のなかにあっても一定量の終了と変わらぬ品質を保つた メの方法として作物の生育に合わせた液肥の選択と施用があります。 ということで、2013年の記事の採録となりますが、ご参考まで によろしかったら。 ↓ 『天候に合わせて液肥を使い分ける。』 9月の高温・干ばつと、ひきつづきの10月の台風の影響による日照不 足の影響で、とくにズッキーニやキュウリの生育が不良となり、全国的 に生産量が不足しました〔必然的に農産物価格が高くなります〕。 このような時期にあたって いま、うちの作物にはどんな肥料を施すのが良いのか という生産者さんからの質問を多く受けることになります。 それはとりもなおさず 樹勢を維持しつつ、すぐに収量が多くなる肥料はなに? という質問ということになります。 そうなんです、なによりこの価格高騰時に収穫量を多くすることは農業 経営的に大事なことですからね。せっかくの追肥ですから、できうるか ぎりすぐに効果の出る追肥が求められている。 そこでこんな場合には使用する肥料の種類としては、 ● 液体の形状として市販されている液肥 ● 粒の形状であっても水によく溶けるタイプの肥料 といった種類の液肥を ● まずは葉面散布 ● あわせて かん水施用 という具合に使用することになります。 そしてたくさんある液肥の選択方法ですが、これは作物の現状をみて ● 樹にたくさんの果実がついている ● 樹についた果実の大きくなるスピードが遅い ● 樹の先端部分の先端で花が咲き、芯が細ってきている ● 葉の色が淡い といった作物の状態であるときには、チッソの割合の多く入った肥料 を定期的に施していきます〔糖分のはいった肥料ならなお良し〕。ま たそれとは反対に ● 花は咲くのだが、花がとまらない〔実にならない〕 ● 樹の勢いが強く、先端部分が伸び、花が樹の中段で咲く ● 葉が大きく、葉色が濃い〔葉の表面が波うつ状態もあり〕 といった場合は、リンサンやマグネシウムの多くはいった肥料や場合に よっては、さらに カリのはいった肥料を加えて施用していくといった 方法をとっております。 というわけで今回は、作物栽培の最大のかきいれどきにおける肥料の選 び方と液肥の使用法に関するおはなしでした。具体的な商品名は こちら 。 液肥を施用する回数ですが、まずは1週間のうちに2回ほど 施用してみて、その後の作物の様子を観察します。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 9, 2015 06:28:15 PM
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