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カテゴリ:経営 編
夏場の風物詩といえばホオヅキ。
夏場の7・8月期に出荷される宮崎県の代表的な農産物として有名 なのはなんといっても早期栽培の宮崎コシヒカリなのですが・・ それとは別に 県の中央部の日之影町・諸塚村・西米良村・日南市 北郷町、そして木城町山間部を中心に栽培されているのが こちら。 ホオズキです。 お盆用として栽培され主として県外に出荷されていきますよ。 さて、このホオヅキ栽培。たいへんなのはなんといっても高温。 [トマトやキュウリにピーマンといった春の終わりまでに収穫が 終了する果菜類のハウス栽培とちがって]過酷ともいえる夏の暑 さのなかの栽培となるのですから、管理作業には骨が折れます。 またそれは 受粉作業に携わるマルハナバチ[こちら]にとって も同様で・・・とく異常な高温がつづく年などの管理作業という 観点からみれば それはまあ いちかバチか みたいな、そんな 作型にあたるのかもしれません。 しかしそんな努力のかいもあって生産され出荷されていくホオヅ キの需要は好調。あなたのお近くで毎年開催されているであろう 初夏の風物詩である“ほおずき市”のホオヅキのなかにも、きっと 宮崎生れがあることと思われますよ[生産量は全国トップクラス といわれてますから]。 ちなみにこちらは今年のホウズキ。 今年の3週間も続いた長雨と、昨年に来襲した台風24号の激甚 災害被害を乗り越えられて作られたいっぴんとなります。 そんなホオヅキをシキミといっしょに仏花として飾ってみました♪ といったわけで今回は、お盆前に出荷される宮崎の農産物として のホオヅキ。についてのご紹介でした。 ・・・市場において一定以上の評価を得る作物を育てる ためには努力がいること、これはあたりまえのことでは ありますが、ホオズキのこのあかいあかい色あいをだす のは生産者の血と汗なのかもしれませんねぇ。もちろん 評価されて高値ともなれば、その先にまっているのは生 産者の笑顔となりますけれど。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 1, 2019 03:38:12 PM
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