|
カテゴリ:植物の生理生態
マンサクにまで 塩害。。
先日の台風9号・10号の北上に伴い、南からの潮風が吹き付け た宮崎県地方。 宮崎県の海岸部では[気象庁の予報とちがって] 降雨量がすくなかったこともあり、イネや茶樹といった園芸作物 は言うに及ばす、街路樹や家庭の植木、植木鉢に植えた植物さら には海岸部の自然林などの多くの植物で塩害が発生しています。 その塩害による症状ですが、 葉が縮れ・茶色くなる → 落葉する → へたすると枯れる といった経過をたどります。 ということで 台風通過後には塩害対策として 真水のシャワー かん水をおこなうのが常なのですが、降雨量の多いいつもの台風 時であれば過去に塩害がおこったことのないマンサクであるはず なのに 今回は 10号通過3日後。 とこのような状態です。 葉の状態は こんなかんじ。 で さすがに海からの風がもたらす塩害だなぁ と思ったのは同じ 樹であったとしても山側の被害が少なかったという現実。 10号通過3日後。 おなじひとつの樹とはおもえない葉の状態ですよね。裏にあたる側 から見ると。葉の状態をアップにしても こんなかんじですもの。 さて、そして 塩害のケア。 リンサンと苦土の液肥は台風通過後にすでに施用[こちら]していま すので、つぎは 機械的な処置である剪定。 今週末あたりに、 緑色が残っている部分は そのままにして、茶色になった部分を 切除していく予定です。 ちなみに 台風通過後10日目の マンサクの様子は こちら。 山側 ← → 海側 まあ 葉の半分は塩害にあいましたが、いまのところは樹勢もあり 枯れることはなさそうですので ほっとしております。 バットマンにでてくる悪役の トゥーフェイス。なんだか そんなルックスをつくりますよね、塩害被害って。。。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 17, 2020 11:34:23 PM
[植物の生理生態] カテゴリの最新記事
|