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カテゴリ:名所旧跡編
安徳帝は壇ノ浦で入水されたとされていますが。
5月08日に放送された「鎌倉殿の13人」の壇ノ浦の合戦にて、 二位の尼に抱かれて入水される安徳帝のシーンがありました。 名場面ですよね。今回にかぎらず、どのようなドラマをみても胸 を打つシーンだと思います。 個人的には やはり大河ドラマの 「平清盛」にて、深キョン演じる二位の尼/平時子に抱かれて入水 される帝の、祖母でもある時子とお二人で会話するシーンが思い 起こされます。 とはいうことなのですが・・・そこで鹿児島県の垂水です。 ここ数回宇喜多秀家公つながりでご紹介してきたのですが、じつ はこの地に、壇ノ浦で入水されたはずの、その安徳帝をお祀りす る神社があるのです。 神社の名前は 居世神社[こせ神社]。 案内板には つぎのような説明が記されていますよ。 なお神社のなまえである居世/こせですが、これは いせ/伊勢 とも読める。伊勢神宮を崇拝し権威を誇ってきた平家ではあり ますが、都を追われ戦に敗れた身ゆえ、公に伊勢とはなのれな かったので、いせともよめる当て字を用いたのではないか・・ といわれているそうです。 前回ご紹介した七人塚の平家ゆかりの平野家もあることですし、 また宇喜多秀家も匿われていた土地柄でもあります。 壇ノ浦 合戦時には七歳といわれている安徳帝におかれましては隠遁生 活ではあるとはいえ、自然豊かな錦江湾沿いのこの地にてお健 やかな生活をおくられていたとしたら いいことだよなあ・・ などと、神社にお参りするたびに 思いめぐらし。。 初春の神社の裏手には、特産のマメ畑&袋かけされたビワ畑が ひろがります。 この日はなんだか、優しげに見える桜島。。 屋敷から3kmの道のりを歩いて居世神社にお参りする ことを日課とされていたという宇喜多秀家公。うたた ねの夢は牛根の里にさえ都忘れの菊は咲きけり と歌 を詠まれています。居世神社の紋章は菊の御紋。。 「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 9, 2022 07:01:41 PM
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