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テーマ:最近観た映画。(39260)
カテゴリ:シネマ感想:あ行
ヒューヒュー、の称号をヒュー・ジャックマンに奪われるまでは保持していた、ヒュー・グラントの主演作です。これもけっこう古い映画ですね・・・。ブリジット・ジョーンズの頃かなあ。ケーブルテレビでやっていたので観てみました。 30代後半、音楽家だった親の印税で食べており、定職なしの独身貴族男性・・・というまさにピッタリのキャスティング。このころのヒューヒューがシワも少なくて一番カッコよかったかもしれませんね。もちろん恋愛もコミットしない関係が楽で、色んな女と付き合うもどれもピンとこず・・・という恋愛モラトリアムな感じのキャラクターです。 そんな主人公、「罪悪感なしに別れられるから、シングルマザーは鉱脈かも!」と気づき、シングルマザーをゲットすべく自らもシングルファザーを装って集会に参加(本当にしょうもない・・・)。そこで出会ったお母さんと守備よくデートにこぎ着けますが、もちろん子連れ。 そこでヒューヒューは、彼女が連れてきた友達の子供でローティーンの男の子、マーカスと出会います。メインの話はこの二人の年齢を超えた友情?のようなもので、それに周りの人との関係性をからめつつ、「一人じゃないって素敵なことね♪」ということを描いた作品・・・なのかな? シングルマザー役にトニ・コレットやレイチェル・ワイズが出ていて結構豪華です。子役でマーカス役をやった男の子が、子供らしいんだか、らしくないんだか、絶妙な感じでまた可愛いのです。捻くれてるけど甘えたい年頃、みたいな。ずうずうしくヒューヒューの家に入っていく感じがまたキュート。 お母さんにかぶらされている手編みのニット帽もイギリスっぽくて可愛い。しかし、驚きました・・・トム・フォードの初監督作品「シングルマン」に、美しく成長したマーカスが出ているんですね・・・。しかも主役のコリン・ファースを惑わせる美青年役だとか。まさに光陰矢のごとし。 軽めのお話なので、見所は特に・・・ありませんが、ヒューヒューのいい年こいてのフラフラっぷりと、マーカスの可愛さ、あとはイギリスっぽい乾いたジョークが見所と言えば見所です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.27 05:10:34
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