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カテゴリ:エコクッキング
昨日と今日はめずらしく時間があったので、クリームシチューとアップルパイを作りました。シチューは国産小麦粉をバターで炒めてベシャメルソースから作ります。チキンと野菜を煮込んだスープにベシャメルソースを合わせて煮込みます。スパイスはクローブとベイリーフ。
材料はどうって事ないものだけれど、インスタントのコンソメとか、化学調味料の入ったスープの素は使いません。まったくの天然素材だけ。じっくり時間と手間をかけて作ります。とはいうものの、特に難しいとか長時間の作業と言う訳ではありません。 小麦とバターを炒める時に使う鍋は厚底のもの、これでじっくり炒めて色付く直前まで炒めます。鍋底をいったん冷やして温度を下げ、ミルクと合わせてしっかりまぜて溶かしあわせ、再び過熱してベシャメルソース(ホワイトソース)にします。ここまでの行程でソースの旨味が決まります。うまくない小麦粉だったり、手間を省いたり失敗したりしたら、最高のできには成り得ません。 アップルパイも同じ、小麦粉バターのマジックです。小麦粉の中でバターを三cm角くらいにカットし、分量の水と合わせて小麦粉と水をさっくり混ぜ合わせたら、バターと小麦粉を手のひらで押しつぶしながら折畳んでは押しつぶしを三~四回くり返していったん冷蔵庫で寝かせます。一時間ほどして水と小麦粉がしっとりなじんだら、打ち粉をしながら、麺棒でのばしては折り畳みを三~四回くり返します。これでパイ生地が出来上がり。 パイ皿にのばした生地をのせ、スライスしたスポンジケーキを並べ、うっすらあまく炊いたりんごをたっぷりのせます。シナモンをふって蓋になるパイ生地をのせて卵黄を塗って、200度で焼きます。焼き上げて一晩寝かせてカットして頂きます。 ああ、こんな事書いても、料理した事のない人にはまったく何も伝わりませんねえ。少しやってる人にもなんとなくイメージできても、しっかりとはわかりません。とてもよくわかっているプロには、これだけの文章では細部が見えてこないので、もどかしい思いになるでしょう。ああ、書いてる私ももどかしい。 けれど、どんな人にも私が何を作ったかよくわかる方法があります。それは食べてもらう事。私の作ったアップルパイやクリームシチューを食べてもらったら、きっとみんなああ、幸せって、一瞬の幸福を感じてくれることと思います。単においしいというのではありません。口で味わうのを越えて、心で快感を感じるほどに・・それは、お・い・し・い・のです。 なんちゃって、こういうのを自画自賛って言うんですよねえ。でもねえ、ほんと、自分で作って自分で食べて、自分は天才って思うんだから、仕方ないですよねえ。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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作り方云々はともかく、読んでいるだけでヨダレが出てきそう(^u^)
ぜひぜひご馳走になりたいものです。 最近、妻に「食事も自立して欲しい」って言われます。 私に料理を勉強して欲しいそうです。 先日の講座でも、 「味さんとこで、しっかり勉強してきなさいっ」 と送り出されました。 どうも妻の中では「講座を」と言うより「料理を」というニュアンスが強かったようです。 帰ってからの我が家での笑い話でしたが・・・・ と、いわれつつも京都は遠いです。 (2006/11/18 02:09:10 PM)
眠れる獅子さん
>作り方云々はともかく、読んでいるだけでヨダレが出てきそう(^u^) >ぜひぜひご馳走になりたいものです。 ははは、京都にいらして下さいな。ぜひご試食あれ。 > >最近、妻に「食事も自立して欲しい」って言われます。 >私に料理を勉強して欲しいそうです。 >先日の講座でも、 >「味さんとこで、しっかり勉強してきなさいっ」 >と送り出されました。 おおおっ素敵なおつれあいさんではないですか。 >どうも妻の中では「講座を」と言うより「料理を」というニュアンスが強かったようです。 >帰ってからの我が家での笑い話でしたが・・・・ たしかに、講座よりも料理の方が家族には直接分かりやすいからね。 > >と、いわれつつも京都は遠いです。 ですねえ、またお暇な時にいらして下さい。お宿も用意しておきます。特訓しましょ。 ----- (2006/11/19 01:14:07 AM) |
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