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多くの男は女が何を考えているのかわかってない・・・と私は感じる事が多い。それが悩んで私のところに来られる方であれ、何も問題が無いと思っている人であれ・・・。
悩んでいる男は妻の行動も考えも理解できなくて、ことごとく食い違ってこじれ果ててしまってるし、何も問題がないと考えてる男も問題がないのではなく、妻からすれば話しても問題を理解し得ないとか通じないと判断してるから、諦めて男に何も伝えないだけなのかも知れません。 もちろん、そんな男たちに悪意があるとも感じられません。人格的に多少問題があったり無かったりするのは女も男もおんなじ。なのになぜ多くの男たちには女たちの思いや言葉が通じないのか・・・。 私はときどき「おっちゃんオカマかー」とか「あなたは女性的ですね」と言われたりする事があります。生物的には男性ホルモンに支配された情動がありますが、文化的には闘いではなく調和を指向する傾向があるのは確かです。このあたり、ジェンダー領域では男と女が併存する自我のような気がします。 こんな私ですから、女の気持ちや言葉もよく理解できますし、男の発想や行動もわかります。そしてそのズレもよく見えてきます。妻の言葉の意味が理解できたらそこまでこじれなかったろうに、と思う事は少なくありません。 多くの男の言語能力が女に比べて低いと言っていいのかどうかわからないけれど、柔軟性や多様性に欠けていて関係を構築したり再編したりする事が不得手です。これは脳生理学の範疇でしょうけれど、必ずしも性決定論的なものではないと私は考えます。 遺伝的なものより文化的な影響が強いのではないかと私は考えています。LDで社会適応不全、不安障害やアルコール依存を抱えていた私は暴力的な思考回路を持っていたにもかかわらず、女性の文化世界で生活していく中で、女性の心や考えを理解し、自分のものとする事ができたのだから。 ただ、こどもの頃から言語能力が人並み以上のものがあつたと言う事が、女性領域に適応する事を可能にした訳で、誰にでもジェンダーを超えた学習が簡単にできるとは言えないでしょうけれど。 このあたりの事を考えつつ、いろいろ援助の仕事をさせて頂いてますが・・・・昨夜のフリークス・・・依存について語り合ったけれど・・私は少し性的な事を話題にしてみました。 私が性依存であるとは思ってないけれど、性は私にとって抑圧されるべきものではなくて、私の人生を豊かにする大きな要因である事は間違いなくて、その辺りの事を話してみました。 で、女性の参加者でもその辺りを言語化できてない人は、話しができてすつきりしたと言ってくださいましたし、性と自己のありようを明確化できたのではないかと思います。 セックスについても男の勘違いは女たちの話題になる事は多いけれど、男同士の語りではその勘違いについては理解できないですからね。 セックスだけではないけれど、あらゆるステージで抑圧の無い対等で自由な対話の場があれば、勘違いする男たちも少なくなるんじゃないかな・・・とは思うけれど・・・そんな場がどこにも無いってのは・・やはり今の社会の構造の問題なんですよねえ・・・はあー先は長いっす。そんなこんなを感じたフリークスの夜。そうそう、フリークスではお腹をすかせた参加者のために、虫押えの簡単メニューを用意しています。昨夜は中華おこわになすの中華風炒め煮・・どちらもおいしく頂きましたー・・・感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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