■今日(9月11日)、東京六大学・秋季リーグ戦が開幕した。法政大vs早稲田大1回戦、早稲田は大学のラストシーズンを迎えた斎藤佑樹(4年、早稲田実)が先発した。だが本来の投球とは程遠いピッチングで自滅。法政打線に4点を献上し、通算13敗目(27勝)を喫した。
法 010 300 000 =4
早 000 200 000 =2
(法)○加賀美、(早)●斎藤佑-大野健-大石
■今日の斎藤はストライクが入らずストレートの四球を与えるシーンもあり、明らかに調子がおかしかった。今日の敗戦は法政打線が斎藤を攻略したのではなく、斎藤自身の自滅によるものだった。
まず2回。初めて法政の4番に据わった多木裕史(2年、坂出高)に外角高めの速球を狙われ、レフトスタンドへ先制の本塁打を浴びる。
そして4回。この回先頭の3番・河合完治(1年、中京大中京高)に、速球・変化球ともにストライクが入らないままボール球を4つ続けて四球を許すと、滅多に見たことのない斎藤の「自滅劇場」が幕を開けた。
前の打席で本塁打を許した4番・多木にもボールが先行し、挙句の果てにライト前ヒットを浴び、無死一・三塁に。そして5番・土井翔平(2年、智弁学園高)にはカウント1-1からセンター前に適時打を打たれ2点目。さらに次打者の送りバント後、7番・今村恒太(3年、金沢桜丘高)のセカンドゴロが野選になって3点目。そして8番・大八木誠也(4年、平安高)のライト前への適時打(4点目)でトドメを刺された。
(斎藤の今日の成績)
5回、被安打7、奪三振2、与四死球2、自責点4。
■ただ斎藤にとって良いことがひとつだけあった。それは2回、5番・土井を見逃し三振に仕留めた球が150kmを計測したこと。150kmは斎藤自身初めて。この瞬間、スタンドからは「ウォッ!」と小さな歓声が起きた。
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