[伊豆大島案内] カテゴリの記事

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  年男です

  知人が写真データーを送ってくれたので見ていただきます吉谷神社境内です、鳥居の横には立派な石碑が。年男が３人ずつ「オニワソト　フクワウチ」のかけ声で福豆や餅をまきましたこれは私、裃と烏帽子を付けた勇姿です。

  2011年02月05日

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  年男の豆まき

  １０日ほど前に「節分の豆まき」のお誘いをいただきました。そうなんですナント今年は還暦で年男なのです。伊豆大島の元町に暮らし、吉谷神社の氏子であり、１０数年前には氏子総代の役を務めて２度節分祭で働いたことがあります。「誘ってもらったけど休みの日以外は資料館を閉めるわけには行かないので・・」とお断りしながら暦を見ると２月３日は木曜日でした。断る理由もなくなり厄落としに行ってこいと言う巡り合わせだと思って参加させてもらいました。年男年女の参加者は１１名、少ないナーとは感じましたが豆まきに集った人たちの熱気は熱かったです。裃をつけて本殿でお払いをして記念写真をとりました。７２才の方々、私ももう一回りすれば・・・果たして無事で居られるのでしょうか。その頃から庁屋の前に子供たちが集ってきました。４時ピッタシになって「豆まき」開始です、子供たちと大人の笑顔で会場は熱気を帯びあっという間でした、１００人は越して１５０人近くいたのではないでしょうか、子供たちは皆大きな袋を広げていました。烏帽子を被った　【私の勇姿】　は後日写真をもらってから見ていただきます。暖かな日でよかったです。

  2011年02月04日

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• ありがたい差し入れ

  「大島里喜資料展」を長丁場ではじめているが、踊りを習っている里喜本社中のメンバーの一人がお昼の差し入れを持ってきてくれた。料理が得意な女性で、はんば飯・アシタボのおひたし・大きな梅干し。いつも食パンや餅を焼いたりインスタントラーメンを食べたりしている者には「大したご馳走」です。味もさることながら「差し入れしてやろう」と思ってくれる気持ちがありがたいです。家でもハンバ飯を作りますがまた違った味で楽しめます。柔らかいハンバを採ってから一週間が経ち、また伸びたでしょうか、今は大潮なのであの時の岩ひとつだけのために明日の休館日には波の具合を見てまた行ってみようかと思っています、今回は釣り竿なしの身軽なかっこうで。

  2011年02月02日

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• 唄うスタイル

  大島民謡を全国に広めた功労者の「大島里喜」はいつも島の女性風俗の着物を着て歌っていた。地味な柄の着物に前だれ、大島独特の「ソーメンシボリてぬぐい」を頭に被った写真が数多く残っている。昭和５４年発売のレコードのカバーでも同じような格好（左の大柄な方が大島里喜）、右の少し色が付いた着物と今風のてぬぐい被り姿の小柄な女性が大島里喜の一番弟子の大島太郎で、今も元気に暮らしながら「里喜本社中」に踊りの指導をしている。当館の資料展は３日間が過ぎて今日からは里喜本社中の常駐とガイドはなく私一人になった。大島太郎さんはそれを心配して寄ってくれました。椿まつりは３月下旬までだから会期はまだまだ、ずっとお里喜さんの唄をカセットで流しているので、覚えてしまうかも知れません。

  2011年02月01日

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  「ちい散歩」大島取材で来島

  私はほとんどテレビを見ないので知らなかったのだが、「ちい散歩」という番組が人気だそうだ。その地井さん、といえば「北の国から」に出ていた人の良いお兄さん・おじさんくらいしか知らなかったが、昨日から大島に来て「大島公園の椿園」「椿油搾りの高田製油所」を回ってドームの藤井工房で「あんこ人形」の話をして、テーブルに絵の具を並べて島の絵を描いて完了に。ちょうど大島里喜の資料展に踊りを習っている里喜本社中のあんこさんがガイド役で見えていたので、カメラと一緒に地井さんに二階に上がってあんこ姿で民謡を歌った大島里喜を取材してもらいました、さてどんな映像になって放送されることか、されないことか。「ちい散歩」の放映日が決まり次第また紹介します。　地井武男さんに来館記念の記帳していただきました　里喜本社中のあんこさんと工房前で記念写真

  2011年01月31日

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  企画展「大島里喜の資料展」

  大島里喜という名を聞いてどれくらいの方が「あああのひとね」と反応してくれるだろうか、大島人で、観光のお客さんで。１月２９日から椿まつりの最終日の３月２１日まで当館で「大島里喜の資料展」を開催する。大島民謡を全国に広めた功労者で、直弟子の大島太郎師が現在も里喜本社中の面々に「直に踊りを教えている」、そのお師匠さんの足跡を展示してみていただきます。久しぶりに「資料館たより」を新聞折込みにして周知しようと思います、２８日の新聞に入れる予定です。原稿はカラー版ですがチラシは残念ながらモノクロです。 

  2011年01月25日

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  知る事典　再版に

  今年の９月に出版された「伊豆諸島を知る事典」は１２月にめでたく再版となりました、最初に何冊刷って今回何冊なのか、詳しくは知りませんが売れているという証拠でしょう。中心になって編集した樋口先生が再版本を持ってきてくれました、一緒に雑誌の記事も。「報知高校野球２０１１年１月号」出たばかりでしょうか。　　　

  2010年12月28日

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  昨日は外食

  　　今年の夏頃から月に一度だけ外食している。これまでに天ぷらうどんを樹璃庵で、レストランまんたて、シーヴィンズ、魚味幸とまわり今月は昨日のクリスマスの日にゆっくりとこのレストランで食べました。　　　介護組はやりくりして月に一度だけ３人で夜の外食をしています。今回はログハウスの木里吉里（予約制）です、ここは１２年前にオープンました、私がドームハウスの工房を開いたのが１１年前です、「開業をする視線」でレストランの様子をランチをしながら何度も見に行った場所です、部屋の配置やトイレの具合、飲み物の値段など。蒔ストーブも魅力的でしたが止めました、止めて正解でした、半日小さな灯油ストーブで暖めればそんなに寒くはないし、ドームに住んでいるわけではないので火の心配、接続部からの雨漏りや場所をとることの心配もありました。　　　トイレの洗面台は原木を彫ったものです、これは最初から気に入ったものでした。オーナーとは顔見知りです、私が何度も見に来たことを覚えていると話してくれました。　　今日のメニューはコースで　ピザ・ナンとカレー３種類とごはん・野菜・番茶と甘い物です、私はビールを２本飲んで大満足、ナンは食べきれず持ち帰りです。料理や内装へのこだわりが伝わるオーナー、私にはこれほどのこだわりと自信はなく、毎日を漫然と過ごしているようで情けない、もっと工夫をせねば・・・そんな静かなクリスマスの晩でした。　どんなレストランか、興味のある方はやまちゃんブログの中の伊豆大島「木里吉里」を参照に、どなたのブログか知りませんが、藤井工房も載せてもらってます。 

  2010年12月26日

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• 赤穂浪士の遺児

  江戸時代初期には重罪人の妻子すべてが処罰の対象となっていたそうです。討ち入りのあった元禄の頃には男の子供だけが処罰されたそうで、赤穂浪士の遺児のうち１５才以上になっていた４人が伊豆大島に送られました。「・・・大島に到着した４人は討ち入りに感銘を受けた島民たちが温かく出迎え、小屋まで用意していたと伝えられている。・・・」と頂いた本に書かれています。本文はHPの間瀬定八ニュースを参照してください私は平成１６年から伊豆大島間瀬定八顕彰会の活動の様子を自身のHPの中で細々ながらこれまで伝えてきました。この記事を見られた方から、３００年遠忌法要の写真を使わせて欲しいと照会が来ました、顕彰会会長の了解を得て画像を送ったところ、今月１５日の討ち入りに合わせて作られたと思われる小冊子を送っていただきました。　すみだ歴史読本　忠臣蔵外伝「その日の吉良邸」　の中の　【　赤穂浪士の遺族　伊豆大島へ　】　墨田区観光協会発行の小冊子です。

  2010年12月25日

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• 大島里喜の資料展

  来年の企画展第一弾は「大島里喜の資料展」、椿まつり期間中の開催予定。大島民謡を全国に知らしめた功労者だ、生前にお会いしたことはない、名前を知っている人が全国にどれだけいよう、大島にどれだけいよう。お弟子さんたちの「里喜本社中」を応援する会に入っているので、当館で展示できることになった。平成１７年に伊豆大島文化協会が「没後２０周年記念　大島里喜想い出展」をやっている、展示するものはそれと似通った物になると思われるが、当館らしい展示ができたら、そう願って今から構想を練っています。

  2010年12月15日

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  あしたぼ種もらい

  　今から３０年ほど前、まだ母が元気で動き回っていた頃に何度かアシタボの種採りのお供をしてその場所を覚えました、資料館兼工房をはじめてからは毎年出かけています。最初通った裏砂漠の「ハゲ」と呼ばれるところはススキの原でアップダウンがきつい場所でした、途中から霧が出てきて方向を間違えて苦労したのは６１年の噴火で溶岩が流れた場所でした。その頃はあしたぼ種採りの人が多かったようで、他の人が採った後に行くことが多かったのですが、ここ数年はいつも一番乗りです、需要と高齢化のせいでしょうか。根こそぎ頂くのではなく一株のうちで真ん中にひとつ大きな種がついた立派な房があります、それだけをいただいてきます。　花が咲くとその株は枯れると聞いています、だから去年いっぱい採れた場所へ行っても有るとは限りません、その時の感というか成り行き任せで「ほっつき歩くのが一番です」、気をつけなければ成らないのは樹林に近づかないこと、うっかり入り込むと方角が分からなくなり抜け出すのに苦労して疲れます。常に噴火口と温泉ホテルの姿を確認しながら進みます。今年はうまく行きました、ただ風が強い日で冷え切ってお腹が痛くなって早めに帰りました。日に干して乾燥させ工房で販売したり畑に種を播いて新芽を食します。採取中は立ち止らないので良い写真が撮れていませんでした。　大島公園方面を見る　地平線の所で色が変わっています、海です。　写真は内輪山とススキの原です、韓流の時代劇が好きになったきっかけの番組「チャングムの誓い」の中で主人公がススキの原を登って流刑地チェジュ島に向かうシーンが印象的でしたが、こんな雰囲気だったことを思い出します。　２枚の写真は横にほぼ繋がります、風の音しか聞こえません、寂しいくらい静かな裏砂漠でした

  2010年12月11日

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  伊豆大島秘境の旅４

  観察会の主催は「伊豆大島自然愛好会」です、私は会員では有りませんが自生地を見たくて連れて行ってもらいました。本土からわざわざ参加された方もおり「ＨＰで更新しますから」とお聞きして初めて今日その記事を見せていただきました、もう長いこと伊豆の島々を巡っておられる方だと知りました。一番驚いたのは「大島の黒崎行き」に挑戦されたことです、釣り仲間から「黒崎に行くと釣れるぞ」と誘われたことがあったのですが、下りに３０分、昇りに一時間、と聞き「幾ら釣れても１００匹釣れても運び上げることを考えると二の足を踏んでしまう」、未だに行ったことのない場所です。私にはただ歩いたり、アクアラングで潜ったり、ランニングしたりより、畑を耕したり、素潜りで魚や貝を採ったりの方が魅力的です。たぶん黒崎に行く機会はもうないでしょう、黒崎こそ人を寄せ付けない「最後の大島の秘境」そう思っています。今日の花は「ネジの洞窟」のものではありません、環境が合っているのか、のんびりゆったり生息しているような形に見えます、直径は３０センチを超す大株のイズノシマダイモンジソウです。　　　　

  2010年12月10日

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  伊豆大島秘境の旅２

   　　　　　観察会（土曜）の前夜、金曜日の夜は用事のない限り女房殿の実家がある泉津に泊まりに行っています。今回もそうです、土曜は一日休館日にしたので昼まで時間があったので畑の草取りと火燃しをしました。泉津に「ちび」という美味しいラーメン屋さんが有ります、木曜金曜が定休日なので食べるチャンスが全くなかったのですが、今回はラッキーなことに女房殿と「チャーシューの入ったラーメン」と餃子、ビールを腹一杯いただきました。それから海のふるさと村へ、車で行ける道まで乗り合いで行き、そこから歩きです、こんな道を歩きます。フノウの滝の沢を降りきると視界が開け、岩場の先にネジの岬が見えます、もう参加者がかなり前を歩いています、魚を釣ったと思われるエサのカニも残っていました、こんな場所まで釣りに来るのでしょうか。振り返るともうかなり来ています、いつもの釣り座（トーフ島）が右奥に映っています。近づくと「ネジの洞窟」がはっきりと見えます、三方に穴が開いており波が押し寄せています。４メートル四方の中にびっしりとイズノシマダイモンジソウが咲いています、白が花、緑が葉っぱ、すべてダイモンジソウです、崖のかなり上に自生しているので、これ以上近づけたズームはすべて手ぶれピンボケでした、あと２箇所にかたまってます。

  2010年12月06日

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  伊豆大島秘境の旅１

  昨日は「伊豆大島自然愛好会の観察会」、念願のイズノシマダイモンジソウの群生地を見てきました。そこは何と私がもう２０年近く毎年冬のブダイ釣りに出掛けているトーフ島から真っ正面奥に見える短い岬だったのです、左上は黒崎の岬です、まさかこんな処に群生しているとは。赤い線がルートですサンタ沢で車を降りて歩くこと４０分ほどでフノウの滝の下流の海岸に出ます、そこからネジの洞窟までは岩場を歩いて約１５分で到着です。画面下の行き止まりの崖がネジです、この崖の中腹に「イズノシマダイモンジソウの群落」あります。岬が波に浸食されて３方向に穴が開いています、かつてはこの穴を抜けて黒崎を抜け、筆島まで歩いて行けたそうです、今は崩れて行けないようです。この写真は昭和３０年の岩波写真文庫１６０「伊豆の大島」に載っている「フノウの滝」です、今は上流で堰き止めて「大島の貴重な飲料水として」パイプで運んでいます。この場所も今ではすっかり雑木林となってしまって面影をみつけることはまったくできません。海を通る船からこの滝は「船の帆のように見えた」そう伝えられています。私も子供の頃にここで弁当を食べた覚えがあります、沢ガニもいたと思います。　つづく 

  2010年12月05日

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• 同窓生へ業務連絡

  ４０年前に卒業した大島高校３年１組の方々へ　有森裕子さん出演の「夢の懸け橋ー伊豆大島」のテレビ放映（２回）の時間を見てもらおうと葉書でお知らせしたのですが、２回とも変更になり放映されませんでした。「イチローをやってるぞー」と電話をもらったりしました。　これまでに３人の同級生にDVDを郵送する約束をしました、３枚にダビングしたので見てくれる人が居たら順に送ります。第一弾は上記３人にリレー方式で近日中に送ります、私からAーBーCと転送されて最後に私の手許に戻ってきます、オマケは郵送料を各自に負担してもらうという仕組みです。他にも見てくれる人がいたらお知らせ下さい。　メールアドレスは　tora26@fsinet.or.jp　です

  2010年12月01日

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• オーシャンライフ１２月号に「知る事典」の紹介あり

  海とボートの雑誌「オーシャンライフ」に　『伊豆諸島を知る事典』樋口秀司編　が紹介されていますので、抜粋して掲載させていただきます。・・・さて本書は、関東地方の島々に馴染みがない方々には申し訳ないが、表題通り伊豆諸島の様々な方面からのアプローチによって紹介する。島々は、よく呼ばれる通称伊豆七島、伊豆大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島に、式根島と青ヶ島を加えた九島である。編者は伊豆大島生れ。大島高校教員、八丈町、青ヶ島村、大島町の中学校長など、教職を歴任。執筆者は編者を含めて新島村の博物館勤務、神津島村教育委員会勤務、三宅島高校教員、御蔵島小中学校の教員、八丈島小学校教員など、6人全員が伊豆諸島に関わりが深い。一般のガイドブック、その中では財団法人日本離島センター編集発行の「SHIMADAS」が、無人島を含めて北は礼文島のさらに北、海驢島から南は与那国島まで１０００島近くを紹介して頭抜けているが、このSHIMADASはどちらかといえば観光案内。比較して、本書は歴史や民俗学的な掘り下げが深い。たとえば伊豆大島の場合、まず島の概観、その位置、面積、周囲、標高などを述べ、続いて原始古代の遺跡から始まる郷土史を解説する。縄文人の住居跡、弥生時代古墳時代の遺跡、奈良平安時代の出土品、中世近世の銅鏡、江戸時代の波浮湊築港、明治維新後の行政の変遷など、詳細をきわめる。その他、流人、伝説、伝統的な年中行事、名所旧跡、博物館や資料館などを教える。私事で恐縮だが、セーラーとしてレースに参加していたかつての頃、島周りのレースが全盛だった。三浦半島小網代沖をスタートして、伊豆大島や三宅島、八丈島を回って戻るレースである。だから面白いことが生まれた。何回も参加していると、特定の島のこちら側は岸ぎりぎりまで艇を寄せられるが、回り込んだあちら側は暗岩が多く岸から離れる必要があるなどという知識は次第に増えたが、にもかかわらず島には一度も上陸していないから、島内の様子はまったく知らないのである。したがって「SHIMADAS」を初めてめくったときと同じで、本書によって教えられことも予想外に多かった。各島に伝えられているという源為朝伝説。島々へ流された流人のエピソード。飢饉を避けるために島の人口増大を怖れ、家督継承者以外の世帯は認めなかった挿話。２０世紀まで続いた水資源の問題。御蔵島は全周囲が崖で浜に降りるのが容易ではなく、島民は海の民ではなくツゲなどの銘木を産出する山の民として生活。各島に漂着した難破船の事例。戦後の離島振興の政策が実ったのか、各島における港の築港と整備、道路の建設など、本書はランダムにめくって読んでも初めて知ることが多かった。　　　　　　　　（中略）ともあれ本書は、編者が「はじめに」で述べる「今回の執筆者六名は、島に住み着き、島に対して人一倍愛着を持って、島のために何かをしようとしている方々である。・・・それぞれの特色を持った島々について、決して専門の学者でない、私ども島人のメッセージだと思って、一読していただけるとありがたいことである」は十二分に納得できる。写真の収録もほとんど全ページに渡っているが、カラーでないのが残念。できれば島の地図も欲しかった。でも郷土資料館、村役場、観光協会など、主な問い合わせ先はしっかりと記載されていて、本書は海を渡るガイドブックにもなる。足腰がまだ動く間に、本書などで知った青ヶ島の幻の芋焼酎「青酎」を飲みに出掛けたい。もちろん連絡船に乗船して・・・

  2010年11月29日

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• 無事に放映されたでしょうか

  資料館兼工房にはテレビはあっても線が繋がっていないのでまだ見ることが出来ません。撮影当日に有森さんと英国青年が「あんこ人形彫刻」にチャレンジして作った人形です、上手に作られました、一発勝負でも難しい色塗りも軽くクリアー、何をやっても凡人とはひと味違います。左がJJさんの「ジュリアロバーツ人形」ネックレスを付け、長いスカートを履いています、右が「ありも」と前垂れに書かれた有森裕子さんの「あんこ人形」です。

  2010年11月20日

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• 明日放映に「夢のかけはし・伊豆大島」

  マラソンの有森裕子さんが大島に来て撮影した「日本の旅でー夢のかけはし・伊豆大島」という番組は　延期になっていましたが１１月２０日（土）　１６：１０～１６：４０　NHKBS１　で放映されます。録画を予約したときの画面に「字幕スーパー」と書いてあったような気がします。元々この旅番組は海外向けの日本紹介のものです、有森さんと英国青年のミュージシャン（JJさん）はずっと英語でしゃべっていました、私と有森さんは当然ながら日本語です。ナレーションが入るのかと思っていましたが、そうではなさそうです。身近な話題が生きた英会話で聞けるというチャンスはめったになく、大島の中学・高校生にも見てもらいたいものです。一芸に秀でた人の感性、「大島の魅力の再考」のきっかけとして多くの島の人たちにも見てもらいたいと思うので町役場にもPRを頼もうと思います。

  2010年11月19日

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• 連絡ができません

  大島で生活したことがある高校の同級生に「大島の魅力の再考」に最適と思ったマラソンランナーの有森裕子さんの「大島の旅番組」を見てもらおうと葉書で案内をしたのですが、放送予定日前日に延期になってしまいました。生き死にのことではないのでわざわざ電話するのも・・そのままです。来年で還暦を迎える同級生です、大島に縁があった人、なかった人、帰ってきたいのに帰れない人、帰りたくない人、大島から東京に出たいのに出られなかった人、それぞれだと思いますが、いっとき「大島」を感じてもらいたいと思いました。私は今話題のツイッターはやっておらず、どんな仕組みかわからないので、知人に頼んで「つぶやいて」もらいました、　　ブログにも載せてもらいました。今朝、北陸の寿司屋の奥さんから「新聞見たけどやらないみたいだ」と電話をもらいました。昨日の放映延期のブログの記事にコメントを入れてくれた人もいます。大変お騒がせしました。

  2010年11月17日

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  嬉しい反応

  先日行なわれた陶芸「元浪窯」作品展の個々の作品を写真に撮った資料（３０人分）を主宰者にあげたら、何と２１部の追加注文があった、印刷実費＋若干のお礼で引き受けた。数日前に陶芸教室の若い女性の生徒さんが二人で「あんこ人形作り」にドームに見えた。何となく大きな人形を作りたいような雰囲気、当てずっぽうだが、そんな気がしたので大きな人形作りを勧めてみた、出来上った人形を見てください、右端がいつもサンプルに用意している人形で、普通はこの大きさを彫るのだが、二人はその何倍も太い椿の木を彫った、木が硬くて苦労をしていたが見事に「ほほえむあんこ人形」の完成です。

  2010年11月05日

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  フリーペーパー「12class」に記事が

  フリーペーパー「12class」　最新号に記事が載りました。　　　　　　　あの人に会いに　（本文）　父親が亡くなった際、自分が残さなければと言う思いが強くなった。父親は、あんこさん（＝年上の女性に対して親しみを込めてよぶ時の呼称で「姉こ」が変化したもの）が重い荷物を頭に乗せて必死に運ぶ姿を見て、その苦労の姿を神々しく思い、形に残したいと彫り続けた。始めようと思った頃、そこに父親はいない。残された一刀彫作品を唯一の教科書に手探りで始めた。現在、あんこさんの風俗はなくなり、あんこさんの存在すら消えつつある。無くしたくない記憶、使命感にも似た気持ち。そこに島の過去・現在、そして未来を見つめる職人の姿があった。編集・発行を大島に住む若人がしているフリーペーパー「12class」は12か月暮らすところから名付けたそうです、「自由に暮らす」とも読むようです。そのフリーペーパーの編集・制作者が私を取材してくれました。「あんこ人形彫刻を体験してもらいながら」いろいろ話したことを記事にしてくれました。どの写真を使って、どんな風に書いてくれるのか、それは制作者が決めることだと思うので、まったく関知せずで、発行になったものをしばらく前に届けて貰ってはじめて読みました。あれやこれや「つくる」ということをしているので、いつか「つくる現場-というのコーナー」にぜひ出してください。藤井工房の紹介では【　一刀彫という技法で、伊豆大島のあんこさんと呼ばれる風俗を表現する。一方、工房の一角で貴重な資料や、木彫り体験等、伊豆大島の文化を積極的に伝えている　】と書いてくれました。　　　　　　　　　　　　　　　　記事にしてくれてありがとう。 

  2010年11月02日

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• 「知る事典」手紙の続きです

  こんな嬉しい手紙が届いていました。旧石器時代・黒曜石の専門家・考古学者の小田静夫先生から「このたびは『伊豆諸島を知る事典』の刊行、おめでとうございました。また、数々の書評などお送り下さり恐縮です。少し読みましたが、樋口先生が書かれた遺跡の部分の引用文献もしっかりしていて、考古学的にも高く評価されます。川崎氏なども喜んでいることでしょう・・・」「・・・七島新聞で知り購入致し拝読させていただきました。私は昭和４１年から４年間式根島小学校に奉職した者ですが、はるかな懐かしい日々がよみがえって参りました。校長は大島出身の藤井正二先生でした。式小はこの１０月で百周年になり、久方ぶりに教え子たちに会いに行ってまいります。好著を出していただきありがとうございました。・・・」私は御蔵島と青ヶ島にまだ行ったことがありません。いつの日かヘリコプターに乗って行ける日を夢みて知る事典を読み物としてもう２度読み終えました。御蔵島には「イズノシマダイモンジソウ」が雑草のように島中に生息している、と聞きました、行ってみたいです。

  2010年10月30日

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• ふるさと文庫へ行ってきました

  長年の念願が叶った樋口秀司先生（教員OB)の「伊豆大島ふるさと文庫」へ行き、本の編者として係わった「伊豆諸島を知る事典」の手応えについて伺ってきました。読者からの手紙を見せていただいたので、これから少しづつ紹介させていただきます。教師時代の教え子Nさんからの手紙（抜粋）　「・・・各ページとも写真が多くて分かりやすく、大島の歴史や史跡について一通り理解するにはちょうど良いボリュームと思います。「おわりに」の「島出身の特に若者達には・・」の部分は、先生の思いがひしひしと伝わってきました。私は大学卒業以来ずっと島を離れ、埼玉で家庭を持ち、横浜で仕事をしていますが、先生のご本を読んで島を愛する気持ちが高まり、微力ながらも島を盛り立てていくことができれば、と思っています。帰省する度に道沿いの商店で閉まっているところが増えているのは、とても残念に思います。・・・」首都大学東京K教授からの手紙（抜粋）「・・・とてもうれしく拝受しました。先生の熱き想いがこめられたすばらしい御本になりました。カバー写真が無人島になってしまった八丈小島！！　とても美しいシルエットとなった夕映えの写真、こちらも色々と考えさせられます。それぞれの島の個性があり、また独自の歴史や民俗があるので、コンパクトにまとめるのも大変だったと思います。ガイドブックではない島々について学ぶ本が少ないなか、先生の御本は長い間読まれ続けられると思います。島出身者の子孫も、そして島々を知りたいと思っている人々がいつでも気軽にこの記録がつまった御本を手にとることができるように、長く店頭に並びますように。大島プロジェクトに関わっておられる先生方、そして学生たちに紹介しようと思います。定価も2800円と手頃な値段となり、学生たちにはありがたいことです。・・・」いつものことですが、お邪魔している間ずっと樋口先生は手を休める閑もなく、「本の評判が良く増刷になれば」そう願って知人や関係者あてに本紹介の葉書を書き続けていました。

  2010年10月29日

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• 伊豆諸島を知る事典編者の記事

  １０月１５日の産経新聞に「伊豆諸島を知る事典」編者の樋口秀司先生の記事が載りました。自宅を書庫にして「伊豆大島ふるさと文庫」という私設図書館を開いたという内容です。半世紀の郷土愛（ふるさと文庫開設と伊豆諸島を知る事典を編者として出版に尽力）結実。詳しい内容は　産経新聞の「もう一つの夢"私設図書館"開館　伊豆諸島の歴史、文化を網羅」 　でお読み下さい。「伊豆諸島を知る事典」は大島の本屋さんで購買数が何と３００冊に届く勢いだそうです、人口は９０００人くらいの小さな島ですが、編者の一生懸命さと人柄と網羅された内容のたまもの、にちがいありません。

  2010年10月27日

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• やっていればいいことも

  反応がみっつ。道路に置いてある満開の「ホトトギス」を見て、「私も育てたい」という人が。今は花の時期だから３月に種蒔きと挿し芽の教室を約束（広報大島で周知をしたい）。何処かで聞いて「画家が描く大島の風景」のファイルを見に来てくれた観光のお客さんが。こんなに大勢の画家が来たとは知らなかった、すごい、資料をまとめた冊子を買っていただいた。「昭和の初期には元村（今の元町）を通り過ぎて差木地まで行って描いた画家が多かった、島で一番情緒があった村だったのでしょうね」と説明。「ブログに陶芸展が載ったと聞いたが」と確かめに来た人が、頼まれた訳ではなかったが、あのままで終らせるより、何か形に残しておくべきだと思い、操作できる人がやれば簡単だと思って申し出た。東京から作品を送って展示した人もいたという、もうこうやって瞬時に情報を共有できる時代なのだと思う。

  2010年10月26日

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  出品作のリスト

  資料館（工房併設）から徒歩一分の会場で３日間陶芸展が行なわれました。３回顔を出しました、展示作品を作者毎に撮影していないようなのでデジカメで一人づつ保存しました、会場案内用のタイトル書（教室の生徒さんの筆）とチラシを表紙にして展示した３０人分の作品をA4版にファイル、資料として活用してもらえるように主宰者に今朝お渡ししました。ただ撮った写真を並べただけですが川浪さんはとても喜んでくれました。

  2010年10月25日

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  伊豆大島「元浪窯」陶芸作品展

  伊豆大島では陶芸に使う粘土は産出されないので皆さん本土から取り寄せていますが、火山弾を砕いたり、椿の実を焼いたり、豊富にある樹木（桜や椿など）の灰を釉薬にしたり、各々が工夫して多くの方が陶芸をされています。今日と明日、大島町開発センターの一室で大島在住の川浪ときわさんが主宰する２０周年「元浪窯展ー土と人のぬくもりー」が行なわれます、工房に来る前に寄ってきました。このグループの作品展を見た覚えがないのではじめての試みかもしれません。私は陶芸をしないので通常の主宰者と生徒さんとの繋がりがどうあるのか知りませんが、作品を見て感じたことは、皿やカップに限らず「参加者が作りたい物を作る」そこに特徴があると思います。丸めて物語の一場面を人形にする人、線香を入れる器を作る人、白い釉薬にこだわって作る人、各々の思いを主宰者が尊重して自由に作る陶芸、自由と言っても作者にはそれぞれの壁もあるのでしょうが、自由が根底にあるのできっと楽しいのでしょう。もうひとつは自分の作品コーナーに名前と陶芸に向き合う生徒さん一人一人への先生からのメッセージが添えられているということです。主宰者の大きな作品です、コメントにはこうあります。【　元浪窯教室の主宰者です、しかし実際は教室の仲間に支えられ助けられ育ててもらっているのが事実、すてきな出逢いをこの２０年いくついただいたものか、「有り難うございます」はまさに私のためにある言葉　】３０人近くの生徒さんの作品を見終わって帰ってきての感想は　へーあの人もやっていたんだ初めて知った、顔と名前が一致しない人が結構いた・・など　この会の主宰者は生徒さんにとってはきっと「土（つち）」のような存在なんだろうと思います。「イズノシマダイモンジソウ」を川浪さんの作品に寄せ植えした皿を会場に飾って貰っています、写真がピンボケなので撮り直して明日見ていただきます。 

  2010年10月22日

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• 有森さんのオフィシャルブログに

  もしかしたら、と検索してみたら有森裕子オフィシャルブログに「大島の旅」　の記事が書き込まれていました。

  2010年10月15日

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• 有森裕子in大島

  ９月９日に撮影された「有森祐子さんの大島の旅」が海外向け番組NHKWORLDで１０月１２日に放映されました、今日そのDVDが送られて来ました。２９分の番組なので私の資料館が映ったのはわずか５分くらいですが、古いあんこ人形や有森さん（ニックネームありも）が体験で作ったあんこ人形などが紹介されました。今日の画像はまだ英語だけなので何をしゃべっているのか、まったく分かりませんでした。現役の時にマラソン練習で定宿にしていた「おくやま荘」、次に藤井工房、そし何とマムシの生け捕りとまむし酒試飲と続きます。最後に有森さんにとって大島はどんなところか、何で大島にずっと来ていたのか、きっとそんな事をしゃべっているだろうな、と思われるシーンがあります、それはきっと１１月に放映される日本向け番組で明らかになるでしょう、どう感じて通い続けたのか、興味有るところです、BS１「日本の旅」（放送日時未定）、連絡を貰えることになっているので決まったら書き込みます、有森さんの人柄が全面に溢れ出たいい番組だと思います。前にコーヒーを何回か飲みに寄ってくれたことがあり、番組の最初で「お久しぶりです」と言って入ってきてくれました。NHKWORLDの「大島の旅番組紹介」のなかで当資料館（工房併設）は以下のように紹介されています。The next day they explore Motomachi, the island's main town. There is an interesting small museum that keeps alive the old traditions of Oshima, includes hand-carved wooden dolls known as anko.

  2010年10月15日

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  大島里喜保存会の立ち上げ

  古くから受け継がれてきた「島の踊り」を学びながら、伝統の踊りを保存してゆきたい、この同じ思いの同士達が平成１７年から「里喜本社中」として活動を続けてきた。里喜本社中は戦中戦後を通して「大島里喜」の築き上げてきた【ふるさとの唄や踊り】をただ一人の後継者である大島太郎の指導をうけ日々精進して現在に至った。里喜本社中が中心となって「大島里喜保存会」を立ち上げたい、そういう主旨の案内が届いた。私はもう長いこと里喜本社中と親交があり資料館のHPのなかで大島ゆかりの文化人の一人として業績をお知らせし、唄も２曲聞いて貰えるように入れてある。資料館を離れて外で応援することは難しいが、これからも側面から支援したいと思っている。このレコードジャケットはつい先日オークションで私が落札した「大島里喜　伊豆大島のうた」のレコード、右がお里喜さん、左が弟子の大島太郎さん、今からちょうど４０年前に発売されたものです。大島節・大島かっぽれ・大島飴売り唄・えんさかほい・七島甚句・大島どんどん節・あんこ節・大島茶摘み唄・大島よほほい節・つるつる節・牛飼い唄・船に乗る人　が収録されています。　　　　 

  2010年10月12日

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  陶芸展のお知らせ

  　　　大島で陶芸をされている方が結構います。当工房では「川浪ときわさん」のやさしい形の焼物を預かって頒布しています（写真上は藤井工房陳列棚）。川浪さんは陶芸工房で教室を開いて教えておられるが、今度教室の作品展をされるそうでチラシをいただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０周年　元浪窯展ー土と人のぬくもりー　　１０月２２日から２４日まで　１０時から１６時　会場は開発総合センター１階研修室にて元浪窯教室会員２６名と旧会員の作品を２０周年を記念して作品を一挙展示するそうです、どんな方が習っているのでしょうか、毎年３月におこなわれている大島町の芸術作品展に出品されている人も居るのか、楽しみです。　　　　

  2010年09月28日

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• コーヒー飲み頃に

  過ごしやすい秋の気温になった、これから寒くなったなーと思うようになる秋の終りまでコーヒーの飲み頃だ、秋がコーヒーに似合う。いつもはお客さんに入れるコーヒーの匂いだけ頂いているが今日は自分用に作って飲んでみた。萩焼のカップは１１年使い込んだおかげシブが器に染みこんで落ち着いた好みの色合いになってきた、手が滑って幾つも欠いてきたがコーヒーの色と合っていると思う。温かな湯気も一緒に写したかったのですが残念ながら無理でした。大島の情報を載せた「フリーペーパー１２class」の発行人がさっきお茶を飲みに来てくれました。今度ぜひ取材させて欲しいと言われた、知って欲しいことは沢山あるので歓迎です、と取材をお願いした、自分で自分の場所を自分の目で紹介するより第３者に紹介してもらった方が新鮮だと思うので。フリーペーパーには　　「つくる」をキーワードに、生活の喜びを伝えてゆきます。先取り情報はありませんが、ずっと残しておきたいことを集めています。　と書いてあります当資料館と工房は載せてもらえる資格が有りそうなので立候補しました。【１２class】は１２ヶ月暮らすところからきた名前だそうです、１０号まで出ていて最新号は「大島の塩のめぐみ」の特集です。

  2010年09月25日

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• カメリアビレッジ秋の教室

  カメリアビレッジ秋の体験教室のチラシをいただいた。どんな施設かというと、新山村振興等農林漁業特別対策事業という国の補助事業の認定を受けて「地場産農産物の利用促進」などを目指して活動をしている、母体は農事組合法事で、大島の花卉や自然を生かした工芸品づくりや、地場産物を活用した郷土料理が体験できる施設を整備し、地場産物の消費拡大や農業生産者の所得の向上を図っている、そう資料に書いてある。これから版画・折り紙教室、島独特の「カシャンバ作り」料理教室をするそうだ。人を集めて何かをすると言うことは大変な苦労だと思うが、好きなことをする訳で、講師を頼んでも自分でもやってみているから手応えがあるのだろう、年々コースも殖え、腕前も上達してるようだから益々頑張って欲しいと思う。今度はアシタボ栽培を見に隣の利島に日帰りで行ってくると言っていた、なかなかの行動派です。時々試作品を試食させてもらっています、ごちそうさま。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2010年09月20日

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  店めぐり

  長く介護を続けるには「お互いが思いやり無理せずゆっくりと」が肝心だ。７月から月に一度だけ金曜の夜に家を離れて食事が出来るようになった。７月は手打ち蕎麦・うどんの店 樹璃庵で「かき揚げそば」を食べた、かき揚げ好きにはたまらない大きさとおいしさで汁も一滴も残さない。８月は万立浜の夏だけガーデンでラーメンを食べたいと思っていったが夜は飲み物中心でラーメンはなかったので、上のログハウス「万立」に寄った。９月は戻って「カキアゲそば」、と思って行ったら灯が消えていた、さて何処に。もう何年も行ったことがなかった灯台方面の「シーウィンズ」へ、確かブログに今月は海老フライが割引と書いてあったので、川島君の「伊豆大島ブログ情報」を便利に使わせてもらっている、大きくて香ばしい海老フライだった。折角の外食はどうしても普段食べることが少ない油っぽいものに目が行く、もう若くはないのに食い意地張って今回も数品頼みすぎてしまって「お持ち帰り」に。万立もシーウィンズも若者中心のメニューだったと後から気がついたが、あとの祭で生ビールも２杯目を半分残してしまうほど腹一杯に。１０月は２２日と決まった、「カキアゲそば」に再チャレンジしようと思っている、今日からはまたいつものような夜が続く。あんなに腹が一杯だったのに、寝て起きたら腹へってた。

  2010年09月18日

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• いよいよ出版に

  「伊豆諸島を知る事典」がいよいよ出版になり、編者の樋口先生がわざわざ届けてくれました。創立１２０周年を迎えた神田の東京堂出版「知る事典シリーズ」に仲間入りしたことになります。このシリーズはすでに３０冊ほど出ているが、「暦を知る」「江戸を知る」「英国らしさを知る」「剣道を知る」など興味深いタイトルが並んでいます。　まだざっと目を通しただけですが、事典というより読み物としても楽しめて、島に住む者にとっては「友島に」より一層親しみが湧く一冊だと思います。　本の裏の帯には「あとがき」から抜粋された文が載っています。　　【この事典は、現在の島々の状況を記録的な意味も込めて残しておこう、というつもりで執筆している。（中略）島出身の、特に若者達には是非読んでいただきたい。そして、自分の島を知り、新たな発見をし、より一層島に対する愛情を感じ、島のために何かをしよう、島を離れていても、ふるさとの島のために何かできることはないか、と思い続けていきていってほしいのである。】　本の表紙にはひとつの島の姿が映っています、最初見たときに多く島の中から一体どの島の写真を表紙に選んだのだろうと思いました。　帯には「伊豆諸島に属する九つの有人島の過去と現在・・を紹介する」とあります。カバー写真は「八丈小島の夕暮れ」と書いてあります。昭和４４年に全島民引揚げにより無人島となったのが八丈小島です、長い歴史があるが無人島となっているために八丈小島の解説は八丈島の項に少しあるだけです、こういう配慮ができる出版社と編者のセンスに拍手です。　さっき島の本屋さんをのぞいたら並んでいました、労作を手にとってご覧ください。

  2010年09月10日

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• 新刊繋がりで

  今から２２年ほど前に元村読書会という有志の集まりの会が「島ことば集ー伊豆大島方言」という本を自費出版されました、１８００を越す島ことばの解説書です。「大島には黒潮に乗って遠く南西の方から漂流した人が多い」という古くからの言い伝えが立証されたように思う」という感想が述べられています。大島の方言の研究が実を結び、こういう本が出版されたことは評価されるべきことだと思っていつも見ているのですが、残念ながらこの刊行にたずさわった方々で今もご健在の方はまったく少なくなってしまった、というのが現実です。２２年前にも編集に参加した元教員OBの先生が一人で「島ことば拾遺集改訂版」を今まとめられています、今度は言葉の説明だけでなく身近なエピソードなども入れ込んだ改訂版に成りそうです。私はこの改訂版のパソコン入力関係のお手伝いをしています、「一太郎」の操作からレクチャーしました。前の時のように原稿用紙に書き込むやり方では、まだ「あ行」も終っていなかったと思いますが、何とか使いこなして「ま行」まで進んできました、もう少しです。それにしても研究熱心な学者肌の先生で、根気とこれで良しとしない研究心には脱帽です、半分くらい進んだときにデーターを半分消してしまったのですが、それにめげることなく再度打ち込み直して今日に至っています。さてどんな本に成るのでしょうか、間違いなく大島にとっての宝物となるでしょう、今年度末の発刊を目指しているそうです。　初版の「島ことば集」の一例です　　　　アイベ　進め、行こう　「俺と一緒にアイベ」　　アンコ　家の姉　年上の女性　「オイゲー（俺の家）のアンコは嫁入りだ・・」

  2010年08月13日

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• 伊豆諸島のこと知っていますか？

  前回お知らせした「伊豆諸島を知る事典」は８月中旬以降の発売になりそうです。伊豆諸島のこと知っていますか？伊豆諸島の疑問に答えます　なぜ伊豆七島と言われているのか　伊豆諸島の南限の島は　いつごろから伊豆諸島に人が住んでいるのか　どんな生活をしていたのか　などなどの疑問に答えます　とPRしています編者：樋口秀司さんの紹介　　　八丈町、青ヶ島村、大島町の元中学校長、大島高校で長年野球部の監督として指導し　　　去年、高校野球の育成と発展に功績のあった指導者に贈られる「育成功労賞」を受賞　樋口先生とは「大島を描いた文人墨客」のデーターをやりとりさせてもらっている先輩です、地理歴史・郷土史に詳しい先生で、数年前に学生時代から集めてきた伊豆諸島や小笠原諸島に関する文献、戦前の絵葉書、地図などを所蔵する「伊豆大島ふるさと文庫」を開き、郷土研究の勉強の場所つくりをされています。　私よりずっと長く詳しくいろいろご存じの大先輩です。本の注文は全国の書店扱いに成っていますのでお近くのお店でよかったらご予約ください。　　　「伊豆諸島を知る事典」ISBN978-4-490-10788-3　

  2010年08月11日

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  行者祭２

  昨日とはちがう知人が行者祭の写真を見せてくれました。一枚目が行者窟の内部です、緑色に見える植物はほとんど「イズノシマダイモンジソウ」です、岩からしみ出した水の中で気持ちよさそうに大株になっています、太陽光線はなくても充分に生きて行けます。まさかこの洞窟から株を頂くわけには行かないので去年の冬は二度行って来て種だけいただきました、おかげで新芽が大分出てきています。　　　　　　　　

  2010年06月20日

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• 行者祭のすもう

  都立大島公園の行者窟で６月１５日に行なわれた行者祭の相撲写真をいただいたので紹介します。さくら小学校の５年６年の男女別にトーナメントで相撲をしたそうです、従って優勝者は４人。もし男女混合でやったらどんな結果になっていたでしょうか・・・。昔の地元の人たちは「緑溢れる大自然の中でいっときのたのしみ」に遠くまで出かけたのでしょう。過去の記事の検索をして映像を見つけました、興味有る方はご覧ください。

  2010年06月19日

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• あんこ姿の紹介

  先日見つけた版画家・木工家の藤井重丸氏の観光絵葉書の袋絵「大島風景」には当時の島の名所風景を撮影したものが入っていました。画家横井弘三が描いた絵葉書「大島風俗」昭和５年頃でしょうか、袋絵の中に入っていたのは島娘（あんこさん）の写真ばかりでした。ややっこしくなりますが、重丸氏の袋絵と「大島風俗」の写真を並べて見ました。二人の画家は同じ横山写真館に頼まれて絵を提供したようです、これまでに石井柏亭や矢澤弦月・石川美峰などの絵葉書絵を見たことがあります。

  2010年06月11日

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  大島観光絵葉書

  時代を反映してか、今はあまり大島で観光絵葉書をみない。観光が盛んになりはじめた昭和初期には飛ぶように絵葉書が売れたそうだ。長く熱心に大島の古い絵葉書やパンフレットを収集している先輩に頼んで、資料を見せていただいた。目的は４日後に迫った企画展の「藤井重丸の版画絵葉書を探すこと」だ。最盛期には絵葉書を発行する写真屋が１５軒近くあったそうだ、資料は段ボールに２箱で見応えがあった。風景の絵葉書が大半で、スケッチや版画などのものはほとんどなかったが、中味はモノクロ写真でも袋絵はカラー印刷の凝ったデザインのイラストのものも見受けられた。藤井重丸氏の袋絵は一枚だけあった、島々を旅した画家のものも数枚あった。画家のものはほとんどサインがないので確定が難しい。　　　この二枚の絵は同じ画家のものだろう、昭和の初めに裸で歩いていたのだろうか、背景には利島と新島が描かれている。右の絵の右下にサインがある、これがなければ誰が描いたものかまったくわからない、サインも読み解きづらくひねってある、サインは横井弘三と読める。

  2010年06月09日

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  島じまん「あんこさん」と体験ブース

  大島にお住まいの方ならご存じの、何処にでも現われる白髪のカメラマンがあんこ人形ブースの写真を焼き増しして届けてくれました。ちょうど欲しかった写真がこうして居ながらにして難なく手にはいるわけで、おまけにちゃんと頭にソーメンシボリを被った二人の「あんこさん」も写してくれて有りました。記念写真に呼び出されたり、てぬぐいを売ったり、大島の案内をしたり、体験を勧めてくれたりと、大活躍の助っ人あんこさんでした。イスを１３用意したのですが、多い時は立ったままでもいいから、と最大で７人くらい絵付けに参加、ブースは２０人が一緒に体験する、という大盛況でした。　　　　

  2010年05月26日

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  リアルタイムは新鮮

  今日も「島じまん」の入場者がどうだったか、多かったから少なかったから、と何も個人では出来ないのですが、こんな情報を求めている人も結構いそうな気がします。会場へ行けた人は圧倒的に都内の人の筈で、伊豆諸島・小笠原の島々の人で現場の雰囲気を知る人はホンノ一寸でしょう。せめて主催者は各島のブース、会場の紹介などリアルタイムで紹介することは大事な仕事ではないでしょうか。「島じまん２０１０」のキーワードで見つけられたリアルタイムの情報は八丈島観光協会のブログくらいでした、熱の入れ具合が感じられます。あるブログでは「大島のあんこ姿は、漁業の手伝いをするときの作業着の姿だ」と紹介されていました・・・。私が昨日載せた会場の写真は観客の数が少ない時の物だったようです。大勢写ったものを見つけたので失敬して貼りつけました、盛況の様子が写っています。数が知りたければ役場か主催者に聞けば分かるでしょ、て言われそうですが。　　　　　　　　　　

  2010年05月25日

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  島じまん２０１０と休日

  ５月２２，２３日に竹芝で「島じまん２０１０」が行なわれ出店してきました。写真は「大島婦人会のみなさんのあんこ踊り」のヒトコマです、お客さんも多く大きな拍手で盛り上げていました。私はというと、今年から助手をつけてもらって「恒例のあんこ人形絵付け体験」を土曜日の１０時から開始しました。いつもは受け入れ人員が手薄なのでやりたい人が入ってきて「それでは」とはじまるので、例年二日で３００人分でちょっと足りないかなと言う実績でしたが、呼び込みのおかげもあって、午後二時頃でもう２３０近くまで行き、明日用に５０残しておこうとしましたが、天気も悪そうだからと言うことで予備も含めた３３０すべてやり尽くして３時過ぎに早くも閉店となってしまいました、人が途切れることなく超過密で写真どころではなく証拠写真は有りませんが盛況でした。もう体験できる材料もなくノルマ達成で私は用無しと言うことで明日はぽっかり休日になってしまいました、しかし半日ちょっとで３００を越す体験は正直きつかったです。４時頃に孫達も来て会場でノンビリと遊んでもらいました。女の子のモデルばりのお足に注目、新しい決めポーズです。むすめたちとも合流して食事をしてから、横浜までドライブして長男夫婦と孫が暮らす新しい家にはじめて泊まりに行きました。２３日は急にお役ご免となったのが幸いで、しばらく遊んでもらって昼前に東京都現代美術館につきました。ここにはもう１０回近く足を運んでいます、「大島を描いた画家や文人」たちの資料を調べてきました。今回これといった収穫はなかったのですが、疑問に思っていたことが幾つか解決しました。図書室に入る前にまずは腹ごしらえ、レストランで昼食です、ビールを半分飲んでしまってから「記念写真を」一枚、にわかカメラマンではこんなものです。１時から６時まで滞在して、待ち合わせた知人と門前仲町で飲んで、夜船に乗り帰ってきました、思わぬ休日に感謝です。２日間のイベントはどうだったのか、二日間でどのくらいの人が来たのかパソコンで見ても予告告知はいっぱいありましたが、どうだったのかそういう記事は見つけられませんでした。主催者のHPには「終了しました」とあるだけでした、どうだったか、速報を書き込んでおいてもらいたいものです。また二年後に声がかかれば「今年みたいにあんこ姿の助手を連れて」行ってみたいと思います（にぎやかだったブースとあんこさんの写真撮っておけば載せられたのに）。

  2010年05月24日

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• 「大島節」の本が発行されました

  ３月に「ふるさとの唄　大島節」という冊子が発刊された。私はパソコン入力と校正を手伝ったので多くの人の目に触れてもらいたいと思っている。この本を入手したいと思われる方の窓口があったら、そう思われている方のために連絡先をお知らせしますのでご注文ください、取り次ぎます、４００を越す大島節の歌詞と解説が収録されています。　現に先日「類歌」の照会があり郵送の手配をしています。　伊豆大島の民謡　ふるさとの唄　大島節　　藤井伸編著　　　　　　目次　第一章　唄いつがれてきた「大島節」　・・１ページ　　　　　　　　　第二章　麓山いたずら書き「大島節」・・４４　　　　　　　　　第三章　「大島節」小論　　・・　　　　６１　　　　　　　　　参考　　大島節の類歌　・・　　　　　　７４　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（注）第二章の「麓山」は編著者のこと連絡先　tora26@fsinet.or.jpまで（送料と振込手数料は注文者負担でお願いします）　「大島節」を全国へ広めた大島里喜の歌声が　大島ゆかりの文化人　で聞くことができます。

  2010年04月17日

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• ふるさとの唄「大島節」

  ３月２７日の読売新聞に「探訪伝統芸能ー民謡をたずねて」のタイトルで大島の「大島節」が　「悲しみも希望も込めて　御神火のごとく熱き島節」　と紹介された。　　【・・・大島節は島節の名手だった大島里喜の唄がラジオで放送されてから、大島の観光ブームという追い風もあってたちまち注目を集めた。・・今は里喜の弟子であり養女の大島太郎さんが１０人の生徒に大島節を伝えている。自然への畏敬や人間の悲喜を込め、１００以上もの歌詞が存在する。時代は移ろえども、島民の思いを乗せて、これからも響き続けるだろう。・・】と記事は書かれている。　おりきさんは「唄におどりに創作太鼓を大島に残された」功労者だ。歌声は当方のHP大島ゆかりの文化人のコーナーで歌詞と共に聞くことが出来ます。　その「大島節」は本来即興節で生活歌でもあるという、この歌詞を集めた冊子が３月末に伊豆大島文化協会から発刊されました。収録された大島節の歌詞は４００を越しています。本のタイトルは「伊豆大島の民謡　ふるさとの唄　大島節」編著者は藤井伸（前大島文化協会長）。　本の中で、大島里喜さんが好んで唄った大島節の歌詞は　　　うつつ心で　柱にもたれ　起きていながら　主の夢　　そう紹介されています。

  2010年04月02日

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• この冬一番

  今日はこの冬一番の寒さ、椿まつりに見えたお客さんがお茶を飲みに来てくれたが、「常春で椿見物」のつもりが当てはずれで工房のストーブで暖をとられていった。これじゃー三原山はきっと雪だろう、まだ無風で西風が吹かないだけマシか、風が吹いたら最悪の所でした。それにしても天候の激変がめだつこの頃です。 

  2010年02月12日

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  工房でできるもてなし

  「伊豆大島椿まつりのパレード」はきのう無事に行なわれました。私の工房はパレードの出発点近くにあって目の前を通ります。この工房ができるサービスは何か、そう考えて実行してみましたが、昨日は風もなく暖かくもあって参加者にとっては絶好のコンデションでした。私にできることは「冷え切った体を暖めてもらうこと」そう思って朝の８時３０分から開店して暖房をつけてお客さんを待ちました、古い火鉢も持ち込みました、ガンガンは無理ですがこれくらいでも火を見ていると体が暖まります。　　　御神輿のお客さんにコーヒーを入れている間にパレードは出発の時間に、もうきれいどころのミス◎◎の行列は後姿だけでした。　　　

  2010年02月01日

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  何でも乗せる

  　　　大島の特徴として「何でも頭に乗せて運ぶ」と新聞のインタビューに答えたが、そんな証拠の写真が残っている、戦前くらいのものか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おまけにもう一枚、一人でもびっくりだが、このご婦人は二人も乗せている、絵葉書のタイトルは「女の頭のちから」。

  2010年01月26日

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  東京新聞「東京どんぶらこ　大島」

   　　　　　【 東京どんぶらこ　界隈ルポ　島を染める椿　】　東京新聞１月２３日（土）発行　椿の木が家のてっぺんに植わった谷口酒造のユニークな建物を設計した著名な藤森照信氏がエッセイを書き、界隈ルポを若いライターとイラストレータが担当している。載っているよと新聞を知人が届けてくれた。　【・・初春の今、大島は椿の花盛り。自生のやぶ椿が島中を紅に染める。この実が名産の椿油に・・・椿油と言えば黒髪つやめく「あんこ」さん。島の言葉でお姉さんの意味だ。「昔は水おけを頭に載せたその姿をまね、子どもは弁当箱を載せて歩いていました」と語るのは藤井虎雄さん。昭和初期の観光化で農民が作りはじめた木彫のあんこ人形など消えかけた島の民俗資料を収集、体験工房で公開している。・・・】　以上が当工房に関連した記事です、２週間ほど前に取材してくれた、１０軒ほどマップで紹介する予定だと言ってた。ブラットハウス・大島ふるさと体験館・高田製油所・かあちゃん・寿し光・海市場・島の煎餅・谷口酒造・波浮港みはらし休息所・藤井工房が紹介されている。　　　７人の似顔絵も載っている、「すっかりおじさん顔」と家族に言われたが、取材してくれた若い二人の女性から見ればれっきとした「おじさん」だ、記念として大事に工房に飾っておこう、新聞１ページの半分を使って「伊豆大島」を宣伝してくれてありがとう、今週末から椿まつりがはじまります。

  2010年01月25日

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