ネプクリニック開業(2009/9/8放送)より
180度変わる医学常識 今夜スッキリ解決スペシャル
松生クリニック 院長 松生医師
「薬はお茶で飲んでも 影響ない」
戦後 食糧難の時代に鉄が欠乏した。
鉄を飲む時に お茶の中に含まれているタンニンが鉄の吸収を抑制する。
その影響で鉄剤を飲む時に禁茶となった。
処方箋にも鉄剤を飲む時に お茶を前後30分は飲まないと書いていた。
これが拡大解釈されて
お茶で薬を飲まないようにと言われるようになった。
最近のデータではお茶のタンニンが薬の吸収を
少しブロックするがそれほど影響がない。
牛乳やジュースはいいのか?
牛乳のカルシウムが薬の成分をブロックする場合がある。
一般的には薬はお水で飲んだほうがよい。
お水にも注意は必要
(硬水)ミネラルウォーターはマグネシウム・カルシウムを多く含む。
マグネシウムやカルシウムは薬の吸収をブロックする可能性がある。
(硬水)ミネラルウォーターでは飲まないほうがよい。
日本の水道水は軟水でミネラルが少ない。
一般的にひかれている水道水は大丈夫。