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カテゴリ:目・眼瞼痙攣・耳・のど
世界一受けたい授業(2010/2/20放送)より
病は乾燥したのどから!日本列島ドライのど注意報!! 緑地と土の減少で 水分も減少! 東京では高度経済成長が始まった およそ50年前と比べると空気中の湿度が10%も低下している。 しかも東京の場合 最も空気が乾燥するのは2月。 そんな今 健康に最も気をつけなければなりません。 細菌やウイルスが最も入り込みやすいのどは病気と闘う最前線。 のどが乾燥し機能しなくなると病原体が増殖。 風邪やインフルエンザの原因となるのはもちろん 時には呼吸困難で死んでしまう恐るべき病気をも引きこしかねない。 2月は特にドライのどに注意しないといけない? 気候が乾いている。 おまけに皆さんエアコンを使う。 エアコンを使用した場合の湿度の変化を見ると 35%だった湿度が5時間後には24%に減少する。 さらにこういう状況下でおしゃべりをする。 おしゃべりに仕方が悪いとますますのどに負担。 市場のセリのおじさんのような声を出すと… 発声法で言うとのどをグーッとつめている。 声帯を痛めたりポリープができる可能性がある。 根本的に粘膜は濡れていないといけない。 その発声法はよくない。 男性が女性のような可愛い声を無理して出すと… ピッチ(声の高さ)が変わる。 これは自分の話し方ではない。 のどは大事にしましょう。 でも医学的には手術があり 女の子の声にすることはできる。 のどの炎症は乾燥がもとで起きる。 その炎症がもとで風邪 インフルエンザにかかりやすくなる。 喉が乾いたら何でそうなるのか? 喉・鼻の中 要するに空気の通り道。 そこには毛が生えている。 直径が1000分の1ミリくらい。 この毛は1秒間に約15回という速さで動いている。 喉の表面に分泌される粘液に流れを作り出している。 普通 口や鼻から入ったウイルスや細菌は この粘液の流れに取り込まれて外へ追い出されていく。 しかしドライのどになり 毛が元気でなくなると ウイルスや細菌がくっついてしまう。 そのため感染しやすくなり風邪やインフルエンザにかかりやすくなる。 のどの毛が正常に動いているか「サッカリンテスト」 サッカリンとは昔からある人口甘味料。 鼻の奥にちょっと入れる。 そうするとのどの毛が動いている。 サッカリンがのどに行く。 のどに行くと甘味を感じる。 甘味を感じるまでの時間を測ればわかる。 たっぷりかかる人はドライのど。 パーッときちゃった人は大丈夫。 20分を超えるようだとドライのどの危険性が高い。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ドライのどから起きる病気とは? のどのイガイガや違和感というのは ドライのどのせいで増殖したウイルスや細菌が のどの咽頭という部分に炎症を引き起こすため。 これが悪化すると扁桃という部分がウイルスや細菌に感染し 違和感というよりも痛みを感じるようになる。 さらに悪化して腫れたままの状態が続けば 38度を越すような高熱が出たり カラダ全体の免疫バランスが崩れ リウマチなどを引き起こす場合もある。 さらに 食べ物が肺に入るのを防ぐ喉頭蓋が ウイルスに感染し腫れあがり 息をする気道を塞いでしまう。 この病気は発症してから数時間で窒息死することもある。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ドライのどを予防するには? 「加湿器」 加湿器がなければストーブの上に金の洗面器を置いても良い。 ただし加湿器は長時間使うと カビやダニは発生する原因になることがある。 時々休むような使い方をして お掃除をすると価値がある。 ■楽天「加湿器」で検索 ■楽天「加湿器売れ筋ランキング」 <<家庭でできるドライのど防止法>> 「お風呂」 鼻や口から湿気を吸い込む。 そうすると口や鼻の粘膜が濡れる。 せん毛の動きも活発になる。 ばい菌やウイルスを除外。 お鍋にもお風呂と同じくらいの効果がある。 「マスク」 吸った空気は肺のほうで加湿される。 濡れた呼気がマスクを濡らすので吸う空気も濡れてくる。 そういう意味で有効な方法。 「うがい」 うがいをするというよりは 口の中に入った液体をコロコロ転がす。 その動作で分泌機能がよくなる。 唾液とか余計に出る。 それが粘膜を濡らすのでうがいは極めて有効な方法。 歌を歌いながらうがいするのは? 下手をするとうがい液が気管に入ってしまう可能性がある。 それはあまりすすめられない。 「梅干し」 梅干しは酸っぱい。 レモンを思い出しただけで唾が出る。 そういう意味で梅干をかじるとか舐めるとかはよい。 「鼻呼吸」 普通の人間の呼吸は鼻呼吸が当たり前。 口呼吸はしない。 鼻が詰まっていたり 鼻呼吸が下手な人は 口からも呼吸してしまう。 口呼吸すると直接乾いた空気がのどに行く。 のどを乾かしてしまう。 鼻からだと外気に1.5倍くらい湿り気を与える。 鼻の中は細い道でその間を通る時に加湿して 体温で温めてあげて肺に入る。 鼻というのは人体の自然な加湿器。 「タオルを干す」 約6畳の部屋に濡れタオルを1枚干すだけで 1時間後には湿度は10%以上も上がる。 自分で洗濯したものを乾燥機を使わないで部屋に干せば良い。 カラダ中の粘膜は濡れてなくてはならない。 口や鼻の粘膜は直接外敵から身を守っている。 ドライのどを防いでこの冬を過ごしましょー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.23 20:09:41
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