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カテゴリ:健康
カラダのキモチより(2011/2/13放送)より
うまく摂っている人は特をする? 「アミノ酸」元気回復大作戦 ボクシングジムで・・・ 彼らの強さの秘密はトレーニング以外にもあった。 練習を見ていると合間に何か口にしていた。 伺ってみるとそれは「アミノ酸」 練習で疲れてもう駄目だという時に アミノ酸を飲むともうひと頑張りできると言う。 さらにアミノ酸はスポーツ選手だけでなく 私たちの健康のためにも役立ちます。 中でも高齢者の摂取が健康長寿にも繋がると注目されている。 アミノ酸の注目パワー 「内臓」「筋肉」「肌」 アミノ酸は一体どういうものなのか? アミノ酸は髪の毛や皮膚 筋肉といった たんぱく質の素になっているもの。 たんぱく質は胃や腸で消化され 約20種類のアミノ酸に分解。 そのアミノ酸が再び様々な形に結びつき 筋肉 内臓 皮膚 ホルモンなどをつくる。 つまり体はアミノ酸がないと成り立たない! 20種類のアミノ酸は 味も違えば働きにも違いがある! 例えば 筋肉はバリン・ロイシン・イソロイシンが たくさん含まれていてBCAAと呼ばれるアミノ酸。 これらは構造式が枝分かれしてつながっている。 分岐鎖アミノ酸と呼ばれその頭文字をとってBCAAと呼ばれる。 そのパワーを調べた実験 Aチームは アミノ酸を摂取 Bチームは ブラセポを摂取(見た目は同じでカラダに作用しない成分) 同じ運動をした後の筋肉の変化を見てみると アミノ酸を摂取したほうが筋肉の回復が早いというデータが出た。 さらにBCAAはアスリートのみならずある年代層にも重要視されている。 高齢になってくると筋肉がドンドンやせ細ってくる。 今 BCAAが必要なのは実は高齢者! 高齢者になってくると食が細くなってくるため 慢性的なたんぱく質不足に陥り アミノ酸 特にBCAAが減り 筋肉を維持できない。 すると筋肉が減るために動くことが億劫になり さらに筋肉が減ってしまう。 こうした負のスパイラルにより筋力低下が悪化する。 そこで筋肉を作り維持するために 高齢者のBCAAの摂取が薦められている。 しかもBCAAで改善するは筋肉だけじゃない! さらなる健康パワーとは? BACCで改善!お酒が関わる重大な病気とは!? これから歓送迎会などでお酒が増える時期。 そのお酒が関わる重大な病気の改善にもBCAAは役立っている。 肝臓の病気 中でも肝硬変という病気に BCAAはなかうてはならない治療法になってきている。 BCAAには弱った肝臓の機能を回復し再生する働きがあるため 肝硬変などの治療に役立っている。 体に元々あるものなので摂りすぎということはないし 足りなくなるといろいろ問題が出てくる。 BCAAの摂取はどうする? 食べ物で摂ろうとすると肉・魚・大豆などに含まれている。 食が細くなってBCAAがなかなか摂れない高齢者の場合には BCAAを含む栄養補助食品を使うという方法もある。 筋肉・内臓のほかに気になるのが肌へのパワー 病気の話では 「床ずれ」がアミノ酸によって治ったというケースがある。 皮膚もたんぱく質なので材料はアミノ酸ということになる。 20種類のアミノ酸は2つに分けられる 「必須アミノ酸」体内で作られないため食事で摂る必要がある 「非必須アミノ酸」体内で作ることができる 肌に関わるアミノ酸は甘い味 グリシン・プロリン・アルギニン・システイン 私たちが知っているコラーゲンの成分はグリシンとプロリン またアルギニンには保湿効果 システインにはメラニン抑制効果があるため美白につながる。 グリシンはホタテや海老といった魚介類に多く含まれている。 グルタミンはだしの味 昆布のうまみ成分がグルタミン酸の味。 うま味=UMAMIは世界共通語。 BCAAのバリンは苦い味 アミノ酸摂取の基本は食事!効率的な摂り方とは? ポイント1 たんぱく質はすばやくアミノ酸に分解 食品のたんぱく質を体内で分解し再合成させて体を作る。 カラダは常にアミノ酸を欲してるため なるべく早くアミノ酸に分解し届けることが大切。 たんぱく質を多く含む食品は肉・卵・魚・大豆製品など。 特に動物性たんぱく質は人体につくりが近いため アミノ酸のバランスが良い。 例えば から揚げはたんぱく質だが脂でコーティングされている。 脂はたんぱく質を分解を遅くする。 脂を抑えるポイント 脂の少ない部位を選ぶ。 調理法を工夫する。 しかし脂肪が多いものでも一緒に摂るとよいものがある! ポイント2 脂肪が多い食事は食物繊維を一緒に摂る! 食物繊維は脂肪を吸収し排出するため 早くたんぱく質を分解に取り組める。 食物繊維が多い代表的なものって? 例えば ひじき きんぴらごぼう ・・・ <1日あたりの食物繊維摂取目標量> 男性19グラム 女性17グラム 1食あたりの目安量約6グラム ブロッコリーの場合 137グラム 乾燥ひじきの場合 14グラム ごぼうの場合 106グラム 食物繊維の少ない野菜 レタスやトマト、きゅうりなど水分の少ないもの アミノ酸への分解を早くするもう1つのポイント! 消化酵素を含む食材を一緒に摂る! 消化酵素とは消化を助ける働きをもつ物質。 消化酵素には特色がある たんぱく質を分解するのを早める 脂肪を分解するのを早める 糖質を分解するのを早める と様々なものがある たんぱく質の分解が得意な消化酵素 パイナップル・キウイフルーツ・大根など 酢豚にパイナップル 焼き魚に大根おろしなど 定番の組み合わせも理にかなっていた。 酵素は熱に弱いので加熱には注意が必要。 主食にも重要な働きがある! ご飯やパンの糖質は たんぱく質をアミノ酸に 分解するためのエネルギーになる。 キチンと摂りましょう! アミノ酸を上手に摂るポイント 普段食べる味噌汁などに卵を加えるだけでも変わってくる。 また発酵食品は発酵する時にアミノ酸に分解されるため吸収が早い。 アミノ酸の摂りすぎは大丈夫? ある疾患によってはアミノ酸の摂りすぎは良くないことがあるが 普通は摂りすぎて問題になることはない。 健康な方なら問題ない。 ■楽天「BCAA」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.14 19:30:50
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