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カテゴリ:睡眠・いびき・無呼吸・寝相・体内時計
カラダのキモチ(2011/1/30放送)より
放っておけない睡眠障害 続き 睡眠障害には 身体的・肉体的ストレスで夜眠れないという症状と いびき(睡眠時無呼吸症候群)で昼間眠くなる症状に分けられる。 また その両方にあてはまる「むずむず脚症候群」がある。 むずむず脚症候群=レストレスレッグス症候群 横になると足やふくらはぎなどに不快感を感じ睡眠の妨げとなる病気。 頭はすごく眠いが身体の不快感のためにじっとしていられない。 ひどい人だと寝床に入ってから3~4時間眠れない人もいる。 健康な人でも疲労などで足の不快感はおきるが ドーパミンの働きで刺激を遮断している。 しかし何らかの原因でドーパミンが働かないと 不快感を脳が感じてしまう。 <67歳Sさんの場合> 5年前に発症。 昼間はなんともないが 夕方 布団に入って横になるとむずむずするとか痒いとか… それを我慢して寝ようと思うと爆発する。 我慢できなくなって「うわあ~」っと奇声を上げる。 足の不快感は深夜まで毎晩の襲う。 症状を和らげようと足をもんだり 階段を上り下りするものの一向に治まらず。 不快感と睡眠不足が心を蝕んでいく。 夜1時だろうと2時だろうと外へ出て 意識朦朧として だけどカラダは動いている。 電信柱にぶつかって頭から血は流すはショッチュウで 近所に人に本当に迷惑をかけた。 1週間に1回とか3日に1回ならば我慢もできるし面倒もみられるが 毎日のことなので夜が来なければいいと思ったと奥様。 医者にはただの不眠症と診断され 睡眠導入剤を処方されるも全く効果なし。 そんなSさんを救ったある出来事とは!? むずむず症候群から救われたきっかけは新聞記事。 新聞に同じ症状の方が・・・ 「幸いいいお医者さんが見つかりました。少しでも役に立ちたい。」 むずむず症候群友の会の記事だった。 むずむず症候群友の会を作った代表の方も むずむず脚症候群と13年間戦ってきた患者さんだった。 現在では31名の専門医を含む 402名以上の会員が集まった。 ある人はだいぶ悩んで電話してきて 病院も紹介し 薬もこんなのがありますよと紹介したら それでぐっすり寝られるようになったと たさくん そういう感謝のメールなり手紙が来ているそうだ。 どうしたらいいの? 夜はしっかりマッサージすること。 主に鉄分不足や遺伝が原因と言われている。 鉄分を補充する食事を心がけることも大切。 その他 軽い運動 ストレッチ・マッサージ カフェインやアルコールは控える。 もう1つ謎の多い睡眠障害 高齢型の夢遊病「レム睡眠行動障害」 レム睡眠行動障害は 浅い眠りのレム睡眠の時に 夢で見たことを眠ったまま行動してしまう病気。 家具に衝突したり転倒の危険がある。 夢を見ているときは 本来筋肉の動きが止まる 安全装置がついているはずなのに この安全装置が外れてしまっている。 場合によっては横に寝ている奥さんを殴ってしまうこともある。 レム睡眠行動障害などが心配な方は 睡眠の専門医にご相談ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.24 09:55:21
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