コマさんの 気まぐれDIARY

マスメディア洗脳【コロナ感染者発表によって蝕まれていく人々の神経】

​コロナは病気自体とても中身も対処法も分からなく恐ろしい病気である。しかしそれより恐ろしいのは　毎日のようにマスメディアが発表している全国のコロナ感染者数発表である。ここのところの若年層による性暴力事件、殺人事件・・それらは　こうしたメディアに精神を犯された人々の行動の表れだと私は思っている。普通の精神状態であれば心にゆとりがある状態であれば起こりえない　小さなわだかまりもコロナ禍のこうした時期には人々の心に大火を燃え滾らせてしまうもの・・。孤立化はさらにエスカレートし・・自分だけ良ければ何をしてもいいんだと思って生きる人が　もっともっと増えそうな予感がする

きょうはクジの日

​きょうはくじ(９/２)の日宝くじハズレ券対象の抽選会が行われる日♡ハズレ券お持ちの方は　照らしてみてね！​https://www.hpfree.com/takarakuji/lecture4.html​​

エヴァンゲリオンのプルーフ予約はじまった！

​​​おそらくすごい倍率高くなると思う・・​エヴァンゲリオン​の記念プルーフ10時に予約開始されたから　急いでインしといた。この手のものは後々　付加価値つくからね(^^;​​果たして購入権利、ゲット出来るかどうか。。​

がんばれロボコン！第８話を見て　感想文

偉大なる０点かぁ～(>_<)　ロボコンに絶対点を取らせまいとする。。ストーリーの徹底さがイイよね(#^^#)テレビを見てる子どもたちが自分と同じだぁ～って共感できる要素がそこかしこに埋もれてる名作♪〝為せば成る、為さねば成らぬ何事も” 寝ないで頑張ったって100点取れない子もたくさんいる・・。だけど高みを目指して一生懸命努力する事は決して無駄にはならない・・そんな事をロボコンのひたむきな姿から教えられる。努力や根性、そして優しいお節介が人々の心に残っていた時代♡ ほんといい時代だったよねぇ・・。今のこの時代にロボコンを見ると何かその時代が羨ましくも感じられる(*´ω｀*)☆彡

ヘルレイザー美輪のほんとにあった怖い話2020予告

毎年恒例の　ヘルレイザー美輪のほんとにあった怖い話撮影開始！

お盆に帰省しない娘へ　石岡の母ちゃんより

お

続・食べられない国の話　～豪の指摘～

日本の学年で言えば　小学６年・・の頃だったろうか？夏休みに　学童にきてた豪に　食べ物の大切さを教えようと低学年の子たちに話したことと同じ内容を豪に話したことがあった。『この世界にはこういったおやつを食べたくても食べれない国もあるんだよ・・』そんな私の説教に　豪は「そういう国に生まれたそいつらが いけないんだろ」そう返してきた。わたしは瞬間・・それも一理あるのかも。。と思いながら豪に『まーそう言ってしまえばそれまでなんだけどね』そう余韻を残して口を閉じた。あれから　だいぶ年月が経ち世の中を見る目も　養われてきたであろう豪・・。今の君だったら　どう答えた？

アンネの日記◆ザッキ～学童第１期生との思い出より

​​​​発端は　保育園で出される手作りおやつを残す子どもたち？その子供たちに　食べ物を食べられると言うのがいかに贅沢なことか？ありがたいことか？を　教えるためだった。とは言え・・私のお預かりした子どもたちは　家庭環境も上流階級に属するお家で育った子どもたちがほとんど。ドーナツが甘すぎると言っては残しせんべいが硬いと言っては残ししてる彼らにどう　食べ物の大切さを教えたものかと　日々考えていた。​​​ある日　学校から帰った子供たちが　いつものように私の肩にもたれかかり木の実ワールドに登場する聖獣のイラストを見てはしゃいでる時に・・ふっと　アンネが暮らした　隠れ家の話を　ある目的のために話し始めてみた。小学１～２年という低学年の子に　食育を語る時にはまず彼らが興味を持ってるものから　崩して話す必要がある。頭ごなしに　〝これは栄養になるんだから食べなさい”〝世の中には食べられない人もたくさん居るんだから～”そう言ったところで　すーぐ　耳を塞いでしまうだろう・・・。そういった彼らの性格をよく分かってた私は。。​​​​​アンネの日記に登場する隠れ家​​​​をキーワードに​​​​​​​彼らにそれを語ってみたのだ。​私が預かってた子どもたちは　自分の知らない世界を話す大人に凄く興味を持ってくれた。アンネの日記は知らなくても私の語る〝隠れ家” には凄く興味を持ってくれて・・肩の周りに居た子供たちはその隠れ家がどんな風なのか？　しげしげストーリーの先を知りたくて耳を傾けてきた。ワクワクしたみたいで・・すぐ私の話に興味を持ってくれた。のめりこんだ。他所の家族と一緒にそれこそプライバシーも何も配慮されるわけもない息苦しいスペースでいつ捕まるかも分からない・・そんなストレスの中　少女時代を送ったアンネフランク。このパンが嫌いだから食べない、この人が嫌いだから同じ部屋に居たくない、そんな　個人の自由選択さえ　アンネの居た隠れ家には存在しなかった。ナチスに捕らえられたアンネたちは更に過酷な運命が！栄養失調・・・悪環境の中で彼女たちの体は蝕まれ弱った者は次々と収容所行の列車の中で死んでいった。生き残って収容所に辿り着いたとしても彼女たちは身ぐるみ剥されガス室に送致される運命・・まるで犬猫を殺処分するかのように・・人が人を　死に追いやった時代・・。青白くやせ細った　ユダヤ人たちの様子をみて現代の子どもたちは何を思うだろう・・・。うつろな目で遠くを見つめるアンネはいったい何を思っていたのだろう・・。​

さよならを言えなくてごめんね最終章Story89 明かされた真実！

​​​​​​​​実録・学童ドキュメント！​熱血先生と悪ガキたちの５年間～矛盾した大人の権力に戦いを挑んだ少年たちの記録～​さよならを言えなくてごめんね最終章​​Story89　​「​​明かされた真実！」トキヤの気持ち園長のついた嘘ぼくはこの日　とうとう・・ザッキ～先生が学童辞めた本当の理由を知った。。https://hisapi2019.blog.fc2.com/blog-entry-12.html​​​​​​本編はこちらから​

さよならを言えなくてごめんね最終章Story88 トキヤの告白！

​​​​​ストーリー中　とても大事な部分なので​​最終話までの数回はFC2サイト限定公開とさせていただきます​※以前にも申し上げましたように　　最終話では　女帝の本名と保育園名が実名で公開されます　それゆえ　真にザッキ～先生の退職の真相をお知りになりたい方のみが・・　限定公開の日記をお開きください　ただ単に興味本位でブログご覧になられてる方との差別化を図るため　どうぞご了承のほどをm(__)m​​実録・学童ドキュメント！さよならを言えなくてごめんね最終章Story88『トキヤの告白！』​​https://hisapi2019.blog.fc2.com/blog-entry-11.html​​​​

がんばれロボコン！第４話レビュー「 苦しむことは良い事」byガンツ先生

​​​​​​​​​きょうの大山家のできごと​​​ママが病気に！倒れたママの代わりに炊事にお風呂炊きにと頑張るロボコン・・そこにパパが雇った　愛子というお手伝いがやってくる！見た目は若くて可愛い？愛子さんだが・・実は言動に裏表がある女性であったΣ(ﾟДﾟ)＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊​～第４話でみせたロボコンの機能～​・落ち込んだ時にお腹のカバー部分上げると　回路の1つにモニター部分があって・・そこにガンツ先生が現れる。・ママの額に手をあてるロボコン　何と人間の体温もそこから計れるのだ​​​ガンツ先生のありがたいお言葉​​​​​〝為せば成る　為さねばならぬ何事も”​〝​１に努力　２に努力　３，４がなくて　５に努力だ​”「苦しむことは良いことだ　その中であいつはきっと成長する」​​第４話でのロボコンの点数・・・・・​​０点​​​​​ちなみに同じ回で登場した大工ロボ：ロボトンの成績は　９０点だった。​ガンツ先生：「心の良くない人を追い出したことは良いことだが。。大山家の人を困らせたことは×」◆着ぐるみに入ってる人も大変だなぁと感じた　ラストカット​ロボコンが大山家の末っ子まことを腕にぶら下げて　はしゃぎ喜ぶカットで。。ロボットなのに。。子ども一人持ち上げるのも大変そうだった(笑)

がんばれロボコン第３話レビュー「予測することの大切さ」

​​～大山家で起きた事件～次女みどりが学校の会費￥2000を失くすみどりちゃんを助けたい！でもどうしたらいいの？​困った時は大好きなロビンちゃん？​噴水の前で踊るロビンちゃん「あたし　噴水の水に合わせて踊ってたところだったの♪」みどりちゃんの件を話すと。。あたしたちロボットにはカイロがついてる、それを使えば人間の役に立つことができるとアドバイス￥2000を作るためにロボコンがはじめたバイトはな、なんとご近所の奥様のヘアスタイルをエレガントにすること？電気回路を使って　奥様達の髪型を　斬新な？エレクトロニクスの感覚に(@￣□￣@;)！！はてさて　ロボコンのバイトは成功したのか？それとも・・。は​​

昭和の名子役 ケンちゃん

ヨイトマケくん？

水彩絵の具と綿棒で描いた韓国宮廷ドラマ登場人物

​​​茨城空港そららのステージで使ったザッキ～おにいさん手描きの【あるある韓国ドラマ声まね】用の背景🎨😃　今、朝やってる📺「トンイ」の王様や「チャングムの誓い」に出てきたチャン尚官らしき人物が描かれてる❗​​​

がんばれ！ロボコン第１話＆第２話★レビュー

​​​​第１話ー第２話みて分かった事​​～ロボコンの機能～・脚が伸びたり縮んだり・折り畳んで車化できる・手の部分が自由にはずれて のこぎり化できる・おなかにタイマー型のコンピューターが内蔵されてる​​・燃料はガソリンパパの車から拝借10ℓはぺろり・ゴキブリが苦手ロボコンはいつも かいじゅうと呼んでる・階級はＧ級一番優秀なロボットをAとしロボコンはABCDEFGのＧロボット学校のメンバーたち(ロボパー、ロボトン、ロボガリ、ロビン等)はそれぞれ短冊形の記録カードをいつも常備？内蔵？していて１週間に１度　成績発表会？の際　ガンツ先生の口の部分にそれを入れ評価される。１００点でハートのマーク１つ。優秀なロボガリは第２話で３つめのハートをガンツ先生から貰っている。​・おまわりさんは由利徹​寝相の悪いロボコン、ごろごろ床を転がると大地震・・いびきも凄くてご近所のご迷惑に。。困り果てたパパさんが家の門のところにロボコンを縛り付けていたのをお巡りの由利徹がみつけ一言！「人情紙風船冷たい世の中になったもんだなやぁ」～昭和らしい。。ガンツ先生の一言～〝ロボットは人間に奉仕するためのもの”　　　　　　　　　　　　　　　　　　　byガンツ先生何をやってもダメ・・と落ち込むロボコンに対しガンツ先生は「おまえには突撃型の根性とやさしい思いやりがある」と励ましの言葉を述べている。◆世の中にまだ熱血教師と言われる先生の存在があって・・落ち込んだ生徒ひとりひとりに先生が励ましたり 助言をおくってあげれてた時代・・。当時は当たり前のように口にされてた〝根性”や〝思いやり”って言葉も　令和に生きる親子には　何それ？　って捉えられるんだろうなぁ・・。そんな時代にあらためて『がんばれ！ロボコン』見てみると何だか ほわっと心があったかくなって当時の人間と人間の付き合いを羨ましく思ったりもする・・。はたからみたら おせっかいと思われることでも寂しい心を抱えた人にとっては　すっごくあったかい人の心だったりすることもある・・。３密を避けて～と言われる　このコロナ期には余計に身に染みる　ロボコンのおせっかいとド根性​​​

がんばれロボコンもうすぐはじまるよ

ロボワルだとかロボトン、ロボガリ、ロボペチャ　当時販売されてたソフビ人形を買うと　ハートのシールが入ってて　それを100点分あつめて玩具会社に送ると　金髪のロビンちゃんのお人形が貰えたんだよねぇ♪ソフビから超合金へ・・『がんばれ！ロボコン』を扱った玩具は飛ぶように売れた。今じゃヤフオクでその人形が￥5000～￥7000で売り買いされてるって言うんだから・・ほんと物は大事にとっとくべきだよねぇ 確かロボコンたちロボットはガンツ先生ってロボットの先生がいるロボットの学校の生徒って設定でさ？色んなお家やお店、会社？病院などに入り込んで人間と暮らしてんだよね(笑)・・で　１日１回学校で成績発表が行われんの＾＾人間界でイイことすると　それに合わせた💓💓💓(ハートの勲章だかバッチだか？)がガンツ先生のお腹んとこから出てくんだよね？確か。ロボコンは意気込みはいいんだけど何かやると空振りしちゃう生徒で・・いつも０点ばっかというでもね　ロボコンは人間がとっても大好きなんだよねぇ。。いつも人間を手助けしようと頑張るんだけど失敗する・・そんな彼の姿をみてるとなぜか？自分自身とおなじ存在にみえちゃって＾＾　熱い気持ちで「デンデンがんがん＊ほいでんがーん♪」って歌ってしまうの(* ´艸｀)そのくらいロボコンは当時の子どもたちのワクワク・ドキドキ心を虜にした等身大ヒーローだった👍✨ちゃんと子供たちにこれをやると後で自分自身痛い思いするよ？って道徳も教えてたしね？そういった意味ではほんとうイイ番組作ってたよねぇ～昭和の子ども向け番組は・・ そんなロボコンがYouTubeで全話みれるってー♡　すごく楽しみじゃなーい？

思い出のステージ2016

百面相のザッキ～

おもしろいのみつけた(* ´艸｀)ｸｽｸｽこんなのもやったんだね　わたし(笑)

さよならを言えなくてごめんねStory87 篤志とトキヤ

​実録・学童ドキュメント！ さよならを言えなくてごめんね 最終章 ​​​​​​​​Story-87「篤志とトキヤ」『おまえ何やってんだよ！』僕が大声で怒鳴ったときには既に新１年生のトキヤは頭を押さえてしゃがみこんでた。トキヤのすぐ後ろで大泣きするアっちゃん・・堤防のすぐ傍で僕らをみてたザッキー先生がトキヤの方に走り寄った。******************◇アっちゃんと呼ばれた男の子とザッキ～先生がはじめて会ったのは保育園の土曜保育・・さかな組の小さな部屋だった。まだ２歳にもみたない 杉田篤志(通称：アっくん)の横には50代くらいの女性保育士さんがいつも寄り添っていて​​外遊びの時は手押しタイプの４人乗り移動カーに彼を乗せ桃ノ木大学の構内を散歩したり・・それこそ　食事の介助からおトイレ、午睡遊びに至るまで　献身的な保育を彼に施されていた。言葉もまだウ～とかア～とか言ってる・・鼻水も涎もまだ自分では拭えない　そんな年齢の頃のアっくんと私は　だいぶ前に会っていたのだ。学童に入ってきたばかりの頃、アっくん(杉田篤志)トキヤ(野々村トキヤ)や徳丸信吾は他の１年生のグループからは 弾かれる存在だった。その年、８人新１年生が学童入ってきて　確かみんな男の子だった気がする。※イレギュラーで学童入ってきてた徳丸信吾は特に集団で何かやるって事を嫌う 問題ありの優等生だったからねぇ？この３人のはぐれ因子を　どうやって集団生活に慣らしていこうか？日々　頭を悩ませていたんだ。。。ほとんどの子が野球大好きのタキちゃん(滝田はじめ)ってなんか雰囲気が柔らかくて顔立ちも可愛らしい感じの男の子の方にみんなくっついちゃってね？その子と馬が合わないトキヤやアっちゃんは　どうしても孤立しちゃって(~_~;)　杉田篤志や徳丸信吾は折り紙とか？プラレールとか？学童にある玩具や工作用品使って1人でも遊ぶこと出来たんだけど・・トキヤだけは　どうも学童での時間をうまくやりくり出来なくて。。だから新１年生だけが早く帰ってくる春休みなんか大変だった(・・;)学校から帰ってくるとトキヤは私の横にきてだら～んと体をもたれては『ねぇザッキ～せんせい。。つまんない～　ボク何すればいいの～？』そうやって　だらっだら　しちゃって(~_~;)そのトキヤを毎回私から引き剥がしてくれたのが学童の世子こと　逢野聖文だったんだわ。。まぁ、彼からしてみるといつも学校から帰ってくると　すぐ座って勉強できる自分の特等席が？新入りのトキヤに取られるのが嫌だっただけなんだろうけど(笑)でもね　ちょっとの時間だけでも私の代わりに新１年生を外で遊ばせてくれたり学童のやくそく事なんかを教えてくれた聖文にはすっごく感謝してるんだぁ・・。ほんと　あの頃は私が歩くたびに　足にくっつく子どもが３人、肩にくっつく子が２人と。。超合金ロボになったかのごとく・・子どもたちぶら下げて学童のお部屋を行ったり来たりしてたから。。ザッキ～(~_~;)＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊◇たーだね当時を振り返ってみるとトキヤや篤志が入ってきた頃の自分はほんと目に入れても痛くないくらいの末っ子を育てる親？そんな状態になってたからね。。一番最初に育てた豪や風から見たら〝ザッキ～も甘くなったな”　そう思われちゃうくらい・・　猫っ可愛がりしちゃってた部分も多かった気がする。それでも　トキヤも篤志も・・その年あずかった８人全員。。うちの学童入ってすっごく良かったーって思える１年にしてやろうって・・そう思って育てていたんだよ。。​​

さよならを言えなくてごめんね最終章Story-86反逆の狼煙

​女の武器：涙を使って保護者達の同情を買う事ができた女帝：海老沢だが　彼女の発言に矛盾を感じた逢野聖文(小３)は​ザッキ～先生が退職したという　その日を振り返ってみた。あの日 先生はいつものように延長保育になった児童の面倒をひとりで看ていた。比較的　残ってた延長の子も少なかったので６時半過ぎる頃には僕とザッキ～先生だけになってた。先生・・どことなく　いつもより元気がなかったのを覚えてる。おやつの皿を洗ってたら海老沢園長が手招きして・・ザッキ～先生だけ　保育園の職員室の方にに連れて行かれたんだ。気になった僕はお迎えにきたお母さんが妹の組に行ってる隙に事務室の窓ガラスからこっそり何をやってるのか？みてみた。。********************◇海老沢：「いや　実はですね　先生　　　　　以前わたしがお話した時とは　　　　　先方のご様子が全然違ってきてしまって・・　　　　　どう言ってもトキヤ君のお父様が 　　　　　先生の事をお許しにならないと　               そうおっしゃるんですよ・・」ザ：『そうですか・・・』海老沢：「先生には本当申し訳ないのですが・・　　　　　ここは私たちを助けると思って　ね・・・　　　　　身を退いてはいただけないかしら？　　　　　これ以上 相手方の気分を害したら保育園を訴えるなんて　　　　　先方の親御さんおっしゃるかも知れないし？」海老沢：「それにね・・・　　　　　こんな事が起こった以上、私もこれまでみたいに 　　　　　子供たちを好き勝手遊ばせたりしませんよ？　　　　　いつも目を光らせて厳しく管理していきますから・・。　　　　　そういう風に私がするの、先生黙って見ていられますか？　　　　　大好きな子どもたちを そんな風にさせるの、　　　　　先生お嫌いでしょう？」ザ：『どんな処置をとって頂いても結構です　　　それでも　　　　わたしは　あの子たちの傍に居れれば　それで十分なので・・』海老沢：「トキヤ君自身が嫌だと言ってるんですよ！　　　　　　ザッキ～先生が居るあの学童には　　　　　〝ボク行きたくない” と。　　　　　それでもあなたは 学童に残りたいとおっしゃるんですか？」＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊◇ザッキ～先生は女帝ファミリーに囲まれさんざん　精神を追い込まれた状態で　書類にハンコ押したようだった。普段は学童の子どもたちの事など　何も指をつけた事のないような鳴海事務長までもが女帝の援護をし　ザッキ～先生に　何も反論させないようにした。それぞれの大人が　どんな思いを抱いてザッキ～先生が責められる様子をみていたのか？幼かった僕にはよく分からなかった・・。それでも　ザッキ～先生の言い分ひとつ取り上げる事もなしに一方的に　給料の精算をし、その日のうちに荷物をまとめて出て行けって言うのは。。あまりにも非道な気がした。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆​『ザッキ～帰るね？』まさか　その言葉が　本当に　ザッキ～先生との最後の言葉になるとは　僕も思ってもみなかった。だいじょうぶ　ザッキ～先生なら必ず明日また学童の床一面に大きな紙でも広げてまーた　ぼくらの写真でもぺたぺた　そこに貼ったりしてはうれしそうな笑顔で　ぼくたちを抱きしめてくれる筈だから・・。そう思ってた。。あの日　徳丸の涙を見るまでは・・。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆先生の退職に疑惑を感じた僕は怪我をして以来　学童に姿を見せてないトキヤとの接触を試みようとその日を待った・・。ザッキ～先生が居なくなった後、海老沢園長は当初から計画してた児童の管理化の徹底を開始しはじめた。ここで園長に見放されたら他に行き場はない、半ば園長の捨て駒状態のようになった大田原先生は僕たちを園長先生が望むイイ子にしようと　柔和な顔をこわばらせながら　日々　堅苦しい学童生活を送ることになっていった。​

さよならを言えなくてごめんね最終章Story-85大好きな先生が居なくなったあの日

実録・学童ドキュメント！ さよならを言えなくてごめんね 最終章 ​​​​​​​Story-84「大好きな先生が居なくなったあの日」それは玄関横にザッキ～先生がかけてくれた七夕の飾りがたなびく梅雨の谷間の日だった・・送迎の車を降りたボクは　きょうはザッキ～先生とどんな事をして遊ぼうか？ワクワクしながら先生がいつも座ってる・・大テーブルの端の席をみた。部屋に入ると新１年生の　徳丸信吾が目にいっぱい涙を浮かべながらぼくにこう言った。『ザッキ～　いなくなっちゃったぁ・・・』信吾の涙を見た瞬間。。ぼくは　嫌な予感が的中してしまったと・・肩を落とした。その前日ザッキ～先生は妙に元気がなかった・・。何かあったのかなぁ？もしかしたら・・あのことで海老沢園長に何か言われたのかも？心配になったぼくはいつもどおり　延長保育のおやつを用意して　お迎えにきたお母さんと話をするザッキ～を見ていた。ザッキ～先生は子どもの事を見なくても心が見通せる先生・・そう自分で言ってたけど。。先生、ボクたちだって　先生の異変は　ちゃんと察知できてたんだよ？まだ学童入ったばかりの徳丸信吾は桃ノ木保育園の副園長：片倉先生が眉をしかめる程のちょっと目を離すと何をやらかすか？分からない知能犯クラスの問題児だった。そんな信吾のこともザッキ～先生は他の新１年生同様　学童での集団の過ごし方から道徳心にいたるまで　まるで自分の息子をみつめる父のように・・時に甘えさせ　時に厳しく説き伏せ順調に　学童の子としての教育が施されていた。折り紙が大好きだった信吾は　やはり事件直後？ザッキ～の異変を感じ・・執拗に　『先生あした必ずボクとおりがみね？　　　　　うそついたらハリセンボンだよ？いいね』そう耳の傍で言ったそうだ。きっと信吾も　ぼくと同じように　ザッキ～先生とのさよならが近いという事を予期して先生にべったりしてたのかも知れない・・・。その日の学童は　それはそれは　悲しみで包まれてた・・。まるで一国の王が亡くなって　その民が一日中泣き明かすようにどの子の目も　暗く他の先生がどんなに楽しいことをふってもいまいち心の靄が晴れない。。そんな状態だった。​でも学童を支配する女帝：海老沢園長はそんなぼくたちを鼻で笑い「いつまで泣いてるんですか！いくら泣いたって　椎名先生は戻って来ないんですいいかげん　大田原先生の言う事をきいてココで過ごしなさい」そう叱り飛ばし・・言う事を聴かない児童はすべて親同伴で園長室に呼びつけ。。その反逆の芽を摘んでいったんだ。ザッキ～先生が何年もかけて築き上げたあったかい学童の雰囲気はひと月もしたら　女帝の力で全て冷たい泥の湖に沈められた。遊ぶ場所ひとつ自由に使えない　牢獄・・ぼくはその時はじめて　安らぎの空間が　当たり前にあったのではないという事を知ったんだ。子供たちを精魂こめて愛してくれてたザッキ～先生が居たからこそぼくたちは安心して　そこで安らげたんだって・・。椎名先生は子どもたちを捨てて自分の好きな事をやるために学童を出た園長は　早くザッキ～先生を忘れろと　ぼくたちに先生の嫌なとこを言って忘れさせようとしたけれど・・草太にいちゃんもミキオにいちゃんも。。ザッキ～先生は園長先生が言うような先生じゃないって事。。誰よりも分かってた。そしてみんな　いつかザッキ～先生がひょっこり　ぼくたちの居る部屋に顔出す日が来ると。。そう願ってた。

さよならを言えなくてごめんね最終章Story-83苛立ちから別学童の子達を叱ったあの日

​実録・学童ドキュメント！ さよならを言えなくてごめんね 最終章 ​​​​Story-83「苛立ちから別学童の子達を叱ったあの日」教え子のお父さん推薦で入った最初の学童は結局10日足らずで辞めてしまった。​​​​​一番やってはいけない　〝関係性が出来る前に子どもたちを叱る”　という行為を　敢えて自分自身でやってしまったからだ。『ここの先生はみんなが可愛いから 　追い詰めるまで怒ったりしないんだろうけどね・・・　　先生はここ、いつやめてもいいと思ってるから・・　あなたたちがダメなとこ、全部おしえてあげるよ』そう怒鳴って子供たちを叱った。まーだ　全員の子の名前さえ覚えきれてない・・そんな時期にね。新しい場所で 別の子供たちを愛せば　今まで居た学童の子たちのことなんて全て忘れられるそう思って別の学童に入ったんだけどね。。そんな簡単に愛した子どもたちのこと　忘れられるものではなかった。別の学童の子達と触れ合ってみて　いかにうちの子どもたちが 熱い存在だったか？私を必要としてくれてたのか？そういう事がよーく分かってね・・。そりゃ　どこの学童の子も　可愛いけどなんか　必要とはしてもらえてない気がした・・子供たちに。。どこへ行っても・・何をしていてもね？教え子の豪がね、『ザッキ～先生はさ？  いたずらっ子が好きだよね』そんな事を　再会した時に言ったんだ私に・・。さすがは　私の心臓を毎日バクバクさせた大将(笑)よく分かるなーって　思った。その通りなんだよねぇ・・。普通の学童指導員は　そこまでの感情抱かないのかも知れないけど。。私は常に　子どもたちに手をとって貰いたい先生？子供に必要とされたい大人でありたかった。どの先生もお手上げ～っていたずらっ子をさ？良い子にする感動って言うの？そういうのを味わってしまったから・・尚更だったんだよね？ゆえに　他の指導員、主任の考え方によって子供たちの行動が抑えられてしまってたり・・甘えるという行為すら取り上げられてしまってる学童施設には興味を感じなかった。『ザッキ～　かたぐるまぁ！』何も言わないで勝手に人のベルト部分に足をかけてひょういと私の顔を両手で持って肩に乗ってきた　あの子やその子・・『先生のほっぺたってさ？　　どうしてザラザラすんの？』そう言って　私の頬っぺたに自分の頬っぺたすりすりしてきた　あいつやこいつ・・そんなべったりが　私にとっては　実に子供らしくて。。誰よりも愛しい存在だった。どの学童に行けどそんなに愛らしい子どもには先生　会えなかったよ〝子どもとベタベタしないで下さい”〝肩車とかやると他の子もやりたがるから 甘やかさないでください”〝ニックネームで呼ばせるのはやめてください　いじめのもとになりますから”そうやって　子どもから甘えを取り上げて己の型枠にはめ込み　いかにも私のおかげで子どもたちの安全が確保されてるんだとふんぞりかえってるそんな学童施設が多かった。子どもを預かって貰ってる親からしてみたら預かって貰ってるだけで十分ありがたいことだから？その場所が子どもにとって多少窮屈と感じる場所であっても毎月の月謝せっせか払っているんだろうけどね。。。でも自分は嫌だった。。それじゃ～せっかく一人一人いい個性もってるのに　子どもたち・・大人の目の色を見ながら　こそこそ生きる性格になっちゃうもん。　大好きだって気持ちを先生をギュッとして 伝えたいときだって子どもたちいっぱいあるんだよ？なんでそんな素直な感情を　いやらしく捉えたり他が真似すると負担になるからと　押さえ込んだりするのだろう。。外でボール遊び付き合ったり　部屋で折り紙教えたり・・そういう事でも　子どもたちは笑顔を見せるけど。。肩車だったり ぐるぐる人間遊園地だったり？指導員と直接ふれあうことをすると子どもは　ほーんと　いい顔するんだよぉ～？親でも親戚でもない学童の先生(第三者)にね・・。夏休みのプール送迎車(ワゴン車タイプ)の中で小２の陽が学童入ってきた新１年生を横目に助手席の私の膝をぶんどった時の　あの満足げな表情まわりの「赤ちゃんだ、赤ちゃんだ」って言ってるのにも関わらず一向に私の膝を離れようとしなかった。わたしは彼らの熱をその胸に　常に感じながらあの学童施設で　生活してきた・・。そんな熱い思いは　そうそう別の場所で感じる事は出来なかった・・。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆舎川さんにご紹介いただいた最初の学童は既に子供たちと信頼関係出来上がってる男性指導員１名と生活全般を器用に切り盛りする女性主任が存在していた。１０日ほど子供たちと生活してみたが・・特に手強いといった感じの児童は見受けられずただ・・乗っちゃいけないと言われてるテーブルの上に乘ったり？メリハリが出来てない。。そんな集団の乱れは感じたけど・・でも子どもたち、長く関わってきた男性指導員の方に相談いくしね？結局わたしは勉強をみてあげる　学習指導員化してた。。毎日。私にベッタベタだった桃ノ木の子供たちの方がずっと良かった。。子どもらしかった。。いつしか　そんな思いがふつふつ芽生えちゃって。。ブチきれたその日。。学童を紹介してくれた舎川さんには悪かったけど。。退職を決意したんだ。。​​

栃木のしょうこおねえさん(♂)が絵かき歌

​栃木のしょうこおねえさん(♂)が歌うシエスタお絵かき歌2020ver​※声まね動画​​

韓国ドラマ「トンイ」再放送を記念して♪

今から５年前・・朝の韓国ドラマで「トンイ」をはじめて見て。。そのストーリー、キャラクターの全てにハマってしまったザキーラKあぼんぬ。ボイスリコーダーに聞きたてのヒロインの声やら悪役のあの兄妹の声まで真似して作り上げた１作♪また　17日からテレビ朝日で「トンイ」がはじまるときき　やったーっとひとり喜びました

ごじゃっぺ韓国語で不滅の恋人挿入歌＆BGM歌ってみた

​​​ザキーラｋあぼんぬが　その場のいきおいだけで作った歌動画。​​​​ごじゃっぺ・・・・茨城弁で　いい加減な、あやふやな　という意味​​​

3種類の怒りを使い分けていたザッキー先生

​何年も私と一緒に居た子供たちなら　先生が３通りの怒り爆発をしていたこと　何となく分かるのでは？中学高校と芸能界を夢見てたザッキー先生、都内で行われるオーディションなども　何度か出かけて行ったし・・モデル会社にも一時期　所属していたことがあったんだ(^-^;そんな経験が　学童の子どもたちを怒る時に役立つとは・・夢にも思わなかったけどね。。。ブログ【さよならを言えなくてごめんね】の中でもお話したとおり・・​​​私は　今日昨日あったばかりの子どもに対して　すぐ怒るという事は　なるべくしない方針の人だった。ま、例外もあるけれどね・・。それはこのあとお話していきます。感情的に怒ることは　指導員として親として一番ダメなことだと　専門家の人たちは口にする・・。​​​私も同意見である。子どもを怒るには　まずベースとして　その子と信頼関係を築いておかないといけない、そう思うから・・・。もし自分が子どもの立場だったら・・はじめて行った学童で​見ず知らずの先生に　いきなり怒鳴りつけられたらやっぱ嫌でしょう？時代と共に打たれ弱くなってきた現代の子どもたちはきっと　その時点で(怒った先生との間に)壁を作ってしまうと思うんです。実際　私が桃ノ木を首になってからお世話になった２か所の学童施設の指導員さんたち？みなさん熱心に与えられたお仕事をこなしてはいたけれど。。​なんか。。熱い気持ちをもった指導員さんは　どちらにもいらっしゃらなかった。たーだ上の人から言われたスケジュールをこなし・・学校教育とほぼ変わらない管理体制に子どもたちを置いて接している・・。そんな雰囲気だった。なんか一緒に働いていて　ちょっとそこに存在する先生たちの熱が全然感じられない・・そういう中で子どもたちは日々過ごしてた。ニックネームで先生を呼ぶこともダメでね・・・。「虐めに繋がるから　椎名先生と本名で呼びなさい」と子供たち　上の先生に叱れてた。人懐っこく私に寄りかかってきた児童に対して　「先生の方からザッキーではなく椎名先生と呼ばせてください」そう先輩指導員に言われて　どうしようもなく切ない気持ちになりながら子供たちにそれを説明したこともあった・・。​そんな　ニックネームごときで　虐めなんて　おかしいって私も思ったけどね・・。学校と直属の学童施設とか？多人数でたくさんの児童みてる学童施設などは　そういう考えの指導員が上に立って　施設をまとめてるからねぇ？　下の指導員は　口答えなんて出来ずに従うしかないの。そういう息がつまりそうな学童は私は無理だった・・。常に子ども側の立場でいた大人だからね。。わたしは。枠に閉じ込めることだけは　絶対したくなかった・・。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆さて話を３種類の怒りの話に戻しますと・・・ザッキ～先生　ひとつめの怒りは　駆け引きの怒りふたつめの怒りは　道徳的さばきの怒りそして最後　みっつめの怒りは　自分ではなく愛する者を傷つけられた時に本能的に出る 献身的怒り駆け引きの怒りは　心に余裕があって　可愛い子どもたちをちょっと試しながら怒っている状態・・。子どもたちがもうひとつ成長するために必要だと感じた時、そういった場面が来た時に あえて怒りのパフォーマンスをする。ふたつめの道徳的さばきの怒りはちょっと本気。学童のやくそくをやぶったりしたときにザッキーが怒る　あれ。　子供たちが大きくなった時に　これをやってたら絶対　本人が嫌われる、周りの人間に害を与える、そう感じた時に放つ　怒りの炎。そして最後　みっつめの怒りは　私の教え子たちが別の先生・・桃ノ木の保育士さんとか？普段うちの子供たちと頻繁にふれあってない先生が文句言ってきた時メラメラと立ち上った　愛ゆえの怒り。大概はひとつめとふたつめが多いんだけどね(^-^;子供たちが　首を斬られた私のために　勇気をもって　あの園長に立ち向かっていった行動は　みっつめの　献身的怒り。。だった気がする。​​

福引の当選品、交換に行ってきたよ

さよならを言えなくてごめんね最終章Story82先生を構いすぎて叱られた豪

​実録・学童ドキュメント！ さよならを言えなくてごめんね 最終章 ​​​Story-82「先生を構いすぎて叱られた豪」豪と関わった最後の２年・・豪は〝ザッキ～先生 大好き” って心をうまく伝えられずに私に寄り添ってた気がする。。私が入ってきた当時の　ツンツン坊やとは　性格も態度も見違えるほど変わって？彼との間には　見えない信頼感のようなものが芽生え始めてた。ただ　彼もまた　素直な男ではなかった(笑)海老沢園長とも親戚のような付き合いをしていた栗ケ丘の信田先生・・自転車でおばあちゃんちまで帰るってきかない豪に「もう辺りが真っ暗だし？　今日はあたしの車でおばあちゃんちまで送るから　ここで待ってて？」そう懇願してる姿を　ちょうど学童の子全員送り出して保育園の門出ようとしてる時に見かけてね。。。信田先生が　「わたしの言う事は一切聞いてくれないんです　先生　　　　　　　先生から豪ちゃんに何とか言ってやってくださいよ～」そう苦笑いしながら　ふったきた時があったんだよ(^-^;一時は子どもの事で喧嘩もした信田先生だったけど。。その頃には　もうすっかり　心の通う戦友みたいになってたからね・・私たち？​退職の時　私の傍に　この信田先生がいらしたら。。ちょっとは　自分の味方もしてくれたのかなぁ。。なんてね？​海老沢園長に首を斬られた直後は　よく彼女の顔を思い浮かべたっけ。。​​私が豪に　『危ないから今日は信田先生と帰んな』一言言っただけで　すんなり　「じゃザッキーが言うならそうする」いきなり　素直な一面みせて・・・信田先生　ちょっと焼きもち焼いてたんだぞ？毎日のように私と接することが出来た学童の子どもたちと違って通常はご両親と共に海外に住んたからね。。豪ちゃん夏休みや冬休みといった長期休暇の時にだけ来日して・・ザッキ～学童のボスになってくれてたんだ(笑)学童やめた時にね・・。先生は　豪の事も思い出したんだよ​​​豪が先生の前で土下座した日の事？　覚えてる？私はそこまでしなくても・・そう思ってたんだけど。。海老沢園長が　立腹する私の心をなだめようと豪に　そこまでさせたんだよね。。〝そんな謝り方じゃ　ダメ”　〝誠意を見せないと”　って・・。たかだか　ふざけて私をからかっただけの　懲罰にしては。。豪に悪い事しちゃったなぁ・・って先生は　家に帰ってから　ずっと自責してた。いや。。その年だけじゃなくて私にとって最後になってしまった。。学童の夏休み旅行の時まで豪とはぎごちない感じで　接触してた気がする。。それがね・・ザッキ～先生的には　すごーく心残りだったんだ　実は(^^;)だから　SNSで　私をみつけ　声をかけてくれた時は本当に嬉しかったんだ。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆再会した時も　あの頃の話を　豪としたんだけど。。来日した豪が学童に来るたび　子どもたちを 脅威から守るのに必死な先生になってたんだよ(笑)日々　私が身を崩して学童のやくそくだとか云々　フワフワした子どもたちの心をひとつにまとめて　やりくりしてるとこに心を乱す　巨大アーマーがやってきたら子供たち　みんな豪に引きずりまわされちゃう！そう思ってたからね？だから　子どもたちを守るために　豪のおふざけは　断固として はじく必要があったんだよ＾＾遊びから素行に至るまで​(下の子がおもしろそーって飛びつきそうなものをいっぱい持った)カリスマ‐バイリンガルだったからねぇ？豪ちゃんは​海老沢園長が横にいるのに　平気で朝から　自分のリュックに入ったベビースターラーメンだとかグミの袋を がばーっと開いては(学習帳ひらいてこれから夏休みの宿題やろうとしてる)うちの腕白坊主たちのノートの上にパラパラ～っとお菓子乗っけて「ほら おまえたちも食え」　とかやりだしたり。。部屋の中ではボール投げ禁止！​​​​そうみんなに言い聞かせてきてるのに何でも飛び出す豪ちゃんリュックからビニールボール取り出して私の頭上越しでキャッチボール始めたりね？夏休みとか　ほんと・・それが毎日のように行われるんだから(~_~;)先生の心臓がいくつあったって　足りないよぉ。。。まーだまーだ豪を抑え込めるような力？うちの草太やミキオは持って無かったから。。わたしが　子どもたち守るしか方法なかったの。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆豪が土下座した　あの夏もそんな延長線上にあったんだよねぇ・・。私的には　もー　豪ちゃん　いい加減にしてー！そんなテンションなってた頃だった(;^ω^)ただでさえ栗ケ丘保育園からきた腕白坊主３人衆だの空想ハンター：圭のぼやき聞いたり。。保育園のトイレ嫌だーって言う貴公子：聖文ぼっちゃんを職員用のトイレに連れてったり・・ほんと夏休みは大わらわだって言うのに。。　豪ちゃんは　学童をパラダイス化させようさせようとするからぁ。。　ほんと　頭おかしくなりそうだった　先生(-_-;)学童に３人先生居たって夏野先生はほら？ダウン症のひかる君に付きっ切りだし・・大田原先生は園長の気まぐれで桃ノ木保育園の年長さんクラスと掛け持ちで子どもの面倒みてたから。。どうしても私ほど本腰で学童の子に関わること出来なかったんだよね・・。私に対しての遠慮だったのか？それとも嫉妬ゆえか？　それは本人に聞いたことないから分からないけど・・。確かその日は　子供らプール連れてったか？近くの噴水公園行った日だったか？自分の靴下濡れちゃって・・・仕事終わるまで　畳んであった長テーブルの縁に　その濡れた靴下を干して乾かしてたんだよ。。部屋には　豪と延長保育希望の白石高貴、手塚しおりの２名だけが残っていた。わたしがちょっと　職員トイレ入って戻ってきたときに豪ちゃんが私の干しといた靴下をつまんで『ほーら　ほーら　ザッキーの くさい靴下だよぉー』高貴やしおりの顔に近づけてるのを　見てしまったんだ(ﾟДﾟ;)もう　頭にきてね。。学齢で数えたら　もう小６．。いや中学生近い豪がさ？静かにお迎えのお母さんお父さん待ってる高貴やしおりを構って私の靴下押し付けて笑ってるなんてヽ(`Д´)ﾉちょーっと　ふざけすぎでしょ！そう思ってね・・。たまたま　怒ってるところを園長先生に見られて豪は保育園の事務室に連れてかれたんだわ・・。で延長保育で残ってた高貴やしおりもお母さんお父さんがお迎えきて・・片付けしてたらね？海老沢園長が　事務室に来てくださいって。ちょうど事務室入った近くの流しのとこにね涙流したのか？目の周り赤く腫らした豪ちゃんが居て。。だいぶ おばあちゃんに絞られたんだね・・・。『豪ちゃん、椎名先生にきちんと謝りなさい』そう海老沢園長に言われて　豪はこくんと頭を下げたんだよ私の前で。さんざん夏休みに豪ちゃんに学童引っ掻き回されたーって気持ちも重なってたせいか？　すぐに明るい顔は出来なかったんだ私も。『そうしたら　そんな態度がありますか！』園長が声を荒げてね？そうしたら　やればいいんでしょ！って苛立ちと悔しいーって感情で　心がぐちゃぐちゃなった豪が床に手をついて　『ごめんなさい』そう言ったんだわ・・・。豪ちゃんにそこまでさせてしまった自分を先生は　申し訳ないと　思いながら・・意地っ張りの2人は　和解することも出来ずに　さよならしたんだわ。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆それからまた１年後・・夏休みに豪ちゃん来てね？あの騒動のあと・・お母さんと話したのかな？妙に私に協力的な豪ちゃんに生まれ変わっていたんだよ(^-^;張り切ってねー　その年の豪ちゃんは。第４の学童指導員のように外遊びの時は積極的に学童入ったばかりの男の子や高貴の妹ひっつれてサッカー指導してくれたり・・宿泊学習の班割を見てザッキー先生の班、『先生がお気に入りの子ばっかじゃん！』そう言って笑ってたっけ(^-^;いたずらっ子の圭が頭洗ってる時　後ろから水かぶせてきて　私に！もう・・他のお客さんいるのに　裸で追いかけ回した夜を覚えてるよ(笑)私に子どもとの接し方教えてくれた恩師紋別あたる先生がよく言ってた言葉〝子どもに遊ばれてこそ　真の学童指導員”こっちがバカにならないと　真の意味で　子どもは大人である私たちには心を開いてはくれないわたしは　いつの間にか　そんな指導員になっていたのかも知れない。～つづく～​​​​

カブト虫の幼虫とさなぎ、折ってみた～ザッキー先生の折り紙工作

​​​折り紙に触れてると不思議と心が落ち着く・・昔から自分の世界に入り込むのが好きだった私。。手作り工作を通して　子どもたちの心に寄り添っていた自分のランドセルひとつ・・自分のロッカーにしまえなかった子供たちに​やる気をおこさせたい。。　そんな気持ちからはじめた　木の実ワールド。。​ただ　こちらが何かして欲しいと言ったって　今どきの子供たちは　何か張り合いになるものが無ければ　おいそれと学童の先生のゆーことなんて聞きやしないだろう(^-^;　そう思った私は　それこそ　ほんと　子供だまし？ではあるけれど。。手作りの折り紙工作を木の実ワールドのポイント交換景品として掲示、シール何枚　自分の木の枝に貼り付けたら　金のヘビと交換できる、可愛い魔法のステッキと交換できる・・　そういった楽しみを子どもたちの前にぶら下げて。。気をひいた(* ´艸｀)ま、私の狙いに応じてくれる学齢は。。限られてしまうかも知れないけれど。。低学年の子供たちくらいまでだったら・・　わたしのそれに心をのせてくれるのでは？と・・。何百枚と自分の木の実ワールドに赤や黄色、銀や金の丸シールを張り付けた風や空は他の子が１０貯まったらすぐ自分の好きな折り紙景品と交換していくのに　２年３年と　決して私に　これと交換したいって　言わなかった・・。冗談で私が　５００枚貯めたら　先生から自分が欲しいもの何でもひとつ貰える、1000枚も貯めたら　ディズニーランドに連れて行く・・・そんなこと言うと「ほんとだな？　ザッキー、うそついたらハリセンボンだからな？　じぶんで　うそついたらいけないってボクらにいってきたんだから　ちゃんとまもってよ？」頬っぺた膨らませながら私に言ったっけま、彼らも大きくなるに従って　ザッキーにそんな金はねー​そう分かっていって？学童さよならするまでに積み立てたポイント全部使っていいもん貰っとこー！　そんなお子さんもいっぱいいたけど(笑)んでも　​彼らはほんと純粋だった。​私が思う以上にね？競うようにはりこんで何十何百とじぶんの木の実ワールドに赤や黄色、金や銀の丸シールを張り付けてきた空や風が学童去る時・・​さぞかし　すんごいものをねだられるんじゃないかと・・構えて彼らと過ごしてたんだけど。。私(^-^;彼らの口から出たのは『べつにほしいもんない』『ザッキ～とあそべたことが　すっげー楽しかったから』そんな　欲のない答えだったんだ・・・。それ聞いてほんと　私は　良い子と巡り合えて幸せだったって感じられた。心臓の血管プッチンプッチン切れるような　いたずらも散々して毎日　保育園の先生に学童さんは～って嫌味言われたり何でこの子らは私の気持ちが分かってくれないんだろうと。。溜息つきながら彼らの顔見た時もたくさんあった。だけど　ちゃんと　彼らは私の熱い気持ち。。分かってくれてたんだって。一生懸命 自分なりに　先生が喜ぶことをしたいと頑張って学童で集団生活してきたんだって・・。そんな彼らの気持ちが いじらしく思えてねぇ。。だからまた　次の子どもたちが学童に入ってきても思いっきり期待して？熱くるしいー説教を淡々としたわけ(;^ω^)いっぱい怒って　いっぱい泣かせて・・それでもザッキー　ザッキーと手をつかもうとする子供たちが可愛くて心を満たしてあげたくて。。こんなしょうもない手作り工作を毎日のように続けていた　あの日・・・。​​​​

さよならを言えなくてごめんね最終章Story81 学童の子全員がザッキーに叱られたあの日

​​実録・学童ドキュメント！ さよならを言えなくてごめんね 最終章 ​​Story-81「学童の子全員がザッキーに叱られたあの日」全員の子どもが私を信頼してる・・みんなの心がひとつになってる・・そう感じた瞬間が　長い学童生活で１度。。あったあれはいつだったのか？なぜいつも悪い事一つせず模範生のように過ごしていた浅月れいなや白石高貴までが学童の部屋の壁一面に並ばされて説教聞かされてたのか？​​​​​​​遠い昔のようで　記憶もうっすらであるが・・子供たちが私との約束をやぶったか？誰もそのことを注意し合えなかったのか？連帯責任で　みんな怒られてたんだね・・・私に。第一期の学童サブリーダー：風がサッカーボールを持って反省顔してたから・・おそらくサッカーボールをグランドに置きっぱなしして部屋に帰ってきたとか？それくらいのことだったと思うんだけど。。私は兄弟制度の最終試験を　そのとき試そうと子供たちに言葉を投げてみた。子供たちひとりひとりは　すでにザッキー学童のやくそくごとが完璧に頭に入っていて・・余裕でザッキーの前ではこうしておけばまず怒られない？そんな甘えも確保した＾＾だけど　うちの学童は　なんか　〝自分だけ良ければ他はどうでも関係ない”そういう空気が漂っていて・・今一つ　まとまりがない感じがしてたんだ。新１年生が入ってきた時なんかも　放りっぱなしで全部先生任せ・・お前たちの弟妹が入ってきたのに。。遊んでもあげれないのかよーって私はいつも　上の学年にあがるたびに　他所他所しくなってく にいちゃんねえちゃんたち見るにつけ　淋しくてたまんなかった。だから　あの日私は　みんなに　その疑問を　投げかけたんだ。『何でもかんでも先生に任せてお前たちは好き勝手遊んで・・・ちょっとは協力するとか　そういう気持ちは一切無いわけ？』『先生やんなちゃったぁ。。自分たちで使ったボールひとつ拾って帰って来ないんだもの。このボールって　誰が買ってくれたか？みんな知ってる？みんなのお母さんお父さんが出したお金で買ったものなんだよ。例え　今の外遊びの時間に　このボールわたしは使ってない、そう思ったとしてもね？なんで　学童のボールだから拾って部屋に持って帰ってあげよう、〝ボール忘れてるよ！〇〇くーん！”そういう一言が言えないの？保育園の子の方がずっと　そういうの分かってるよ・・・ちゃんとみんなでつかったものは　みんなで片づけてるもの。。』ちょっと演技がかってたけど(^^;)私は　子どもたちに　こんな苦い問いを投げかけてみたんだ。そうしたら上の学年から　最近入ったばかりの子までみーんな学童の部屋の壁にぴったりくっついて横一列・・私はびっくりしたね。。そういう光景　今まで見た事なかったから・・・。言葉こそ　子どもたち発しなかったけどいつも笑って子どもと接してるザッキーが何か知らないけど　すっごく怒ってる。。そういうものを感じたんだと思う。シーンと静まり返ってた・・・暫くま、子ども大好きなザッキ～先生だから怒るだけ怒ったら　すぐいつものやさしい先生に戻るよ。。。そう思って　子どもたち黙ってたのかも知れないけど(笑)15分くらい　みんなフリーズしてたなぁ・・・。はー　うちの子どもたちも　所詮は この程度だったかぁしょうがないか。。もう少し時間をかけて　子どもたちに協調性教えて行くか。。そんな事を考えながら　うなだれてる子どもたちの顔みてたらひとり・・・すっと　壁から身を起こして私に発言した子が居たんだ。まーだ２年生になったばかりの聖文だった。ただでさえ　怒ってる大人の前にはだかるのは怖いだろうに・・。上の兄ちゃんたちも　目をきょとんとさせながら聖文をみてたよ。私の心はまだ炎が燃え上がってる最中だったから聖文だろうが　誰だろうが　反論してくる子は戦おう・・そう思って彼の言葉を聴いてみたら「ザッキ～先生・・」「ザッキ～先生の言う通り　ボールの件は僕たちがいけなかった・・　ごめんね」そう言ったんだわ。この子はすげぇーなって　私は感動しながらも怒りの表情を崩さずに　そのつづきを聴いてみたんだ。「でもね　僕たち　ほんと急いで学童の部屋に帰らなくちゃって・・　まっすぐ部屋に向かって来ちゃったから・・　グランドの端に学童のボールが落ちてたなんて知らなかったんだよ」小さな体で怒りの目を向けた大人の前に立って自分の意見を言う　小学生を見た時・・私は　それ以上何も言えなくなった。学童のボールを管理できなかった罰として暫く子供たちは　それなしで外遊びをすることとなった。でも私は　もう一度　彼らに機会を与えた。『あの時、先生がなんで怒ったか？それを考えながら　今日はみんなで　このボール使いな』それが・・下手な道徳の授業するよか　うんと子どもたちに響いたみたいで？私がなーんも指示を与えて無いのに自分たちでルールを決めて　ボールを使ったグループは必ず最後、学童のこの場所に置く事って場所を決めて？以降　私を怒らすことをしなくなったんだ。一体感って言うものを　ずしっと　この身に感じる事ができた　全学年いっせい説教事件。。　聖文のこの力を良き方向に導こうと・・決意した瞬間でもあった。～つづく～​​

学童一泊二日の旅・・帰園時、無理矢理書かせた感想文発見！(* ´艸｀)ｸｽｸｽ

​​​私にとっては　子どもたちといっしょに行けた　最後の学童旅・・私の班になった圭とツトムは学童入ったばかりのみくるやそうまが寝てる横で　ぴょんぴょんベッドの上で跳ねて・・・『ちーんちんブラブラ♪』やってました​​​​←当時流行ってた漫才師の芸(笑)夜、ナイトハイクって砂浜をライト1つで歩いて散歩するイベントがあったんだけど・・あの　【生きた気がしないのぉ～】発言した圭がやたら興奮して　浜辺から濡れ女が出てきたとか。。林から毛むくじゃらのおばけがこっち見てたとか言うもんで記念に石の門があるとこで写真撮ってあげたら。。心霊写真？撮れて(^-^;　子どもたちキャーキャー言ってた。水族館では　迷子になんないように皆で手を繋いで歩いてたのにも関わらず・・・雷が怖いそうまが　迷子になっちゃって(ﾟДﾟ;)イルカショーの会場で見つかったから良かったものの。。ほんとハラハラさせられた(~_~;)　んでハラハラが落ち着いたと思ったら聖文とマイが〝もっと前の方でショーを見よう！”って嫌がる私の手を引っ張って・・・司会のおねえさんが居る真ん前の座席に３人座って。。それもなぜか私が真ん中？　「前の方のお客さんはイルカやシャチがジャンプするときに水しぶき浴びるので専用のシートを購入してくださいねっー♪」ておねーさんがSALESするもんで。。渋々１枚購入するはめに(-_-;)まーそんな言ったって　大して水なんか浴びないでしょうと・・子供２人の間でシーと膝に置いて観覧してたらあんた狙ってるでしょ？！ってばかりに　うちらが座ってる座席の真ん前でイルカがジャバーン💦って。。。そん時気が付いたのね。。。​​座高が一番あるの自分だって(；ﾟДﾟ)横の2人は膝掛程度のサイズの水しぶき避けシートで頭や体をガード出来るけど。。。私は引っ張ったって上まで隠れられない！しかも～　聖文は　わざと　ジャブ―ンって水しぶきがあがるタイミングでシートをあげて　こっちに水が飛ぶころに引くんだよ💦Σ(￣□￣|||)おかげで私は　イルカが泳いでた　その生ぬるくて魚臭くて塩辛い。。プールのお水を・・・頭からかぶるという。。。惨事に！『きよふみ～？ヽ(`Д´)ﾉﾌ　マイ～？　ヽ(`Д´)ﾉﾌ　いまのは～わざとだろぉ～？』そう睨んだら　2人ともケラケラ笑ってた。何て言うのかね・・・。私と聖文は　先生と教え子って言うよりほんと　同じ学年の友達みたいだった・・。いや　聖文だけじゃない・・他の子とも　ザッキ～先生は　こんな接し方だった。。先生ではなかったね(^^;​​もう　みんなの友達みたいな　距離に居させてもらった大人。。。ただ歳をとってる分？これやると自分が痛い思いするよ、これやっとくと　後で得するよそういうアドバイスを一人一人に伝えてただけ・・。この感想文は・・子供たちとさよならする ちょうど１年くらい前？夏の学童宿泊学習　２日目　長旅を終えて無事、保育園の学童の部屋に戻ってきた子どもたちに余り紙渡して書いてもらった感想文。。《←中でも特に優秀だと感じた作品を私はいただいて帰った＾＾》一般家庭のお父さんお母さんが　子どもから母の日、父の日にお花の１本、似顔絵の一枚を貰って凄くうれしいって思うのと同じように・・ザッキ～先生もね？年に１回くらいは・・子供たちから絵を描いてもらったり。。ありがとうって？手紙貰いたいなーって思う時があったんだよね(^▽^;)旅行から帰ってきた子どもたちに感想文書かせたのは。。気持を落ち着かせたいって言うのもあったけど・・実は先生が可愛い子供たちから　何かありがとうのメッセージ貰いたいって(^-^;そんな裏の気持ちがあったからなんだ。まさか　その手紙が　子供たちとの最後の贈り物になっちゃうなんて・・その頃は思ってなかったけど。。

さよならを言えなくてごめんね最終章Story-80 逆上がり事件

​実録・学童ドキュメント！ さよならを言えなくてごめんね 最終章 Story-80「逆上がり事件」聖文を他の子以上に大事にしなくてはと私が思った理由は実はもう一つあった・・。​​本人も気づいてはいないだろうけど・・。そしてトキヤが怪我をした時に　女帝の元にすぐ駆け付けられなかった理由も。。実はそこにあった。困った時に助けてくれる存在は　私の近くにはいない・・全て自分で解決しなくてはいけないって気持ちがきっと　大騒ぎして事務所に駆け込むことを押さえてしまったのかも知れない。それくらい　わたし　というか　あの学童は孤立した存在にあったから・・。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊◆口では〝何かあったら私の所に”そう言ってくれた園長ではあったが・・お忙しく動かれてることが多かったため　私は全てを抱え込まなければいけないと　ある時から独りよがりになって子供たちを見ていた。他の先生を悪く言うつもりは無いが・・私の傍についてくれてた両先生とは　子どもを愛する熱？みたいのが違ってて。。　夏野先生は異性でもあるし実のお子さんもいらっしゃるから子どもに接する時もどちらかというと義務的な育児？そういった接し方だったし。。大田原先生にいたっては　ここの学童はザッキ～先生が指揮をとってきたのだから私が出しゃばる必要ない、私は別の夢があるから・・一時凌ぎに海老沢園長の指示に従って学童の子どもたちみてるだけ・・そんな冷めた空気を感じていたから(；´･ω･)誰にも腹を割って話すなんて出来なかった。子供たちもきっと　それは感じていたかもね・・。それぞれの先生が　バラバラで　子どもたちをみている。ただ問題事が起きた時は　大概 ザッキ～先生が処理させられてる。。そんな風にね？ま、私は　それが普通なんだって思って生活してたから・・あの事件が起こるまでは　ごくごく子供たちを好き勝手遊ばせていた。***********************☆あれは聖文が２年生なったばかりの頃だったかなぁ・・？ちょっと肌寒い時期だったから　冬場？けっこう辺りが暗くなってたから　冬場だね・・。外遊びしてたマイが大慌てで　学童の部屋に飛び込んできてね。。『ザッキ～せんせい、たいへん　たいへん！キヨフミがー』って・・。確か私は別の子のお迎えの対応をするために一時子供たちから離れてたんだった。子どもの数も少なくなってたし・・見たところ？特にハメを外しそうな児童は残ってなかったからね。。ちょっと私も油断をしてしまった。どうしたの　マイ？きいたら　聖文と二人、園庭にある鉄棒で逆上がりの練習してたら聖文が落下して怪我をしたって言うんだ。。。慌てて　マイと一緒に鉄棒のところに行ったら頬っぺたおさえながら痛そうにしてる聖文が　そこにいて・・。私は取り敢えず　聖文を学童の部屋に連れてって　落ちたっていう箇所をみて　口のあたりの傷を消毒してお母さんのお迎えを待つことにしたんだ。落ちたって箇所はアイスノン使って冷やしてね・・・。見たところ？特に打撲した箇所もなかったしね？私的には　ちょっと安静にして保護者の方がみえたらその旨お伝えしようと待機していたんだ。そしたら　たまたまそこにお仕事終えて帰園された海老沢園長がいらして「あら？逢野さんどうなさいました？」って学童の部屋に入ってらして・・マイが　『あのね、キヨフミ　鉄棒で逆上がりの練習してて　　　　　手放しをして回ろうとしたら　落っこちちゃったんです』そう言ったら　慌てて　「ちょっと椎野先生、みてくださったの？」って詰め寄られて・・・『一応　打撲したところは冷やして　怪我した場所は消毒だけしておいたんですが・・』そう言ったらね。。事務室からライトを持ってきて　聖文に口を大きく開けさせて口内を視察されたんだわ。。そうして　「あー　これは・・ちょっと口の奥の方切れてるわね　　　　　　どっか病院空いてたかしら？　この時間・・」そうおっしゃって　すぐに聖文のおばあちゃんの所に電話を入れてかかりつけの病院をきいて高山先生の車で　彼をそこに連れてって下さったんだ。その時に　経験の差を嫌と言うほど思い知らされた・・。私が未熟なばかりに　大事な聖文に怪我をさせてしまった・・・口の中まで見て　ちゃんと怪我の箇所を見つけることができなかった自分に悔しさを覚えた。ひとりの子さえ守れないなんて　何てダメな先生なんだろうって・・自責した。この件があってから私は　どんなことがあっても　聖文を危ない目にあわせてはならないってとかく慎重に彼を保護するようになったんだ。豪ちゃんに聞かせたらきっと・・そのくらいの事で～って　笑われちゃうかも知れないけどね(^^;ザッキ～にしてみたら　預かった子どもはどの子も等しく愛しい存在であって・・だから誰かひとりでも危険な目に合わせたら。。その罰は先生が全部引き受けようと　いつも思ってたんだよ。海老沢園長から自主退職を勧められた時・・この事を持ち出されたんだ・・実は。前も　こういう事がありましたよね？って・・・。あなたは 自分で処理しようとしていつもこういう結果を生むんです　ってだから私は・・２か月ばかりの給料をその場で精算されその日のうちに　学童をあとにしたんです。

実録◆学童ドキュメント！さよならを言えなくてごめんね最終章Story-79

実録・学童ドキュメント！ さよならを言えなくてごめんね 最終章 Story-79「世子の椅子」​​​​聖文は茶目っ気たっぷりで大人に近づく小悪魔男子であった👹調子の良さは　話をしていてすぐ分かった(^-^;毎回　学校から帰ると　『さ～てと 今日はザッキ～となにすっかな』そう言っては　当たり前のように　私の膝の上にちょこんと乗り・・学校から配られたプリントを広げては同じ学校のマイやくららとお馬鹿なお話はじめてケラケラ笑ってる。。そんな　学童の世子《セジャ》さまのような坊ちゃんだった。※韓国宮廷ドラマご覧の皆様は御存じ。現王と正妻(王妃さま)の間に生まれたお子。次の王として相応しい人物になるための教育が施された。ま、うちの世子さまが最初にお出でになった頃は上の兄ちゃん2人も　〝どーぞ　お好きなように”　と横目で　甘ったれの弟を見るような感じで　自分たちは漫画に夢中になってたから。。それにその下の　れいなや高貴は　私に対しての依存傾向がそれほど無いおにいちゃんおねえちゃんだったので・・まだ１クルーは救われたのかな(笑)れいなが　「まーた聖文　ザッキ～の膝乗って」そんな嫌味言ったとしても肝の座った聖文は　ちーっとも顔色ひとつ変えず特等席にふんぞり返って本読んでたから。第２クルー入ると　栗ケ丘保育園卒の腕白BOYSたちが私の肩や膝を全部奪ったからね(ﾟДﾟ;)うちの世子の瞳にはメラメラと闘争心が燃え上がっていったわけ。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆なーんでザッキ～は　この聖文に好き勝手させてたか？これまでのお話を読んできた方には分かるかなぁ・・。私も　ちゃんと考えがあったんですよ。長年たくさんの児童と関わってきてこの子には集団を惹きつける魅力があると　そう感じたからであって。その子を使って　まず彼の学年の子たちの心を私の方に引き寄せようと・・。　そうすることで即席ではあるけど彼らと私の間に信頼関係が生まれる、それさえ出来れば。。彼らが学童で喧嘩したり？悪い事した時に私が叱ることがあったとしても。。決して孤立することはなくなる、私との絆を断ち切れなくなると経験上分かっていたからなんです。子どもを動物と一緒にしてはいけないけど・・中学生高校生になってからだと間に合わない〝育ててくれた人への恩義・従順さ”それが小学生3～４年生くらいまでは　彼らの心にちゃんと存在するんですよ。だからあえて私は集団のカリスマになりうると思われる児童にはある程度　初期段階での甘えを許していたんです。そりゃ私も神様や預言者では無いから？時々　見込み違いだったな・・・って事もあるけどね(笑)でも甘えさせた代わりのものは　ちゃんと　その子から頂いていたんですよ。海老沢園長や大田原先生には　ただ単に聖文を猫っ可愛がりしてる先生と見られたかも知れないけど・・あれだけ多くの子どもたちを束ねるにはカリスマ性のある児童を使うのも　ひとつの手だったんです。うちの学童の子たちの団結力の凄さは・・海老沢園長も　体感している筈ですから。。私の言ってる事が満更嘘ではなかったと　分かりますよね？私と彼らの結びつきが　あれほど強くなったのはそうした見えないステップが　いくつもいくつもあったからであって・・たまに何やってるのかしら？程度で現場を見学に来るような大人たちにはとてもとても　計り知れない　心の駆け引きがいっぱい存在していたんです。かと言って　誰でもその方法が成功するとは限らない。低学年の彼らだって　そうそうどんな大人にも自分の手の内をみせたり従順な態度を示すようになるなんて事は・・・。私は　子どもたちに選ばれた大人・・学童の先生だったんです。

さよならを言えなくてごめんねStory78 聖文との出会い

​​​子どもは　さよならが来る時を　直感で感じる生き物なのかも知れない・・。​​​​​​聖文は　いつごろからか　私とのそれを感じ　他の子以上に私の手をとっていた気がする。****************☆実録・学童ドキュメント！さよならを言えなくてごめんね 最終章Story-78「聖文との出会い」​​​​​​​聖文の第一印象は　ひ弱なお坊ちゃん　そんな感じだった　ごめん(笑)​​インテリ風なお顔してて　喋ると　栃木弁丸出しで(* ´艸｀)ｸｽｸｽ彼の場合は　そのイントネーションが独特でね(笑)何か　聖文の栃木弁をきくと　笑ってしまって(^^;)このままおっきくなって欲しいなと・・私はいつも　緑色の帽子を深々かぶって帰ってくる彼を出迎えていた。生まれ環境ゆえか？品のいい風貌と独特な栃木弁を幼児期に既に操っていた彼は桃ノ木保育園保育士の心をも虜にしていたようで(笑)元年長組の畑山ルミ子先生などは　『キヨちゃん、早く大きくなって先生をお嫁に貰ってね！』そんなプロポーズも多数いただいていたようだ。だが私は　この品の良い風貌に隠された黒い悪戯心を春先の　ホットケーキパーティーで　知ってしまったのだ(笑)聖文・・・君は覚えてるだろうか？ザッキ～先生が　君を初めて叱った　あの日の事を？うちの学童は　他の学童と違って　ちょっと良いところの坊ちゃんお嬢ちゃんが来所してた学童だったから・・まぁ・・聖文だけが　特別　そういう言葉を口にした訳ではないんだけどね当時　新入生歓迎の意をこめて私と夏野先生で　変わり種のホットケーキパーティーをしようと・・自宅にあった大きな電気プレート持ってきて保育園のコンセントに接続して・・十数人の子どもたちのホットケーキを焼いてたんだ。焼き終わったら　それにハチミツシロップかけたりチョコレートシロップとバナナ乗せたり。。子どもたち　保育園で出るおやつとは違って。。好き勝手ホットケーキに味付け出来るから　「おかわり」「おかわり」って何回も空いたお皿持ってきてさぁ(ﾟДﾟ;)自分は焼く係、夏野先生は生地を練る係と。。汗だくで応対してたんだよ。そしたら・・・熱してた鉄板からちょっと焦げたニオイが漂ってね？１年の聖文とマイが笑いながら　「くっさー」って口走ったんだわ。その瞬間　ムかーっと私の心に火がついてね(笑)人が一生懸命　お前たちのためにホットケーキ焼いてやってんのに！くっさーだと瞬間　もう　聖文を怒鳴ってた。『そんなこと言うなら　食べなくていい！』まーだ学童入ったばかりの聖文とマイを本気で怒ったの(^^;2人ともキョトンとしてた。。。なんで怒られてるのか？　分かんなかったのかも知れない。でも　私の本気を　彼は一生懸命　捉えてた。それが　聖文と　私の最初の出会いだった。

涙の反撃～エンディング イメージ～

​海老沢ハツネは念願叶って市議会議員の椅子を手に入れる・・。３保育園は信頼のおける長女と次女に任せ引退。。高山斉賀と悠々自適な老後を送っていたたくさんの犠牲を払って築き上げた　彼女の城・・。金も地位も名誉も己が欲するものは全て手に入れてきた筈なのになぜか　彼女の心は満たされることはなかった。『おばあちゃんどうして僕の大好きな先生をやめさせたりしたの？！』伏せても伏せても忌まわしい　あの学童指導員の顔が　何かと私の前にちらつく​「その件はもう終わった事なの！​​​​​​子供のお前が余計な口を挟まないで いいの！』『おばあちゃんは　都合が悪くなると　いつも　そう言うんだね！どうして　あんな嘘を言ったの？ザッキ～先生は　学童辞めたくなかったんだよ！』隣で晩酌をしていた斉賀が傍にくる・・。『豪ちゃん　もうその辺にしときなさいおばあちゃんにはおばあちゃんなりの考えがあって　そうしたんだ豪ちゃんには関係ない』子どもの為にそう思って私は保育園の園長も学童の指揮もみんな盾になり槍になりこれまで尽くしてきたと言うのに・・。なぜ　私は　満たされないの？なぜ　孫の浩然にまで　責められなければいけないの？​海老沢ハツネは忘れようにも忘れられぬあの日の保護者会の事を思い返していた。​​​草太：「ちがうよ！　　　　ザッキ～先生は　そんな先生じゃない！　　　　ザッキ～は　ザッキ～は・・・・」​海老沢：『椎野先生は　野々宮君のお母さまお父様に　　　　　謝罪もせずに自主退職なされたんです​​　　　　　             その事はちゃんとお話しした筈ですよ？』聖文：「それは　あんたが            先生とトキヤのお母さん合わせなかったからだろ！」事務長：『なんてこと言うんだ　園長先生に！』                      『・・ったく！　先生、お下がりください          　                       ここは私が収拾しますから』『ほんとに！椎野先生のクラスは　先生が悪い先生だから子どもたちまで悪い子に育ってしまったようですね！こうなったら　新しい先生を立ててしっかり教育をし直さなければ・・』聖文：「ザッキ～先生を返して　園長先生！　 　　　先生がいないと　みんな　元気でないし・・な？」首を縦にふる新１年生たち・・。突然・・保護者席から拍手が。。​​海老沢：『あたしだって　　　　　               できるなら　椎名先生を手放したくはなかったんです・・・　　　　　                                 だけど・・こうするしか　方法はなかったんです・・・』突如　号泣する園長・・。聖文:　《ぼくは　だまされるもんか　       　　この園長の演技に・・・。　　　   　　　他の大人がだまされても​　　　ぼくだけは　惑わされるもんか！　　　　きっと　あの事件の真実を・・暴いてみせる》​​​​

さよならを言えなくてごめんね最終章

​​78話！いよいよ最終章へ突入！タイトルを再び『さよならを言えなくて～』に替えて・・逢野聖文、野々宮トキヤ、末永瞳、梶井徳丸草太とミキオ大田原先生中心に描いていこうと思います。あの日いったい何があったのか？真実を求めザッキ～先生を取り戻すために強大なBOSS：女帝と戦った 子供たちの記録。特別出演：豪 浩然海老沢ハツネ他​​

ぼくとザッキ～が居たあの季節 Story77 リフレイン

実録！学童ドキュメント さよならを言えなくてごめんね ​​ぼくとザッキ～が居たあの季節【漂流編】 ​​​​​ Story-76　リフレイン結論から言うと・・​​​​せっかく舎川が世話してくれた学童であったが　１０日ほどで酒木小子どもの家の子供たちとは別れてしまった。そのあと時を経て１年後に　別の学童施設からもご依頼をうけ今度こそはと　子どもたちと絆を深めようとしたのだが・・ここも　主となる方と私の考え方がちょっと異なっていて・・わずか１年ほどで退職することになる。桃ノ木以外の学童で私とふれあってくれた子供たちには大変申し訳ないのだが。。私の心には　常に　ふざけて流しのとこで抱きついてきたトキヤの顔やら白いワンピースを胸まで浸かりながらピースするマイや桃子の笑顔が走馬灯のように私の脳裏に蘇ってきて・・・どうしても　お客さん状態の指導員でしか成り得なかった他の先頭に立つ先生に歩幅を合わせて子どもたちの面倒をみるって学童施設では　私がこうしたいって思ってる事を押さえて動くしか出来なかった。目の前に私を頼りにして来てくれる子どもが居ても・・折り紙一枚、自由にハイって渡すことが出来なかったのだから・・。何か行動する時は常に主の指導員の顔色を伺ってから。。そういう場所は私にとってはとてもストレスだった。５人先生が居れば5通りの考えがあって然りだし・・それらを束ねる主の先生は　本来は　そのひとりひとりの個性を引き延ばしながら　学童施設っていうものを運営していくべきだとわたしは思ってる。私の考えだけが素晴らしいのだから・・未熟なあなたたちに任せるととんでもないことになるから全部私の言ったとおりにしていればいい。。そういう学童施設であったなら。。働いてる人たちも面白くなくなるだろうし・・そこに集う子供たちも　主とした先生だけが怖いからその人にだけペコペコしておこうって。。そういう偏りがある学童施設になってしまう。悲しいかな　私の見てきた学童はそうした独裁型の指揮をとってる女性の方が多かったように思う。ま、簡単に言うとねうちの学童の子どもたちは　はたからみたら〝先生疲れちゃうからそんなベタベタくっつかないの！”それくらい　密な接触　とってた学童だったので(笑)子供たちの熱や汗がね・・常に私の服に染み込んでいつも思ったんだこんだけ子どもたちは　私を愛してくれてるんだって無器用だからね私も・・。〝君たちのこと、先生はいつでも守ってるよ”そういうのは　密によってでしか　彼らに伝える事が出来なかった(^^;その熱や汗って言うのはさ？他の学童では　残念ながら　感じられなかった・・・。絆って言うのはきっとそうした熱や汗がいっぱい自分にくっついて出来上がっていくもんなんだって私なりに思って　子どもを抱きしめてた。​​やんちゃな徳丸はやんちゃな汗のにおいおしとやかな日芽香はアロマファブリーズのにおい(笑)私の膝に乗る彼らの熱い体から・・今日も学童すっごく楽しかった。。そんな心の声が伝わってくるようで子供だからってね？いつもいつもいい匂いばかりする訳じゃないんですよ。中には　お父さんお母さんがお忙しくて　髪なんか昨夜洗わないで登校して～そういう子も居たんだ。そういう子を膝に乗せると　なんか こいつも大変なんだなって切ない気持ちになったりもした。あとねぇ・・。子供を膝に乗せるとその子の独占欲の強さって言うのも分かったりするんだよ(#^^#)小４の末永瞳は普段はお家で2人の弟さん引っ張るおねえちゃんしてるんだけど・・学童来た時は　それの反動なのかな？他の子に先生をとられたくないって独占欲が働くみたいで・・私の膝に乗った時に　だらんと横に私が腕を椅子側に垂らしてたらその腕を両手でつかんで　自分の腰のところに持って行ったからね(笑)あー　この子は愛を求めてるんだなーって　伝わってきた。ただねぇ・・幼稚な男の子と違って　女の子って言うのは小学４年生にもなるともう立派なレディ―体型なってきてるからね？そういう子をしっかり抱きしめて　勉強させてる・・なんて様子？あの海老沢園長がみたら大ごとだから(笑)だから　女の子には　堂々と　密になれなかったんだよごめんな　瞳ザッキ～先生的には　どの子も預かった子は等しく大好きだったしできるだけ先生との思い出を多く作ってあげたいと思っていたんだ・・。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆私の膝の上に乘った子供たち・・私の肩に乗った子どもたち・・私の背中にしがみついた子どもたち・・彼らの汗や熱は　私に　愛された記憶を思い出させる。​​

宇都宮の学童施設で実際にあった雇用主による意図的 不当解雇

​​​​​​​最終回では女帝の本名と​保育園名を公表か？！​​​​​​​​​​​​　　　栃木県宇都宮市で実際に起きた　　〝学童保育指導員,不当解雇”　　　　そして その裏にあった　　〝雇用者による策略・陰謀” を　　　　　完全公開？！​​​​​​​​​​​　　　　　　　　　　　　ますます見逃せない！​​​　　　　　　　　実録学童ドキュメント　　　「さよならを言えなくてごめんね」​​​​​​​​​　　　　　　　守るものが無くなった今の私と。。　　　守らなくてはいけないものがたくさん手元にある貴女と　　　　　どちらが勝つか？とくとお見せしましょう・・。​​​​​​　　　　　　　　　　その日はおそらく　このブログは炎上？　　　　事の真相をお知りになりたい方のアクセスが　　　　　　　　集中すると思われますから( *´艸｀)​

ぼくとザッキ～が居たあの季節 Story76 ひと時の安らぎ

実録！学童ドキュメント さよならを言えなくてごめんね ​​ぼくとザッキ～が居たあの季節【漂流編】 ​​​​ Story-76　ひと時のやすらぎ舎川は私が学童やめて数日くらいにそれを知りその理由を幼馴染の板橋菊乃から聞いたらしい。。海老沢園長のやりそうなこと。。舎川は心でそう思い口を挟むことが出来なかった父兄の代表として私に電話をくださったという事だった。。​愛する子どもたちと引き離され・・この先　何を目指して生きていって良いのかも分からなくなってた私には・・​​過去を忘れることしか考えられなかった。。そうすることで　少しでも胸の痛みを少なくしたかった。だから　どんなに私を思って弁護士を立てよう？先に卒業した子どもたちを集めて内輪だけのさよなら会を開こう？そう言う風に慰めのメールや電話をかけて下さる保護者の方がいようと・・うれしい、ありがたい、そんな優しい気持ちにはなれなかった。せっかく大学の恩師：紋別あたるが人間嫌いになってた　私の心に　〝人ってやさしい存在なんだよ”〝ザッキ～も そんな固い鎧なんて脱ぎ捨てて 楽に人間と付き合ってみてごらん”そういう事を　心に傷をもった子供たちや若い学生たちとのふれあいの中で体現させてくれたのに・・・。​再び固く心を閉ざした私には　誰の言葉も届く事はなかった。ただ　先にも言ったように・・大好きだった子供たちを忘れるには別の場所の子どもたちを愛するのが一番手っ取り早いことだと。。だから舎川の言葉に即答してしまったんだと思う・・。〝今、先生のように子供たちの事を第一に考えて下さる・・　優しい人を失うのはとても勿体ない”〝別の学童で　　大好きな子どもたちと 新しい一歩踏み出してみてはどうですか？”その言葉が　うれしかった。私が首を斬られた直後 傍に居たって少しの言葉もかけてはくれなかった指導員の大田原・・そして　私を子どもたちのもとに返してあげる・・そんな甘い期待を私にふらつかせ結局は自分の身可愛さに　手を離した桃ノ木大学の教授：板橋菊乃そんな冷たい人間ばかりしか　私の近くにはいなかった・・そう思って暮らしてた私にとって舎川のやさしさは　なぜか懐かしく。。あたたかいものに感じたから・・。舎川が紹介してくれた　酒木小子どもの家は当時　私が住んでいた　自宅から自転車で数分という・・物凄い近い場所にあった・・雪の降る　あの日　電話をもらってすぐの平日夜に面接に出かけたっけ。思えば　舎川さんにはお世話になったのにお顔すら拝見することも出来ず・・子どもの家に就職が決まった時も辞める時も。。電話でしかお話することが出来なかったなぁ・・。常にお忙しい方だったからね。。面接に伺った時間・・もう７時半とか８時くらいだったから既に子供たちは居なくて。。ただ　背の低い長テーブルが　等間隔で並べられた その部屋を見てたら子どもたち思い出しちゃってね？これから面接だって言うのに　みょうに心がしんみりしたのを覚えている。ずいぶんと家庭的な学童だったな・・。際立って　悪いことをする子も居なかったし？何といっても　すでに子供たちと固い絆を築いてる男性指導員さんが１名いらっしゃったので　そういうのはね　これまで長く子供たちと付き合ってきた自分には一瞬で分かったって言うか？保育園の学童に居た時は​​先生じゃなくちゃダメーって子供たち必死で自分を求めてくれてたでしょう？​酒木小の子は長く一緒に生活してきた男の先生の方を優先的に選んでその日一日行動するからさ。。何か淋しさを感じたんだよね。。あー自分じゃなくてもいいんだ。。この子たちはって・・。そん時思ったんだよねぇ・・大田原先生もきっと　この自分と同じ思いをしながら私と仕事をしてきたんだろうと。後から入ってきた先生って言うのは前から居た先生においしいところ持って行かれちゃうものだから・・。信頼関係築いていくのが　ほんと大変なんだよね。。子供たちと　その先生との見えない交流、長い歴史がそこにはあるから。好き勝手やらせて貰ってたんだなぁってそこだけは　海老沢園長に感謝している。

ヘクソカズラの雌蜘蛛・オリジナルポスター

新生！ザッキ～、オリジナル動画【ヘクソカズラの雌蜘蛛】発表

​６時間で７人に変身！声色７変化の技とLINE,Instagramのカメラ機能を最大限に使って・・海外映画の予告編のような動画を作ってみました( *´艸｀)♡​

レベル高い！紙芝居パフォーマンス(ﾟдﾟ)！宇都宮市より

​昔取った杵柄・・・ 紙芝居ボランティアでならした　その声色芸。。 当時を知る方も はじめて聴く方も・・ よろしければ　その世界観。。浸ってみてください​​ 登場人物・語り　ひとり数役吹き替えでお贈りする こまちゃんの声色紙芝居ー試聴用。 日本民話昔話　 紙芝居「たけいっぽんしおいっしょう」童心社 監修/松谷みよ子 脚本/若林一郎　 画/西山三郎​

ザキーラKあぼんぬ監督にインタビュー！

​​​​ザキーラ・K・あぼんぬニューヨーク生まれハイランドヌースター校在学中にFアルノッド監督にスカウトされるモデルを経験後、水彩絵の具を顔に直接塗りディズニー映画キャラクターに変身するという珍メイク術を編み出し世間に発表。　女優メリーノードロッド他、数々の女性ファンに支持される。処女作【蠅捕り紙と７人の老婆たち】2004ミスターシネマ大賞受賞作【垂れ肉に機関銃を！】2007バーチェラント２大巨匠展　出品作【マルガス夫人の痛い踝】2010パリ・ゴールデンシネマ大賞監督賞受賞作【蒸れたマスクにご用心】2015今回の作品【ヘクソカズラの雌蜘蛛】についてQ:撮影の時、何かおもしろいエピソードありましたか？A:主演をつとめたマーリーン＝アンジェラントが　意外に髭が濃い方だったので 　ファンデーションを厚塗りしていたんですね(笑)　それで子役のスチュワート君が　おかあさん　鼻の下に青のりがついてるよって　何度も指を指して・・　撮影をストップしたことがありました。Q:子役のレリル＝クラネンコちゃんについて　聞かせてください　彼女とは以前、別の撮影でご一緒させていただいた事がありまして　見た目はすごく大人しいお嬢さんなんですけど・・　役に入ると　すごい形相になったりして(笑)　特に今回は　物語のキーポイントとなる憑依シーンがふんだんに取り込ま　　　れているので・・演じるにあたっては　相当エネルギーを消費したんじゃないかと。

巣ごもりパフォーマンス！６時間使って７人のキャラクターに変身

​ジャンル：サスペンスタイトル：ヘクソカズラの雌蜘蛛​監督：ザキーラ・K・あぼんぬ　JAPAN2020制作あらすじ＊＊＊＊＊＊＊バーバラの母はいつも鼻がもぎれるほどの異臭を放つその花を・・娘の誕生日にリースにして玄関に飾った・・。忌み嫌われる花にたかる雌の蜘蛛。。それは幼かったバーバラの脳裏に未だにこびりつき　事あるごとに彼女を狂わせるのだった。主演は「ボルスベクトルの花嫁」で マカデ三―主演女優賞を獲得した　ノイズ＝キャスケット そして子役の2人には　「ブリキの兵隊」でプリティー皆勤賞を獲得したキャメロンCエニック、同じくビリオット＝マクレガン​

ぼくとザッキ～が居たあの季節 Story75思い出を忘れるために・・

実録！学童ドキュメント さよならを言えなくてごめんね ​​ぼくとザッキ～が居たあの季節【漂流編】 ​​​ Story-75　思い出を忘れるために・・​​私の退職をめぐって　そんな保護者会まで開かれてようとは日々　就活に勤しんでた私は考えもよらなかった。いや・・・少しでも嫌な思い出は消し去った方が良いと学童の事は考えないように　地元の神社に参拝に行ってみたり息抜きに浅草あたりまで出かけていって　ひとり・・自宅ではないどこかに行って何とか子どもたちの事を忘れようとしていた。よく　失恋したら　また別の恋を探せばいいとか言うでしょ？学童の子どもたちを忘れるには別の学童の子を愛せばいいんだと・・フリーペーパーなんかにもちょっと離れてるけど　別の市で学童の先生を募集してる記事なんて見かけると・・一応面接だけでもと　行ってみたりね？小山あたりにある子ども広場のスタッフ募集にも履歴書送ったっけ(^^;でも年齢的にダメだったのかな(笑)　いいお返事貰えなかった。あとは千葉のあたりにある玩具売り場で幼児さんのサポートする職員募集してたから・・現地まで履歴書もって出かけて行った事もあった・・。とにかく桃ノ木の子どもたちを忘れられるならどんな児童施設でもいい・・身を置きたいってね。。そんな気持ちでいた。​学童を去って１年が過ぎた冬・・そう　雪が降ってた2月。。​滅多にならない私の携帯がprrrrr・・・と鳴り響いた。着信をみると・・見慣れない携帯番号が。。？？？誰だろ？こんな番号知らないなぁ。。無視しちゃおうか？ま、勧誘とかだったら　即切っちゃえばいいや・・そう思って電話に出た私・・・。謎の紳士：『もしもし・・　　　　　　これ、ザッキ～先生の携帯で宜しかっですか？』ザ：「はい　　　どちら様ですか？」直都の父：『以前、息子がお世話になった舎川・・　　　　　　直都の父親です』ザ：「あー　直都くんの・・・　　　ご無沙汰してます　　　よく私の番号　分かりましたね？」懐かしい舎川さんの声・・直都くんのお迎えはほとんど このお父様がいらしてたっけ。。。幼いころにお母さまを亡くした直都はおじいちゃんおばあちゃんといつもは桃ノ木ちかくのアパートで暮らしてて移動は全部　このお父様がやってらっしゃった。いたずら３人衆の一人だった直都は 黙ってれば　ほんとに良いところのボンボン風なんだけど・・飛び出す言葉は大人顔まけでねぇ・・・。ひと言言わなきゃ大人に可愛がられるものを。。いっつもブスっと余計な事を言って私をイライラさせた。そんな彼が一度妖怪の絵を描いてくれって私に頼みに来たことがあって・・お菓子の厚紙に　想像上の妖怪を描いてあげたんだ。手元に参考になるようなものがなかったから・・全て私のオリジナルなんだけどね(^-^;最初は５枚くらい描いて渡して・・それが次は10枚。。。どうせ描いてあげたって　彼の性格・・持って帰らずにその辺にポイっと置き去りにすんだろ～　そう思いながら暫くみてたら・・ある時　学童のロッカーを何気なく掃除してたら直都のロッカーの端の方に色画用紙で作ったお財布みたいのがあってね。そこに私がそれまで彼に描いてあげた妖怪カードが何十枚も角々が擦れた状態で入ってたんだよねぇ・・・。あー意外と人の真心って言うのは分かる子なんだなぁってそれからは直都が一生懸命頼むときには　時間を割いてカードを作ってあげることにしたんだ・・。うちの学童、月謝が普通のとこの５倍？くらいしたので。。ちょっと経済的に大変だった直都のとこは半年くらいで退会しちゃったんだけどね・・。そんな舎川さんが　一体自分に何の用なんだろうって？～つづく～​​​

ぼくとザッキ～が居たあの季節 Story74 保護者会開始！女帝の涙と告白

​​実録！学童ドキュメントさよならを言えなくてごめんね​​ぼくとザッキ～が居たあの季節【漂流編】​​Story-74　保護者会開始！女帝の涙と告白ゆり組保育士：『先生、、園長先生、、、大変です　　　　　　　　朝から保育園の方に例の、椎名先生のブログの件で　　　　　　　　さくら組他　保育園の保護者の方から　　　　　　　　問い合わせの電話がひっきりなしに　　　　　　　　かかってきてるんです！ どうしましょう？！』​​​​​​​​​​副園長 片倉：『やはり保護者の目に入ったようですね？園長先生・・　　　　　　　ここは私に任せて・・　　　　　　　園長先生は梨之森と栗ケ丘の両園長先生に　　　　　　　緊急の園長会議を開くので　　　　　　　桃ノ木の学童の部屋までお越しい　　　　　　　　　　　ただくようお手配お願いします』『大田原先生？！　聞いてるんですか？　何をボぉっとなさってるの！　　あなたがしっかりしなくて　どうするの？！　あなたは学童の主任なんですよ！　夏野先生はお子さんの発熱で数日、　学童の子どもたち見れないんですから　ここはあなたがしっかり　　保護者の口を封じて子供たちも動揺しないように拘束するんです！　そうしなかったら学童どころか・・この桃ノ木保育園もろとも　地に沈むことになるんですからね？！』あの日・・・年長組から学童の部屋に戻ってきた俺は青い顔でトキヤの止血をしているザッキ～先生を横目でみていた。。「「ドブ川で・・子どもたちが石投げしてて、、、　　しゃがんで自分が投げる石を探してたトキヤの頭に、、、　　ケンちゃんの投げた石が当っちゃって、、、、　　　当たったとこが頭だから　　なかなか血が止まんなくて、、、　　　　これ、、、、、だいじょぶかなぁ・・・・」​海老沢園長：『あの事故は　　　　　　　　椎名先生が子どもをちゃんと見て無かった為に　　　　　　　起きた事故なの。　　　　　　　大田原先生はそこにいらっしゃらなかったんだから・・　　　　　　　絶対に保護者に　動揺した顔なんて見せないで？！　　　　　　　いいですか？　ここは私と片倉先生が　　　　　　　保護者を押さえますから・・・』　・夕方＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊学童の部屋にて初回の緊急保護者会は子どもたちの動揺を考え副園長：片倉が保護者のみ、その場所に集め簡素に行われることとなった。会見席に座ったのは桃ノ木の園長：海老沢と副園長の片倉。そして進行と筆記を務めたのは海老沢が信頼して桃ノ木の会計を預けている穂田鳴海だった。保護者A：『園長先生！　　　　　　ザッキ～先生が本人の意思とは無関係に解雇されたって・・​​　　　　　　それは本当のことなんですか？』​​保護者B：『ザッキ～先生の辞職理由、教えてください？！　　　　　　トキヤ君の件と何か関係があるんですか？　』​​​​​​​​​​​​​ううう・・・・・・・保護者会が始まるやいなやあの気丈な女帝：海老沢が突如むせび泣いた。。​​​唖然とする保護者たち・・園長：海老沢は　マイクをもった手を震わせながら心境を告白した。『皆さんが思ってらっしゃる以上に　私もそれを聞いて驚いているんですよ・・　ま さか。。。ま さかね？　わたしが信頼してひとつのクラスを預けてきた人間が　そーんな　ありもしないことをですね？　人目につくネットのブログに書いてるなんて・・・　あまりに悔しくて　今朝はご飯も喉を通りませんでしたよ』​​​​​『​恥ずかしいお話・・　私が学童始めた頃は　子どもたち、悪戯盛りで　誰も束ねられる大人が居なかったんです・・。　私の講義をとってる桃ノ木の大学生たちを子どもたちの指導員にと​​​　大学から連れてきたりもしたんですけど・・　女子学生などは学童の男の子にからかわれただけで辞めてしまったりと　本当にお手上げ状態だったんです。　でも、ご縁があって・・　椎名先生という。。　本当に子供たちのために親身になって尽くしてくれる先生と出会えて　私も高山先生も みなさん・・本当に良かったと　彼に感謝して　これまでやってきたんです。。　　それを　一方的に私が首を斬っただなんて・・　あまりに酷い仕打ちです・・』涙ぐみながらも　その弁舌には説得力が備わっていた保育園に幼い子供たちを預けてる保護者たち・・未来を夢見る保育士たち(桃ノ木大学に通う学生)相手に何百何千という演説を繰り広げてきた彼女にとって・・そんな　30人ばかりの学童保護者を前に心揺るがす演技をするなど容易いことであったのだ。知らず知らず。。。本来の目的を忘れ女帝の話術に飲み込まれる保護者たち・・。もはや大人たちだけの力では女帝の魔力に打ち勝つことは不可能だったのである。～つづく～​​​

ぼくとザッキ～が居たあの季節 Story73　断たれた復職

実録！学童ドキュメントさよならを言えなくてごめんね​​ぼくとザッキ～が居たあの季節【漂流編】​​​Story-73　断たれた復職いつの間にか私の部屋の片隅にはスーパーの出入り口などで入手してきたフリーペーパー、就職情報誌の束が毎週・・毎月のように物悲しく積み重なり・・​​行き場のない家の主の心を責め立てる長物のようにそこに存在するようになっていた。当たり前のようにふれあっていた子供たちの体温。。学童の部屋のにおいそれがいかに私の心の全てに成りえていたのかを？首を斬られてから半年・・いや１年。。無気力となった肉体を引きずりながら日々考えていた。もし自分が精神の強い成人男性であったなら・・しがみついていた一つの職を何者かに剥奪されてもすぐに次の職へと　方向転換することもできたのだろうか？しかしながら　私は　そんなに強い精神は持ち合わせては居なかった。これこそが　私にとっての　生き甲斐。。愛くるしい子どもたちの傍にいることが私にとっての　唯一の幸せであったから・・・。それゆえに割り切れぬ思いで退職させられた その場所へどうにかして戻してあげるからと一粒の期待を抱かせてくれた　板橋菊乃の言葉に私は　心をすべて委ねてしまったのだろう・・。だが　そうした　私の期待は菊乃からのラストメッセージによって砂のごとく吹き消されることになった。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆〝先生を子どもたちの元に返してあげたいそう思って　私は今日、海老沢園長に談判しに行きました。しかしながら　園長は一度降った駒を元には戻せない・・そう　私におっしゃったのです。ザッキ～先生・・力及ばなかった私を　どうか許してください何があっても　あの学童は　彼女の箱なんです。。私たちが何を言おうとも　変えることのできない 彼女の作り上げた原則と 方針で成り立ってるものなんです彼女の言葉それがすべてなんですよ・・ザッキ～先生・・　”なぜか私は　板橋菊乃に憤りを感じた・・心が荒んでいたせいなのだろうか？この人なら信じてもいい・・そう思った人に　唯一の希望を切り捨てられてしまった​​そんな風に　私はこの時思った。〝そんな結果になるならばどうして私を　子どもたちの元に返してあげるなどと私に言ったんですか！”私はどうしようもない心の怒りをLINEで送り・・それを彼女との絶縁札とすることにした。以降、板橋菊乃はもちろん・・学童関係のお母さんお父さんからのメッセージには一切応答することもしなくなり・・気がついたら　すぐ削除する。。そんな心になっていた。もう誰も信じまい・・​大人は誰も・・。世の中なんて　所詮は自分の身だけ助かればそれでいい、　　　　　　　そう思って生きてる人間ばかりの　淋しい場所なんだ​実際、私が窮地に立たされた時・・　傍にいた人間は誰も救いの手など貸してくれなかった。愛する者を奪われその上　一瞬の期待さえ信じてた人間から斬られた私にはもう絶望しか残ってなかった。​​～つづく～​​

ぼくとザッキ～が居たあの季節Story-72 女狐

​​​片倉：『園長先生！​​​​​　　　　ご覧になりましたぁ？！　　　　椎名先生の書いてらっしゃるブログ！！』海老沢：「一体何の話です？よしえさん」片倉：『園長先生が一方的に椎名先生を首になさった、　　　退職勧奨をおこなったと　　　ブログに書かれてるんですよ！』海老沢：「なんですって？　　　　　高山先生、ちょっとパソコン立ち上げて　　　　　椎名先生のブログとやら探してみてください」高山は副園長から椎名のあげているブログ名を打ち込み画面に　その日の記事が映し出された海老沢：「まぁ　まぁ　まぁ！なんて事を！　　　　　恩を仇で返すとは　この事を言うのねっ！​​　　　　　何て人なんでしょう・・椎名先生って方は！」片倉：『どうします園長先生？　　　　これを学童の保護者たちが見たら 　　　　この桃ノ木保育園にも傷がつきます』海老沢：「まったく・・どうしたものかしら・・・」パソコンの画面を覗き込み　うろたえる二人の前にまた　あの窓際の男・・事務長の穂田鳴海が薄笑いを浮かべながら魔の手を差し伸べた。『私にいい考えがあります　海老沢園長、すぐに保護者会をひらき　学童の子どもたちもふくめて　会見をひらくのです　何も本当の事など口にすることはございません　確か？椎名先生はボランティアで〝歌のおにいさん”とやらをなさってるとか？　それを利用させて貰いましょう・・フフフフ。。』～つづく～​​​​​​​​​解雇について〝​労働者が自分の意思で辞めるのと　雇い主によって一方的に辞めさせらるものは違う”以下、労働基準法・労働契約法より​​​​解雇は、労働者にとって大変重大な制裁です。簡単に認められてしまうと「労働者保護が不十分」ということになってしまいます。よって、判例（裁判所の考え方）を基に、労働基準法・労働契約法が、解雇の取り扱いを次のように定めています。解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を乱用したものとして、無効とする。 つまり、解雇が認められるのは、「労働者側に改善の余地がないほどの責任がある場合」などのごく限られたケースしかないことになります。しかし、逆に言えば、「労働者側に責任があることが客観的に証明できれば、合法的な解雇は可能である」ということになるのです。「もう明日からこなくていい！今日でクビ！」は「客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない」ので、解雇をすることは原則無効ということになってしまいます。よって、「今日でクビ」と言われた社員が出社してこなくなった場合でも、法律的に有効に社員の身分を失うまでは、会社は賃金等の保障義務が発生してしまうのです。会社からしてみれば、「クビにしたつもりの社員（しかも仕事をしていない）に賃金を払わなければならない」といった事態を招くことになるのです。景気が良い時代であれば、再就職先が容易に見つけられたので、辞めさせられる方は、理不尽だと思いながらも、次の仕事探しへと切り替えをしていたのですが、不景気のため前職と同程度の条件で再就職先を見つけることは非常に困難な状況となっているため、上記の「解雇要件」にある程度精通している者は（本人は知らなくても、周りの人間が唆す場合が多い）、泣き寝入りせずに法的な手段で訴えてくることが間々あります。そして裁判所が出す判決は「解雇無効」となるのです。そうなると解雇したと考えていたときから現在までの本来勤務していれば支給するはずだった金額だけではなく、その額と同額の制裁的な意味合いの「付加金」の支払いまでも命じられることになるのです。解雇に関しては、今までに数々の判例が出されているため、裁判に勝てるか勝てないかは、解雇の時の状況等を分析することで、簡単にジャッジすることができるのです。​​解雇は慎重に、専門家の意見を聞きながら行う必要があるのです。​​​​​

ぼくとザッキ～が居たあの季節 Story71 菊乃からのLINE

実録！学童ドキュメントさよならを言えなくてごめんね​​ぼくとザッキ～が居たあの季節【漂流編】​Story-71　菊乃からのLINE板橋まこは　育ちの良さが一目で分かる。。ちょっとおっとりとした性格でいて​気丈な一面も備え持つ。。和風プリンセス？そんなお嬢さんだった。まだ幼いのに　お話の仕方が天皇ご一家のまこ様のようなので私も　初めの頃は　お洋服汚したらいけない、川遊びもサンダルが汚れちゃならないと・・他の子以上に気を付けて見ていたものです。工作が好きだったね・・まこちゃんは。私が小麦粉を練ってモンスター作ってたらお母さんの誕生日が近いから私も何か作りたい、そういうのでチューリップを一緒に作ったっけ・・。それから　とちぎ海浜自然の家への旅行の時。。『リュックが重くてもうこれ以上あたし歩けない』ってダダをこねた事があったね(^-^;おそらく私が近くに居たから甘えれば何とか先生が持ってくれる、そう思って弱音を吐いたんだろうけど。。私はまこちゃんの中にある秘められた気丈な心を何となく分かってたからあえて助けなかった。涙をぼろぼろこぼしながら　こんなんだったら　来るんじゃなかったと。。そんな言葉さえ口走ったまこちゃんに　私はお母さんお父さんの話をした。「まこちゃんだけが大変なんじゃないんだよ。見てごらん　うしろ？みくるも　そうまも　華凛も・・　みんな　あんな小さい体で頑張って　この道をのぼってる。いつも　まこちゃんは一生懸命 日中働きに出てるお父さんお母さんの為に学童に来てみんなと生活をしてるんだよね？ここで　まこちゃんが　荷物が重いからあたしだけ帰るって言ったらお父さんお母さんは喜ぶかな？」私のこの言葉を聴いたとたん　彼女の目の奥がぴかって光ったんだ。そして　なにくそーって顔で　私と足並み揃えて食事休憩ができる　テントに辿り着くことができたんだ。この子なら頑張れると見極めた子にはあえて私は試練を与えさせていただいただけです。淋しいと思ってる子には寄り添いここをクリアしたら　もっとこの子は光れると見抜いた子にはそれなりに厳しく接することも・・。みんなには　先生がその子だけにエコひいきしてるように見えたかも知れないけど・・ちゃんとザッキ～なりに　あの大テーブルで君たちの性格や可能性をちゃんと見極めさせてもらってたんだよ。きっとまこは　私という大人に会うまで甘えれば何とかなると・・大人をうまく使ってきたんだと思う。だからね、何かの縁で彼女と出会った私としてはたとえ嫌がられても　何か彼女の力になるものを　その学年のうちに身につけさせたいと。。そういう思いで　言葉をかけたんだ。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆まこのお母さんとは　何かとっても自然にお話ができた。会った瞬間からね(*´ω｀*)こんなこと言ったら失礼かも知れないけど。。少女の心をもった大人の一人だったから・・まこのお母さんは(^^;『ザッキ～先生、桃ノ木大学のレノアール庭園の傍に蓮の花が咲いてる池があるのご存じですか？この時期　夜８時くらいになると　あの辺りに蛍がやってくるんですよすっごくきれいですから・・いっぺん先生も見てみてください』お迎えにいらした時に　いつも栃木の自然の素晴らしさをひとつ私にお話ししてくれた　おだやかなお母さん・・。それが板橋菊乃だった。当時の学童の影番？逢野聖文が 〝キヨフミ研究所の誓い” を書いてる時に目を細めながら『あら。。ずいぶんと厳しい誓約書ね？キヨちゃん　　　　　　　　　約束を破ったら爪をはぐの？こわーい』そう笑いながら 何十枚と書き綴った聖文のおそろしい誓約書を読んでいたっけ*****************************☆そんな子供の気持ちが分かるお母さんだったから・・私は　一部の可能性を　彼女にかけてしまっていた。。未だ私を求めて泣いてる子どもたちの元にこの板橋菊乃が戻してくれると。そうすることが　一番いい解決策だと・・。１​回目のLINEから​　さらに１０日ほど経過したころまた　菊乃からLINEが入った。そこには～つづく～​

ぼくとザッキ～が居たあの季節 Story70 無駄な期待

​​​実録！学童ドキュメントさよならを言えなくてごめんね​​ぼくとザッキ～が居たあの季節【漂流編】Story-70　無駄な期待思えば私は板橋菊乃の１本のLINEに​復職の期待をかけてしまっていたのかも知れない海老沢園長の性格を良く知っている彼女であればトキヤの両親へ謝罪させて貰う機会と　子どもたちのまつ　その場所への復帰をとりなして貰えるかも知れないと。しかし　市議会議員への駒を進めている海老沢園長にとってちょっとの汚点であれ　傍に置いておくことは出来なかった。私の期待は徐々に薄れ・・​現実へ引き戻された数か月もすれば園長が手切れ金代わりに私にくれた２か月分のお給料も　あっという間に底をつくだろう。。その前に何か別の仕事を見つけなくては・・・。毎週のように　スーパーの出入り口に設置されてるフリーペーパーを漁ってっは　自分の年齢でも出来る仕事を探した。そんな就職情報誌を眺めていても　やはり子ども相手の仕事に目が行ってしまう。。面接会場に行く際に通り過ぎる小学生の後姿を見るたびに置き去りにしてきた子どもたちの顔とダブってきて 切ない気持ちになった。特にトイレ行くにも私の手を引いてた聖文のことは凄く心配で・・大丈夫かな・・ちゃんと他の先生とうまくやっていけてるのかなと。。何度も思った。どうしてこんなにも特定の子の顔が浮かんでくるのかと思っていたら・・彼らが私の事を　まだ忘れられずに　居たからなんだね・・。あとあと　私は　それを知ることになった。